nn5n Foundation
Branch of SCP Foundation
nn5n: scp-2847 大禹、偉大にして不死なる王
EuclidSCP-2847 大禹、偉大にして不死なる王Rate: 41
SCP-2847

アイテム番号: SCP-2847

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2847-1の性質のため、サイト144が周辺の確保のため建設されました。

SCP-2847-2は対象の周囲に建設したヒューマノイド収容用セルに収容します。常に2人の職員にモニターされます。職員はサイト143と144の両方の司令官に指示された場合を除き、収容セルに入ってはいけません。

サイト143への輸送に続き、SCP-2847-3は常にファラデーケージに収容されます。SCP-2847-3へのインタビューは収容の内部で行われます。

現在、SCP-2847と関連実体に関する全ての実験は無期限に延期されています。

説明: SCP-2847-1は中国の河南省███にある地下湖です。当初サイト143がSCP-2847-3にコンタクトを受けた後に発見され確保されました。

SCP-2847-1は6000m2の面積を持ち、深さは推定2100mです。SCP-2847-1の内容物は、外見は水ですが、SCP-2711に影響された水体と同様の鉄に似た物理的性質を持ちます。

SCP-2847-2は遺伝的には漢族の男性に似たヒューマノイド実体です。SCP-2847-2は生きており応答可能ですが、理解可能な言語を発せません。この実体の左腕と下半身はSCP-2847-1に埋まっています。6cmの7つのベリリウムと青銅の合金の釘が実体の脊椎に埋め込まれています。

SCP-2847-2はどのような形の食物も必要とせず、睡眠を必要としている兆候も示していません。重度の栄養失調の兆候を示しているにも関わらず、全体的な状態は悪化しているようには見えません。

最新情報: 16cm長の鉄製の針がSCP-2847-2の左手に保持されているのが発見されました。このオブジェクトの性質はSCP-2711と似ており、これがSCP-2847-1の状態の原因であると論理付けられています。

SCP-2847-3は人工知能を内蔵した演算機器で、元々SCP-2847-2に近接して設置されていました。このオブジェクトの外見は1m x 1m x 1mの青銅の立方体で、様々な改造の痕跡があります。タッチスクリーンが(移動前は)SCP-2847-2に面した面に埋め込まれています。オブジェクトのインターフェースはWindows XPに似ています。

SCP-2847-3は、中国語(繁体、簡体)英語、ロシア語、ラテン語、古代ギリシア語といった様々な言語でコミュニケートできます。SCP-2847-3は外部に動力源を必要とせず、無線ネットワーク機器を装備していないにも関わらずインターネットにアクセスできます。

最新情報: SCP-2847-3の助力により、10体の生物実体がSCP-2847-1の深さ500mから1000mに埋め込まれているのが同定されました。この内1体のみに生命活動が検出されます。

インタビュー対象: SCP-2847-3

インタビュワー: 主任研究員シュエ・チン

前書: 以下の文書は対象の最初のインタビューから取られた。

<ログ開始>

シュエ博士: それではあなたの特徴を説明してください、SCP-2847-3。

SCP-2847-3: 我は伯益(Boyi、ボイ―、はくえき)、夏王朝の学者にして大禹の相談役。彼は洪水を治めた。我が肉体は滅びたのだろうが、この機械のおかげで我が精神は保存された。

シュエ博士: SCP-2847-2については?

SCP-2847-3: 彼は(Gun、グァン、こん)、夏の王家の人間にして、我が指導者にして良き友。彼を許してくれ。彼の現在の状態は…不運だ、だが必要な犠牲だ。

シュエ博士: SCP-2847-2に何が起こったのか話してくれますか?

SCP-2847-3: 彼はかつては誇り高き父だった…だが今は、彼はこの鉄の牢獄の看守に過ぎない。

シュエ博士: この場所の目的はなんですか?

SCP-2847-3: 大いなる獣たちは深淵に潜む。全て血と肉の龍である女媧(Nüwa、ニュワ、じょか)の従者。彼らは大いなる破壊をもたらした。大地は沈み、人々は滅び、知識は失われた。我らは彼らが永遠に封じられるように、水を鉄へと鍛えた。

シュエ博士: どのようにしてそれが可能なのですか?

SCP-2847-3: 我らが賢き王大禹は我らが壊れし父、伏義(Fuxi、フーシー、ふぎ)に啓示を求めて祈った。彼は星を渡り太歳(Taisui、タースイ、たいさい)へと至る大いなる船を造った。そこにて彼は父たる蛇と母たる龍を見た。彼が帰ってきたとき、彼はすべての水を治める9つの針を鍛えた。そのうち1つが今鯀の手の中にある。

シュエ博士: あなたはSCP-2847-1の中に生きた生物がいると言っているのですか?

