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nn5n: scp-2461 余波と名残と
SafeSCP-2461 余波と名残とRate: 88
SCP-2461

アイテム番号: SCP-2461

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: ██████████博士及びその他SCP-2461調査チームの事故死の後、SCP-2461内部への更なる調査はO5評議会全員の賛同無しには行われない事となっています。SCP-2461の諸々の残留物は武装収容サイト2461にて厳重な警備収容下に置かれる事になっています。SCP-2461への接近はO5評議会全員の賛同無しには許可されません。武装収容サイト2461にて取り置かれる盗難防止対策は規約999-2461-ガーンズバック1と分類されます。SCP-2461諸物品の盗難を防ぐため、致死性の武器の所有が認められています。


説明: SCP-2461は████年██月██日の墜落現場から回収された一連の人工物です。


SCP-2461-A: 直径約45メートル、高さ約10.5メートルの円盤状の機械です。当機の外部は電波吸収体で覆われています。入口と出口は当機の中央下部に拡縮可能な戸口があり、それぞれに梯子、エレベーター、屋根付きの重力リフトが付けられています。

当機の内部は3つの階層に分けられ、各階層は内部で約3メートルの高さです。最上部の階層(デッキ1)は司令部、観測ドーム、ナビシステムが含まれており、指揮と操縦に充てられていたと見られます。第二階層(デッキ2)はエンジン、電子機器、飛行制御装置が含まれ、機関部と電子機器に充てられていたと見られます。また当階層には調理室や仮眠室を含んだ小規模な居住区画が設けられています。第三階層(デッキ3)には残りの電子機器と飛行制御装置が入っていますが、階層のほとんどはドーナツ型の燃料タンクで構成されており、構成不明の約4万リットルの液体燃料が入っていました。本報告書作成時点では、タンク内に1万リットルの燃料が残されています。

当機下面には半球型の隆起が6体、円盤を囲むように等間隔で円周状に配置されています。各半球型の殻は200 MW 域のX線レーザー砲座になっています。照準及び射撃は各々デッキ1の中央砲撃指揮所で行われるか、またはデッキ3の各砲座で個別に行われていました。

また当機下面には3本の突起が等間隔で組み込まれており、これらを伸ばし着陸する事が出来たようです。


SCP-2461-B: SCP-2461-Aの内部で発見された10体のSCP-2461-Bを、SCP-2461-B1からSCP-2461-B10とします。本報告書作成時点で、7体のSCP-2461-B(B1からB7)が実験または事故を通じて破壊されており、3体を残すのみとなっています。

SCP-2461-Bは高度に洗練された合金鋼で構築された、外骨格型強化装甲戦闘服です。回収前、その各々はSCP-2461-Cがそれぞれ着用しており、個々の着用者の身体特性に合致するようになっていました。実験により明らかになった所では、SCP-2461-Bは使用者の力を増幅させ、その装甲板は小火器類の発砲を .50BMG弾2すらはね返し、また内部に納められた機構は極めて真空に近い状態においても着用者の長時間の生命維持が可能です。


SCP-2461-C1からC12: 元はSCP-2461-Aを操縦していた、12体の焼死体(内男性11名、女性1名)です。現時点ではSCP-2461-Cのうち身元が確認出来た者は居ません。初期の墜落現場回収作業の後に行われた検死作業では、そのうち10体は全て[削除済]により殺害されたものと示されました。


SCP-2461-D1からD10: 元は各SCP-2461-Bの外殻部に付けられた革製のホルスターに入っていた道具です。これらのうち8個(SCP-2461-D1からD8)は墜落により修復不可能な程に損傷しています。動作可能な物のうち一個はその後実験の過程において破壊され、現存している物はただ一つです。

SCP-2461-Dは150 kW 域のX線レーザーピストルです。グリップの真上にある球根状の膨らみにレーザー出力装置が収納されています。この武器の並行型銃身は人工の酸化アルミニウム結晶で出来た六角形のプリズム状をしており、出力装置側から4インチ(10.16 cm)伸び、放熱版兼銃身覆いに包まれています。この武器はグリップ内に収納された電源パックを交換するか、もしくは交流125 V で再充電が可能です。


SCP-2461-E1からE4: 4丁の200kW域のX線レーザーライフルです。 その内部構成は電源パックがトリガーガードの前方部にマガジンの様に取り付けられている事を除いてSCP-2461-Dと似通っており、銃身はウォールナット製3のフォアグリップが付けられ、銃身の長さは12インチ(30.48cm)で、同じくウォールナット製の銃床の内部にはレーザー出力装置が収まっています。


SCP-2461-FからZ: [保安規約999-2461-ガーンズバックの下に削除済]


SCP-2461-ALEPHからHE:4 [保安規約999-2461-ガーンズバックの下に削除済]


補遺: 初期回収の経緯 SCP-2461-A(及び内部のその他全人工物)は████年██月██日の██州██████にて当初回収されました。初期回収作戦は████████付近の人員により行われ、その後合衆国政府の████████に保管されました。████年██月██日にボウ委員会の許可に基づき人工物はSCP財団のサイト2461に移され、委員会の解散以降はSCP財団の管理下に置かれたままになっています。

████年██月██日、世界オカルト連合の代表者がSCP財団当局に接触を図り、SCP-2461に関する人工物の『歴史的にして文化的な重要性』を啓発するために、SCP-2461に関する人工物の管理をGOCの保護下に移す要求がなされました。本報告書作成時点では、移送に関する計画は何ら立てられていません。

補遺:

SCP-2461-A回収において内部の様々な所に下記のスローガンが落書きされているのが発見されました。

ドイツこそ全て!

