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nn5n: scp-1462 再生可能エネルギー資源
KeterSCP-1462 再生可能エネルギー資源Rate: 65
SCP-1462
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置換後および置換前におけるクロロフィル分子のモデル

アイテム番号: SCP-1462

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1462との接触時にはレベルAのハズマット装備の着用が義務付けられています。財団は収容において主に予防措置を行う役割に徹し、万一収容違反が発生した場合は、専属エージェントが市民指導者層に呼吸器保護の重要性を通達しなければなりません。未保護と見られる一般人は拘留し、感染の兆候があるかを検査する必要があります。全ての主要報道機関には、犠牲者に対するカバーストーリー「火災による死亡」を流布します。

既知のSCP-1462活性地域の付近では、SCP-1462感染の兆候についての定期検査が行われます。SCP-1462の真菌ベクターに感染した樹木は除去して根覆いをする必要があります。他の感染した標本は除去および破壊しなければなりません。感染した標本の遺骸は全て抗バイオハザード焼却炉で処理し、廃棄の前に漂白しなければなりません。真菌ベクターの胞子は耐炎性を持つことが証明されており焼却処理に耐えることができますが、漂白済みの灰には特別な取り扱い方は必要ありません。

説明: SCP-1462は真菌の胞子を介して伝搬される気中浮遊ウィルスの菌株です。真菌は樹木に対してのみ危険ですが、その胞子は植物と動物の両方にウィルスを感染させることが可能です。このウィルスは宿主の生体中に元来存在する体液を石油の類似物質に置換します1

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SCP-1462に感染した真菌

動物においては、この置換によって皮膚や肝臓の広範囲に慢性的なポルフィリン症の症状2が発生し、やがて多臓器不全や死に至ります。その後、骨格を除く身体の全質量が分解中に石油に置換されます。100%の致死率にも関わらず、標準的な抗ウィルス措置によって人から人への感染を防止することに成功しています。

植物においては、感染による色素の黒色化によってより完全に光を吸収可能となることで光合成の効率が向上するとともに、気孔の置換によって初期は放熱量やCO2吸収量の増加が起こります。しかしながら、感染した各植物はCO2の吸収中に微量のフェロモンの放出も行います。全ての感染した樹木では十分な飽和状態3に達すると、急速な気孔の閉塞とそれによる放熱性の喪失が起こります。この反応は樹木特有のものであり、他の感染個体では全く見受けられません。このウィルスは樹木以外の植物で利用するために作られたものであり、その動物や樹木への有害な影響は副作用であるとする説が有力です4

感染した樹木は必ず発火し、周囲の感染した植物群に火を放ちます。液化した動物の遺骸は多量の可燃性ガスや燃焼促進剤を発生させるため、感染地域では急速に燃焼範囲が広がります。燃焼により発生した気流が森林のより広い範囲へと徐々に胞子を拡散していくため、燃焼サイクルの最終段階では火災旋風が発生し、微粒子や真菌の胞子が元の2倍以上の範囲の大気中に拡散することとなります。

特筆すべきは、この燃焼サイクル1回あたりの拡散率が、地球が惑星規模でのSCP-1462の暴露と核の冬5の両方の脅威に同時にさらされるようになる程の量の微粒子と胞子を成層圏や対流圏へ送り込むと同時に、地球上で最大の森林を1年以内に焼き尽くすことが可能なほどであるということです。

付記: 最初の火災発生地域でのSCP-1462の発見と収容の後、倒壊した施設の地下一階から発見されたファイルの断片

研究日誌: 専属研究員ロバート・ドーピンズ
2013年1月24日- [解読不能]はウィルス工学部門におけるブレイクスルーだ。確実に核イオンをバナジウムに変換するテストバッチと理論の音を得た。まだ光合[解読不能]

2013年2月30日- ベクターの設計が行き詰まっている。全試験用キャリアが[解読不能]を低下させている。

2013年3月9日- [解読不能]置換を起こさず伝搬可能な真菌[解読不能]。胞子物質のテストが明日始[解読不能]。

2013年3月19日- これは非常に期待が持てる。ベクターの胞子に暴露した全植物は問題なく置換される!果実や根も同様だ。ガスのトマトにジャガイモ!ジャックが考えてくれたキャッチフレーズを使えなかったのはとても残念だったな。"ガスポンプにお金を使うのか?V8を燃やせばいいだろ!"は[解読不能]だった。

2013年4月12日- 我々は桃の木を失った。我々は後始末に丸一日を要したが、修理クルーが火災の被害を修復するまで[解読不能]は利用できないだろう。我々は今のところ根と蔓に対するテストを制限しているが、[解読不能]のより少ないものを[解読不能]。

メモ 2013年4月14日- Grow-Your-Own商品部門の広告テキスト案: バイオ燃料
お役立ち!新開発のGrow-Your-Ownバイオ燃料のパケットがあれば、どんな裏庭も バイオ燃料の再生可能資源へと変わります!目当ての植物*に振りかけるだけで、一週間のうちに自分だけのバイオフルーツを作れます!それをフードプロフェッサーやジューサーにかけてパルプを取り除けば、どのフレックス燃料車でも使える燃料の出来上がりです!

*GYOバイオ燃料のパケットは樹木に対して使用しないでください。

2013年4月18日- 検疫命令が出ている。みんな炭化水素中毒になっている。どっかのクソ野郎がバイオ燃料の人参を水筒か何か[解読不能]に入れていたに違いない。

2013年4月20日- [解読不能]中毒だ。みんなイカれてる。やっかいなことにベクターは動物に転移したベクターは[解読不能]。

財団の分析- 2013年4月21日以降のログは途絶えている。証拠は2013年4月24日に多くの人員が死亡したことを示している。現在立っている説では、燃焼サイクルによる桃の木の消失に次いで発生した真菌の胞子への偶発的な暴露の後、2013年4月26日に施設を取り囲む樹木が燃焼サイクルを起こしたとされている。テストに使われた桃の木が1ヘクタール分もあった可能性は低いことから、SCP-1462は非常に適応能力が高く、最初のイベント以降に燃焼期間の前により広く拡散できるようになったと考えられる。SCP-1462を管理していたGrow-Your-Ownコーポレーションの施設の更なる調査は、オリジナルサイトの深刻な被害により妨げられている。

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SCP-1462による完全な置換の結果

ページリビジョン: 4, 最終更新日時: 20 Oct 2018 11:01
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