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nn5n: scp-2171 秋の羊飼い
EuclidSCP-2171 秋の羊飼いRate: 50
SCP-2171
SCP-2171.png

LOI 2171-03にて、初期の後処理作業中に観察されたSCP-2171

アイテム番号: SCP-2171

オブジェクトクラス: Euclid Safe

特別収容プロトコル: SCP-2171の影響を受けるすべてのエリアは、個々の場合によって恒久的なビデオ監視または植物部門の監督、或いはその両方を実地します。

SCP-2171により発生した事例は総じて植物分析の対象となり、必要に応じて収容部隊ρ-6(''グリーン・ゲール'')の人員により実施される環境エンジニアリング・オペレーションによって修復されます。

季節的な秋の期間およびすべてのSCP-2171-1実体が出現するまでの期間において、SCP-2171の影響を受ける地域は民間人の進入が禁止されます。

説明: SCP-2171は特定の地域(以下”エリア”とする)の範囲に根ざしたすべての落葉樹の落葉により引き起こされる季節的な現象です。1一般的に秋とされる期間に葉が落ちると、 すべての落葉樹が完全に落葉するまで、エリア内の落ち葉の塊は周辺の天気の影響を受けません。 SCP-2171の影響を受ける葉はゆっくりと滑るように移動し、さまざまな幅の''ウインドロウ''2を形成します。 これらのSCP-2171によるウインドロウは、最終的にSCP-2171-1を形成することになります。

SCP-2171-1は、完全にSCP-2171の影響を受けた葉で構成された人型実体であり、SCP-2171のウインドロウを''誘導''するような行動を取ります。 SCP-2171-1実体は破壊されやすいものの移動が可能であり、確実に相性の悪い気象条件下でも影響を受けません。 SCP-2171-1は、さまざまな言語での発話(付録2171-02を参照)を含む可能性のある反復的な発声を行い、エリアSCP-2171の周辺の樹木枝に乾燥した葉をつけたり境界線となる木々の間へ葉を並べたりすることもあります。

これらの行動を考慮すると、SCP-2171-1は現在のところ知性を有していると疑われています。しかし、SCP-2171-1は成長する元となったSCP-2171のウィンドロウの完全性が何らかの形で損なわれた場合にのみ反応します。

SCP-2171-1は、SCP-2171のウインドロウのその反応にははるかに低いピッチでのさまざまな発声(付録2171-02を参照)、自身と関わりのあるSCP-2171のウインドロウから葉の塊を引き出すことによる著しいサイズの拡大、SCP-2171の影響を受けた葉で妨害対象を厚く覆いつくそうとする持続的な試みといったものが含まれます。 一度覆われると対象は消滅し、対象と同量の落ち葉に置き換えられます。

SCP-2171による異常性は、基本的に2、3日間の連続的な活性の後に消失します。

付録2171-01: SCP-2171による影響を受ける場所の環境状況
報告書内でSCP-2171の影響を受けるエリアはLOI(=Locations of Interest)と表記され、番号別で管理されます。

特別調査報告書 SCP-2171


To: エリア-08のRARP3と記録担当職員、セキリュティレベル5の関係者
From: ρ-6フィールド・コマンダー
Ref: SCP-2171の異常性による環境への影響

SCP-2171の影響を受けたエリアを長期的に分析したところ、SCP-2171は影響を受けるエリアで予期せぬ異常性を引き起こすと推測されることが確認されました。
内容は以下の通りです。

  • 以前に存在していた動物相と植物相の局所的な劣化 この劣化は、LOI-2171の動物種の固有集団におけるSCP-2171-1の影響のために起こる可能性が最も高く、影響を受ける多くの場所で生物多様性が失われています。
  • 起源の不明な異常植物の出現 [データファイル - 更新完了](SCP-2171関連の種をまとめた包括的なリストについては、文献2171 /ρ-6-10を参照のこと。SCP-2171発生に関連した異常植物生態の基本的な参考文献については補遺2171-02を参照)
  • 局所土壌の漸進的置換 エリアの母材に不適な物質が現れる傾向があります。これらの物質の中でも、様々な方解石および石英由来の結晶が多くの場所で共通して出現します。これらの物体は独自の異常性を示しません。
  • SCP-2171の影響を受けた地域に他の異常な活動が発生しないこと 歴史的に局所的異常現象の影響を受けてきたLOI-2171に関する財団記録によると、当該異常活動はSCP-████とSCP-████を除いてSCP-2171の影響を受けたすべての地域で完全に消滅しています。これは原因不明の問題であり、SCP-2171の収容とこの異常性の有効活用の可能性を探ることがRARP(エリア-08を拠点とする)の優先事項です。

これらの異常性に対処するために、SCP-2171の特別収容プロトコルが調整されています。

付録2171-02: 記録されたSCP-2171-1からの発声(抜粋)

SCP-2171-1実体とその発声は再発生し続けます。 SCP-2171-1の発声の録音は通常、がさがさした葉の不明瞭な音として録音されます。したがって、このログはフィールドエージェントが聞き集めた発話で完全に構成されています。

SCP-2171-1-004

場所:LOI 2171-03(ミゲルサーブ公園、スペイン・ウエスカ) 異常な植物は検出されなかった。

言語:対象はファブラ(アラゴン語の方言)を話します。

メッセージ:「とても良い。ここはとても平和だ。差支えなければ、しばらくここにいてもいいだろうか、愛しい人よ。貴方は母親の方へ寄ってくれ」

対象の説明: 対象は座るように出現します。 対象が1分間座ってから前方に倒れるとプロセスが進行します。 より小さく寡黙なSCP-2171-1が先に存在していた対象の隣に出現し、対象へ横にひざまずいて相互作用します。 元よりいた対象の変化パターンです。

