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nn5n: scp-1509 復活の刃
SafeSCP-1509 復活の刃Rate: 123
SCP-1509

アイテム番号: SCP-1509

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1509は保管サイト-08の安全保管庫に保存されます。SCP-1509へのアクセスは実験または保全作業のみに制限されています。

SCP-1509によって小さな傷を負った職員は、直ちに現地の医療施設に報告を行い、その場で観察下に入ってください。傷から出現する全てのオブジェクトは医療スタッフにより収容されます。全てのSCP-1509-1実体は医療スタッフにより収容され、破壊されます。

SCP-1509によって負傷した全ての人物は、創傷が治癒し、SCP-1509の作用の説明を受けた所属の医師により解放許可証に署名がなされるまで観察下に置かれます。非財団職員がSCP-1509によって負傷した場合、一般社会に解放する前に記憶処理を行わなければなりません。

SCP-1509の誤った取り扱いまたは使用によって重傷や致命傷が発生した場合、被験者を受傷から30分以内に安全な医療施設に移動させてください。対象はSCP-1509の作用が終了するまで鎮静されて拘束され、その後に遺体は焼却されます。

このプロセス中に発生したSCP-1509-2実体は直ちに収容され、尋問が行われます。SCP-1509-2実体が暴力的に反応した場合、スタッフは直ちに実体を終了することが許可されています。尋問の後、実体はSCP-1509を監督するレベル2職員の裁量によって対処することが可能です。過去のSCP-1509-2実体は次のように対処されています。1, 即時の終了、2, Dクラス職員として雇用、3, 無期限の勾留、4, 記憶処理の後、一般社会に解放。

説明: SCP-1509はインドネシアのパラング (Parang) に似た刃付きの武器です。長さは63センチメートル、刃は鋼製で48センチメートル、厚さは最も厚い箇所で11ミリメートルです。刃の金属は部分的に錆びています。柄はオウムと推定される鳥の頭に似た形に彫刻されています。

その刃によって人間(以下、被験者と呼称)が傷つけられるまで、SCP-1509は異常特性を示しません。SCP-1509によって負った創傷は、異常な空間歪曲の影響を受けます。どのように傷を探った場合でもその深さは決定不能で、おそらく無限大であることが示されます。この現象は傷そのものを外側から検査した場合のみ発生します。被験者はこの異常による悪影響を受けず、医用イメージング上では異常性は発現しません。「傷」を貫通するような形で、その縁を越えた内側に置かれて放置された異物は全て消失します。

SCP-1509による傷のタイプに応じて、作用1509-1、作用1509-2と指定される2つの異常作用の一方が発生します。

作用1509-1は一般に、傷が四肢に与えられた場合や、傷の幅が7センチメートル以下の場合に発生します。最初の内は創傷の治癒は非常に緩慢ですが、傷からの流血は予想されるより遥かに少ないものとなります。

SCP-1509による受傷から3時間以内に、傷からは一度に1から15匹のイエヒメアリ (Monomorium pharaonis) の群れが放出されます。調査では、これらのアリは傷の中に出現し、一直線に開口部に向けて這い出してくることが示されました。しかし、アリの起源については判明していません。アリ自体はいかなる異常特性も示しません。傷からの脱出後、アリはできる限り早く被験者から離れることを試みますが、その理由は不明です。

作用1509-1によって傷から放出された全てのアリはSCP-1509-1実体と分類されます。

受傷から12-18時間後、傷は加速度的な治癒を始めて完全に塞がります。この時点で作用1509-1は終了します。

作用1509-2は胴、首、上腕、腿に幅7センチメートル以上の傷が与えられた場合に発生します。稀ですが、それ以外の部位でも傷が十分な大きさに達した場合には発生することがあります。

作用1509-1と同様に、一般に傷の治癒は非常に遅く、流血は通常の傷に比べて遥かに少ないものとなります。しかし、受傷から3時間以内に被験者は嫌な感覚を覚え始め、傷の内部で何かが動くような不快感を訴えます。続く1時間でこの感覚は強まり続けて鋭い痛みに変化し、通常の被験者はこれらの事態からパニックに陥ります。

被験者が痛みを感じ始めると、作用1509-2は最終段階に入ります。20から180分の時間をかけて、SCP-1509-2実体が1体、傷から蠕動運動によって無理矢理抜け出します。

SCP-1509-2は作用1509-2によって生成された人間の総称です。実体の身長、外見年齢、性別、民族などの外見的特徴は様々です。実体は一般に羊膜に似た薄い膜と透明な液体に覆われています。通常の作用1509-2の過程でのSCP-1509-2実体は、生きてはいますが意識はなく動かない状態で出現します。しかし、一部の実体は完全に意識を保った状態で現れ、脱出過程を速めようとします。傷からの脱出後には、このような実体も意識を失います。

この過程で傷は大きく拡大され、被験者に極度の苦痛を齎します。SCP-1509-2実体は脱出過程の間に異常な柔軟性を示し、傷の大きさが身体の大きさに対応しない場合でも抜け出すことが可能です。

作用1509-2は被験者に対して例外なく致命的です。被験者がこの過程による巨大な外傷から生存したとしても、彼らは直ちに意識不明に陥り死亡します。

SCP-1509-2実体は解剖学的、遺伝的に通常の人間と同一です。各SCP-1509-2実体は被験者のよく知る人物の中で、過去30年以内に老衰以外の原因で死亡した人物と同一の遺伝子を持ち、同一人物であることを主張し、同一の記憶を保持しています。

SCP-1509により受傷した被験者が殺人、故殺など人の死に直接責任がある行為を犯していた場合、生成されるSCP-1509-2実体は典型的に、その被害者の内の一人です。

自身の死の後、傷から脱出して意識を取り戻すまでの間の記憶を保持していたSCP-1509-2実体は存在しません。

補遺: SCP-1509は骨董品収集家███████ ███████の個人コレクションから回収されました。彼はこれをインドネシア、██████の発掘現場から収集したと見られています。彼の語った情報と財団による独自調査から、SCP-1509はイスラム化以前のインドネシアに存在した未知の社会の一つにおいて、殺人者に対する刑罰として用いられていたと考えられています。SCP-1509の適用には厳格なルールが存在しており、その使用は犯罪者、または老人や重病人のボランティアに限られていました。この社会はおそらくSCP-1509の利用の結果として、アリとオウム、死と復活の概念の間に強い関連性を抱いていたと考えられています。

ページリビジョン: 3, 最終更新日時: 12 Nov 2016 08:02
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