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nn5n: scp-2468 怪我をした子供
KeterSCP-2468 怪我をした子供Rate: 44
SCP-2468

アイテム番号: SCP-2468

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2468はランダムな間隔で転移するため、この現象を完全に収容することは不可能となっています。SCP-2468が転移した場合、周囲のエリアを閉鎖して収容チームによる隔離を行い、周辺で民間人の活動がある場合はカバーストーリーを流布しなければなりません。閉鎖が完了した後は、SCP-2468が閉鎖区域に残る時間を最大化するため、SCP-2468が発見されたその日から少なくともおよそ55キログラムの生の新鮮な肉をSCP-2468の効果エリアに週に1度運び込むこととします。SCP-2468が消失した場合、ただちに報告がなされなければなりません。

説明: SCP-2468は人間の子供に似た実体で、報告されたすべてのケースにおいて9歳から10歳の年齢の外見をしていました。この実体の外見は非周期的に変化しますが、常にさまざまな原因による傷を負っています。頸部圧迫、鈍器による頭部の外傷、またさまざまな重さのあざがその他の例よりも多く見られるようです。

SCP-2468は都市部の公園や町の広場のような、人が多く開けた場所に出現する傾向があります。また実体は以前に捕獲が成功した場所を再び訪れようとする傾向を示しています。

SCP-2468の行動はすべての事例において一貫しています―実体は胎児のような姿勢で床に横たわり、さまざまな言語で助けを求めてきます。記録された言語には、英語、スペイン語、ロシア語、スワヒリ語、ヘブライ語、ドイツ語があり、現在いる場所に応じた言語を使うようです。SCP-2468から35センチメートル以内の距離に入ると、有機的なオブジェクトは未知の力によっておよそ2メートルの高さに持ち上げられ、SCP-2468とともに完全に消失します。SCP-2468の実体はおよそ2分後に元のエリアに戻ってきます。SCP-2468が消失し戻ってくるまでの間は、当該エリアにはなんらの異常性も見られません。試験ではSCP-2468はGPS追跡装置や無線カメラなどのあらゆる電子装置を無効化することが確認されています。回収された電子機器は水による損傷を受けており、それは防水機能のある機器においても同様でした。

SCP-2468はこれまでに16名の個人の消失に関わってきました。そのうち4名が帰還しました。その4人すべてが、消失前と比べておよそ55キロ以上の体重を失っていることが判明しました。すべての被験者は緊張状態で発見され、2名は質問を受ける前に死亡しました。

SCP-2468は人間を捕獲しようとしているように見えますが、55キログラムの重量を持つ肉ならばどんなものでも受け入れるようです。エリアに置かれた生で新鮮な肉は異常な性質を持ち、冷凍されたものや調理されたもの、あるいは死肉よりも長く鮮度を保ちます。有機的なオブジェクトと接触していない無機的なオブジェクトはSCP-2468の影響を受けません。

SCP-2468はニューヨーク州の███████の街において19██年に起こった一連の失踪事件で初めて財団によって発見されました。財団がこの事件に注目したのは、██████ ████という名のホームレスの女性が一人の子供に近寄った後、複数の証人の目の前で消失したことが報告されたことからです。████は後日、町の公園で緊張状態で発見されました。財団は被害者を尋問した後に彼女とすべての目撃者にBクラス記憶処置を施し、収容と調査のためにSCP-2468の周辺を閉鎖しました。その発見以来、SCP-2468は35回の移動を行い、現在はオハイオ州の[編集済み]に位置しています。

回答者: D-2468-6

質問者: サンフォード博士

序: D-2468-6はグエン博士の実験行程においてSCP-2468の現象を生き延び、インタビューが可能なほど生存した最初のDクラス職員です。

<記録開始>

サンフォード博士: SCP-2468に近寄った後、何が起こったのですか?

D-2468-6: お、お……俺は何て言ったらいいかわからんよ、博士さん。これまであんな目にあったことは一度だってねえんだ。

サンフォード博士: とにかく言ってみてくれませんか?