SCP-2847-3: 彼らはもはや生物ではない、変異した肉でできた憎しみだ。龍の約束に目がくらみ、この者たちは蛇の知恵を捨てた。力を熱望し神に近づこうとし、代わりに獣となった。しかしこの鉄の牢獄で、彼らの野蛮な望みは決して叶わない。3つは最初の100年で死んだ。始皇帝が天下を統一したころ5つが続いた。もう1つが10世紀以上は粘った、そして今、ただ1つが残っている。

シュエ博士: SCP-2847-3、今はここまでにしておきましょう。

SCP-2847-3: 私は汝が戻ってくるのを待っている。我らは皆あのような邪悪に面していて、汝の種の助けが必要なのだ。

<ログ終了>

研究者の注釈: SCP-2847-3にもたらされた情報のいくつかは文書-2481の内容に似ている。2つのアイテムの横断的研究は有用だろう。―シュエ博士

評議会令: 2016/██/██付けで、プロジェクト・ヘツルオシュ(河図洛書、かとらくしょ)担当としてシュエ博士をサイト143管理者へ任命する。


アクセス制限

以下の文書へのアクセスはO5職員および認可されたプロジェクト・ヘツルオシュ職員のみに制限されます。

続行するには資格情報を入力してください。


アイテム番号: SCP-2847

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2847は現地にて収容します。SCP-2847-1の性質のため、サイト144が周辺の確保のため建設されました。MTFエータ-21("竜殺し")が現在サイト-144に駐在しています。

SCP-2847-2は対象の周囲に建設したヒューマノイド収容用セルに収容します。常に2人の職員にモニターされます。職員はサイト143と144の両方の司令官に指示された場合を除き、収容セルに入ってはいけません。

サイト143への輸送に続き、SCP-2847-3は常にファラデーケージに収容されます。SCP-2847-3へのインタビューは最低でも週に一回、サイト管理者シュエ・チンの監督の元、収容の内部で行われます。

SCP-2847-Kは現在SCP-2847-1内部に収容されており、常にそのライフサインと動きに関して最低でも2人の職員にモニターされなくてはなりません。

SCP-2847と関連物体に関する実験は行ってはいけません。

説明: SCP-2847は現在SCP-2847-2の左手に保持されている16cm長の鉄製の針です。SCP-2847は2つの異常な効果を持ちます:

  • SCP-2847は容積20リットル以上の水体に触れることにより影響をおよぼすことができ、影響を受けた水(SCP-2847-1と呼称)は外見以外は鉄の物理的性質のすべてを帯びます。SCP-2847が一旦20リットル以上のSCP-2847-1との接触を失うと影響はなくなります1
  • 生きているSCP-2847-2に保持されている間、SCP-2847-1に加えられたあらゆるダメージは一秒あたり200リットル回復します2

SCP-2847-1はSCP-2847に影響を受けた水体で、中国の河南省嵩山(Mount Song、ソンシャン、すうざん)にある地下湖です。SCP-2847-1は6000m2の面積を持ち、深さは推定2100mです。

SCP-2847-2はSK-BIO3のヒューマノイド実体で、遺伝的には漢族の男性に似ています。SCP-2847-2は生きており応答可能ですが、理解可能な言語を発せません。この実体の左腕と下半身はSCP-2847-1に埋まっています。SCP-2847-2は以下のようないくつかの身体的変異と改造を受けています:

  • 上半身は暗い色の蛇のような鱗で覆われています。
  • 両足は融合し、大きな腫瘍状の塊となっています。
  • 左腕は右腕に比べて有意に大きく、解剖学的に不釣り合いです。腕自体に追加の関節が観察され、指にも追加の手根関節があります。
  • 6cmの7つのベリリウムと青銅の合金の釘が脊椎に埋め込まれています。

SCP-2847-2の身体機能は血流停止状態となっており、食物の消費と睡眠はできません4。SCP-2847-2はSK-BIO実例への変形のため重度の栄養失調に苦しんでいます5。にも関わらず、全体的な状態は悪化しておらず、改善もしません。

SCP-2847-3は紀元前1900年ごろに制作された人工知能を内蔵した演算機器で、おそらくは現代の演算機器と互換性を確保するため10回以上の改装を受けています。このオブジェクトの外見は1m x 1m x 1mの青銅の立方体で、元々SCP-2847-2に近接して設置されていました。タッチスクリーンが(移動前は)SCP-2847-2に面した面に埋め込まれています。オブジェクトのインターフェースはWindows XPに似ています。