アメリカに制裁を!英国に制裁を!国際連合に制裁を!

様式化された二本の稲妻があり、後にナチス親衛隊(SS)シンボルに使われたルーン文字と確認された。

リボンが刀身に巻き付いている剣のシンボルが描かれ、外側に『ドイツ国アーネンエルベ5』という文字の書かれた落書きがなされていた。


SCP-2461-VAV:6 SCP-2461-VAVからVAV4は墜落時にSCP-2461-Aに乗っていた世界オカルト連合の工作員4名(内男性3名、女性1名)の焼死体です。本報告書作成時点では、これら工作員達の身元は不明です。

現場検証による再現では、墜落時、これらのうち2人(VAV3とVAV4)はデッキ1にある司令部へと続く廊下に、SCP-2461-DとSCP-2461-Eで武装した状態で居たと示されました。他の2人(VAV1とVAV2)はSCP-2461-Aの司令部で操縦席と副操縦席に着いていた状態で発見されました。2人のSCP-2461-C(C1とC2)もまた、この傍らにそれぞれ頭を150 kw 域のレーザーピストルで撃ち抜かれた状態で発見されました。


SCP-2461-Aの操縦席フライトレコーダーより転写。

発言者不明: 「テメエのを突っ込んでしゃぶってろクソ野郎!」

争う物音。

C-1: 「愚かな。勝てるとでも本気で思っていたのか?貴様は人間。我々は神話の神々になったのだ。」

VAV-1: 「こっちはマジで!(首を絞められる)お前らのっ!(苦痛の叫び声)プレーに飽き飽きしてんだよ!」

再開される争う物音。サーボ群が唸る。

C-1: 「貴様は負けたのだ。たかが人間の腕力では我々の鋼の力には敵わん。貴様の故郷が燃える時だ、その時…」

発砲音。ごく短い間隔で二発分。

VAV-1: 「…テメエをイカせるには十分だったな。」

VAV-2:「UFOを食い止めましょう、大尉。」

VAV-1: 「マニーとウィー・ウィリーは?無事なのか?」

VAV-2:「彼らは私達と同時に行動を起こしました。今は通路を確保し敵と向き合っています。」

VAV-1: 「良し。ではすぐにこの悪魔の機械を転回出来るか見てみよう…」

長く無言。

VAV-1: 「クソッ」

VAV-2:「分かりましたか?」

VAV-1: 「飛行制御コンピューターだ。この乗り物を空に浮かすために、きっとコイツが秒間一千回もの計算を行っている……それでパスワードを要求している。パス知ってるか?」

VAV-2:「いえ。ああもう。どうします?」

VAV-1: 「これに大西洋を渡らせる事が出来ない。もしこの畜生の…怪物が…悪しき者達に捕捉されてしまったら…我々の国はやっと自身で立て直している所なんだ。破壊任務を実行し果たす事が…」

VAV-2:「なりませんね。少し時間を下さい。このコンピューターをどうにか…」

VAV-1: 「少し待とう。マンフレッド、行くぞ。」

長く無言。

VAV-1: 「それで何か出来るか。神と共にあらん事を。」

VAV-2:「戦況は思わしくありませんか?」

VAV-1: 「ウィルヘルムが死んだ。マンフレッドももう…」

爆発。発砲。

VAV-1: 叫ぶ。「もう時間が無い!」

VAV-2:「それではプランBで。」

VAV-1: 「ああ。」

VAV-2:「フリッツ、そこに収まるのは思い上がりのドイツ野郎の尻よりあなたのが余程いいですよ。」

VAV-1: 「俺も同じ事思ってる、この戦友・石頭女。」

記録終了。


████年██月██日、GOCよりSCP財団O5評議会へ送られた文書。

関係者各位の皆様へ

世界オカルト連合最高司令部はつい先頃、GOC排撃班アルファが貴殿らの組織の管理下にあるという言伝を受け取りました。貴殿らがこれら歴史的な遺物を維持しておられた事に最大限の敬意と謝意を表しつつ、我ら連合に彼らの遺体と人工物をお返し頂くよう心からお願い申し上げる次第です。

排撃班アルファは第二次世界大戦を機に世界オカルト連合で初めて組織された排撃班でありました。彼らはSS・アーネンエルベとトゥーレ協会7に何年もの間立ち向かい、かの戦争におけるナチス政権消滅後に世界へのオカルト知識の拡散を防いだのみならず、オカルト世界におけるドイツ人の信望回復にも功績がありました。

確かに、九百万人ものドイツの無辜の民の死に加担した我々の罪は早々拭い去れるものではありませんが、それらは以下四名 –– ハンス・フリッツ指揮官、ウィルヘルム・ヴァイス中尉、マンフレッド・シュローダー軍曹、ダイアナ・ウーフロスト特殊諜報員 –– の勇気と犠牲を軽んずるものでは無いとする所存です。

また確かに、組織の初期の歴史においては1951年の『マッカーシー・トルーマンUFOスキャンダル』への恥ずべき関与を含め、悔い改め償うべきものがある事は深く理解しております。

敬具

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事務総長 D.C.アルフィーネ
国際組織 世界オカルト連合

ページリビジョン: 2, 最終更新日時: 12 Feb 2016 19:45
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