SCP-2171-1-019

場所: LOI 2171-009(ホルトバージ国立公園、ティサ湖の岸辺、ハンガリー) 異常植物には、運動性のある4黒い花と、揮発性物質の嚢に高度なアレルギー性のある針状の雄しべをつなげることで、推進剤として働かせる数種類の蘭種があります。

言語: 対象は旧ハンガリー語で話します。

メッセージ: 「あぁ!踊ってる奴らは良いなぁ!」

対象の説明: 対象の姿は後方から歩いて弓矢で狙い、射撃する若者に似ており、明確にウインドロウを攻撃しています。

SCP-2171-1-020

場所: LOI 2171-013(アブルッツォ国立公園、イタリア) 異常植物には、3本から20本のグループで円形に根付く傾向があるカツワツ科の樹木があります。 幹は非常に急速に成長し、メッシュ状のネットに似た柄を形成し、構造的に安定した大きな円筒状配列を形成します。このようにして作られた構造物は樹木が死んだときに腐敗し、300m程度の石化した木材の大きな上部構造を迅速に残した後、成長速度を通常のレベルまで低下させます。これらの構造は、窓、バルコニー、門、階段を規則的な位置に配置しています。

言語: 対象はエトルリア語で話します。

メッセージ: 「彼らは空を突き刺す。あなたの奇妙な空の下で、私たちの偉大さを証明する唯一の証である」

対象の説明: 対象には、大きな巻き物といくつかの未確認の楽器を所持します。

SCP-2171-1-055

場所: LOI 2171-011(氷河国立公園、マクドナルド湖に近い高台、アメリカ) 異常植物には、月明かりのある夜間に開く花弁を持ち、その花弁の内側が反射率の高い物質で覆われている陸生ヌーファル種が含まれます。

言語: 対象はアメリカ英語で話します。

メッセージ: 「とても美しく、私の健気で愛しいチカ(原文ママ)!小さな真夜中のバラのようで…血と緑のオパールのようで…(対象は10〜13秒間静止)行ってしまったら、寂しくなるだろうな」

対象の説明: 対象は右側を向いてウインドロウに横たわっています。発声直後、対象は腕を右側へ動かし、不可視な物体を撫でています。

SCP-2171-1-071

場所: LOI 2171-090(ドイツ[編集済]刑務所の孤立した枯れオーク) オークは毎年枯れ葉を生成します。

言語:対象はモサラベ語に似た言語で話します。

メッセージ: 「私は彼を愛しました。私は彼を愛していました。なぜ彼は離れましたか?なぜですか?なぜ彼は離れる必要があったのですか?世界なんかどうだっていい、私は彼だけが気がかりで…なぜ彼が他の中庭に行く必要があったのですか!?(原文ママ)あなたは彼の友人…彼は聞いているでしょう!彼を取り返してください、ミゲル。私に彼を戻してください!」

対象の説明: 対象は10〜13分間泣き、サイクルのラスト53秒間にメッセージを発声します。

SCP-2171-1-105

場所: エージェント████ ██████が ''ミゲル・チェルバート''(要注意人物███-███-███)の疑いのある人物の住居へ夜間襲撃を行った際、不意にウインドミルを相互作用させ対象がエージェントに発見されました。エージェントがそのエリア周辺から引き揚げようとしたとき、対象は次のメッセージを発声しました。エリアはLOI-2171-139(スペインのオルデア・モンテ・ペルディード国立公園内にある森林の一部)に再分類されました。 LOIは現在、植物分析を受けています。

言語: 対象は、後に低級パラキア語として識別された言語を話します。

メッセージ: 「私たちは常に冷気を感じる、太陽は今はいない。冷気の下には雨があり、影があり、雪がある…我々は住まいへ帰ることはないだろう。私たちは属していない。歌わない、手も叩かない、私たちの声は強く、太陽を飲み、切断されたために私たちの口は閉じた。それは崩壊させ脆い骨のように弾ませた。朽ちて腐り昆虫や回虫や泥に食われたなら、だんだんとだんだんと次の秋になるかもしれない…しかし、私には気を配って。私は"私たちが貴方たちの場所へ先生自身を連れ込もうとしていること"を警告しに来た」

対象の説明: この時点以降、対象は繰り返してメッセージを発します。エージェントは対象が対話しようとする試みに応じないと確信し、エリアからさらに離脱しました。

SCP-2171-1-107

場所: LOI-2171-139の調査中にSCP-2171-1実体が検出されました。多数のSCP-2171-1実体が存在していたため、チェルバートの潜伏場所への以前の襲撃は中止され、収容部隊ρ-6(“グリーン・ゲール”)が配備されました。

言語: 対象は、後に高級パラキア語として識別された言語を話します。

メッセージ: 「感情です、ミゲル。感情は、環であり、緒であり、鎖。必要に迫られたのであるならばそれを利用するために、感情自体に縛られたならそれを捨て去るために、私たちは強くあらねばなりません。例を挙げましょう、あなたが大陸を他のものから裂き、ばらばらにしてから滑らせ、雲海の上の帆走を想像するなら、どうやって開いて分離しましょうか?(対象は3秒間静止します)憎悪ですか。それでどのようにして一緒に連れて行くのでしょう?(対象は13秒間静止し、笑います)たいへんよくできました」

対象の説明: 対象はパラスの教師の伝統衣装のような服を身に着けているように見えます。5

ページリビジョン: 24, 最終更新日時: 07 Feb 2017 12:23
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