D-2468-6: [被験者は周りを見渡し、大きなため息を吐く。] わ……わかったよ、先生。やってみるさ。まず俺は、まるで……落ちたように感じた。あれだな、スカイダイビングみたいな感じだ。その後俺は、落ちるんじゃなくて上がり始めた。何秒かして、俺はまた落ちた、そこは地獄みたいに暗かった、それで俺は突然……なあ、胃袋の中のプールに落ちたことなんかあるかよ? 俺はそこに落ちたんだよ。

サンフォード博士: 水のプールに落ちたのですか?

D-2468-6: あれは……あれは水じゃなかった。あれは水とは思えなかった。あれは何かの間違いとしか思えなかった。俺は歯の間に釣り針が引っかかってることに気付いたんだ。

サンフォード博士: ……釣り針?

D-2468-6: ああ。釣竿の先につける、あの曲がった金物だよ。そいつはめちゃくちゃデカくて、俺の頬まで引っかかってたんだ。

サンフォード博士: あなたの身体には外傷はなかったようですが。

D-2468-6: し……知ってるさ、だが確かに引っかかってたんだ。神に誓ってもいい。

サンフォード博士: 信じますよ、続けてください。水に落ちた後に何が起こったのですか?

D-2468-6: そのとき……息ができなかったんだ。息をしようとしたんだが、水を吸い込むばかりだった。喉が焼けるようだった。そいつはまるっきり塩水みたいだった。それは熱くて圧倒的で、俺はまるでクソッタレの塩に犯されてるみたいだった―その味が口中に、鼻の中に、胸の中にまでよ―[被験者は非常に動揺し始めました。インタビューは延期され、後日再開されました。]

D-2468-6: こないだは悪かったな、博士さん。

サンフォード博士: 大丈夫ですよ。続けましょう、次に何が起こったのですか?

D-2468-6: ああ。俺は……そう、俺は息をしようともがいた、そして連中を見たんだ。

サンフォード博士: 連中とは誰のことですか?

D-2468-6: 釣竿を持ったクソッタレどもだよ。連中は……そこに3人の連中がいた、一人は他の二人よりもかなりデカかった。連中は手と足のあるデカい魚みたいだった。連中は身体中にオレンジ色のウロコがあったが、足だけは緑色だった。連中は……その中の一人―小さい方の一人が―俺をその顔の前に持っていった。俺はそいつの頭と顔を見た―[被験者は大きく深呼吸をする。]―ああ、とんでもなく醜い顔だった。

サンフォード博士: ……記録しました。次に何が起こりましたか?

D-2468-6: それは……そいつは俺を揺さぶり始めて、ぞっとするような声を上げた、そして俺をデカい方の奴に見せたんだ。そいつは……そいつは俺をちょっと見て、そしてそいつは―そいつは俺を水の中に投げて戻した―水だか空気だか、とにかくそこに投げたんだ。

サンフォード博士: そこが我々があなたを見つけた場所ですね?

D-2468-6: ああ。次に気付いたら、俺は肺が飛び出るくらいに咳き込んでて、あんたたちの一人が助けに来てくれたってわけだ。

サンフォード博士: わかりました。それですべてですか?

D-2468-6: あ―その―いや。あいつが―大きな方だ。あい―それが俺を投げて戻す前に、何か言ったんだ。

サンフォード博士: 彼は何と言ったのですか?

D-2468-6: 「こいつは肉付きが悪いな」って。
<記録終了>

結: D-2468-6はさらなる調査のために留置されました。
非常に、非常に興味深い。この実体と接触してみたいものだ。 - グエン博士

補遺-2468-2: D-2468-6のインタビューの後、安全主任のH█████の承認を得て、グエン博士はSCP-2468に供給される肉に友好と接触の意思を表したメッセージを刻印したステンレスの板を添えました。すべてのメッセージはSCP-2468によって拒絶されました。3度のメッセージを拒絶した後、実体は現在の位置に転移しました。グエン博士はこれ以降、さらなるメッセージの送信を禁止されました。

ページリビジョン: 2, 最終更新日時: 14 Oct 2016 09:19
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