SCP-2847-3は、中国語(繁体、簡体)英語、ロシア語、ラテン語、古代ギリシア語といった様々な言語でコミュニケートできます。SCP-2847-3は夏王朝の学者である伯益により、SCP-2847-2の供として設計制作されたと主張しています。SCP-2847-3は外部に動力源を必要とせず、無線ネットワーク機器を装備していないにも関わらずインターネットにアクセスできます。SCP-2847-3はSCP-2847について多くの情報を提供しました。

SCP-2847-KはSCP-2847-1の深さ700mから1200mにかけて埋もれている、生きている蛇状の生物です。その体には不規則に配置された大きさの違う様々な四肢が観察できます。SCP-2847-Kは現在上を向いて巻かれた形になっており、その全長は最低でも900mと推定されます。他に100mから600mの様々な長さの9体の蛇状の生物が同様にSCP-2847-1に埋もれていますが、すでにライフサインは示していません。

SCP-2847はSCP-2847-3にサイト143がコンタクトを受けたあと、MTFエータ-21("竜殺し")により発見され収容されました。

インタビュー対象: SCP-2847-3

インタビュワー: 主任研究員シュエ・チン

前書: 以下の文書は対象の2回目のインタビューから取られた。

<ログ開始>

シュエ博士: こんにちは、SCP-2847-3。

SCP-2847-3: 汝は戻ってきた、これは嬉しい。真に勇気ある魂だ。

シュエ博士: なぜそうおっしゃるのです?

SCP-2847-3: 汝は深淵を覗き恐ろしい獣を見た、だが危険と向き合うために戻ってきたのだろう?つとめを放棄し我がもとを去った我が不肖の子孫とは違う。

シュエ博士: 湖の中の実体はまだ脅威であるという意味ですか?

SCP-2847-3: 鉄の牢獄が強固であるのと同じくらい、肉の獣もしばしばしぶとく、この瞬間にも牢獄を引き裂かんとしているかもしれぬ。あれらは長きに渡り地上に帰り、この国のみならず、天下すべてを支配することを望み続けている。

シュエ博士: 我々は生きている実体は一つだけと確認しています。

SCP-2847-3: そうだ、だが最も力あるもの、女媧に仕える6つの獣に祝福されし者だ。人としての軛を全て捨て、黒き龍となった。山のごとくそびえる不死の肉体を持って、彼の者は一人で大地を形作り海を乱す。あの種の落とし子たちと同じようにな。留められぬ疫病を撒き散らす殺すこと叶わぬ獣よ。

シュエ博士: 実体がそのような能力を実際に持っていたとして、SCP-2847-1はどのようにしてそれを収容しているのですか?

SCP-2847-3: 大禹により作られた9つの針は奇跡を働く。だがここにあるものはさらに特別なものだ。

シュエ博士: どのように?

SCP-2847-3: 夏の王家は真に我らが父たる蛇、伏義の血を引いている。王宮の広大な宝物庫の中で、禹王は聖別されし金属を見つけ、その偉大なる技量で一欠片をこの一本の針へと造った。賢き王は8本の他の針を洪水を治め、肉の獣を滅するために使った。今、鯀卿が最後の針を持ち、彼の精神は蛇のそれと繋がり、鉄の牢獄を直し続けている。獣がどれほど暴れようとも、その試みは無為なり。

シュエ博士: SCP-2847-2が実体を確保し続けているということですか?

SCP-2847-3: そうだ。

シュエ博士: もし彼が死んだらどうなりますか?

SCP-2847-3: 彼は死なぬ、看守として、彼は重荷を背負うことを選んだ。彼が封じ続ける獣たちと同じように、永遠の生に呪われている。

シュエ博士: SCP-2847-2は殺せないということを意味しますか?

SCP-2847-3: そうだと答えたいのだが、違う。彼は未だ定命の者。もし彼が殺されれば、恐ろしい獣を止める道はない。蛇の秘密は王家の血とともに死し、鯀は針を使える最後の者である。

シュエ博士: SCP-2847-3、ここで一旦会話を終わりとしましょう。

SCP-2847-3: 我は汝を待っている。汝の種にはまだ学ばねばならぬことが多くある。

<ログ終了>


評議会命令: 2016/12/01付でサイト管理者シュエ・チンの指揮とO5評議会の監督のもと、サイト-143、-144、-148にてプロジェクト・ヘツルオシュが開始されます。このプロジェクトは夏異常文化集団(GOI-004X)に関連するアイテムの収容とリバース・エンジニアリングを目的とします。SCP-2847-3はすべての利用可能データの参照と、プロジェクトに対する援助の提供に同意しています。


ページリビジョン: 4, 最終更新日時: 04 Mar 2017 13:35
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License

Privacy Policy of website