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nn5n: scp-1139 壊れた舌
EuclidSCP-1139 壊れた舌Rate: 100
SCP-1139 - 壊れた舌
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scp-1139.jpg

SCP-1139、細部確認のため接写

アイテム番号: SCP-1139

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: O5-█の許可により、オブジェクトは研究エリア██に保管されます。インシデント1139-1を受け、オブジェクトは研究エリア██に移送されました。実験で使用するとき以外は2分割した75cm×20cm×20cmのゴム製ブロックにオブジェクトを収め、ブロック全体をファラデーケージで囲み、さらに静電防止処理台に静置してください。オブジェクトの収容室は無筋コンクリ-ト(壁の厚さ3m以上)で作られ、照明はガス燈を常時灯します。湿度は65~70%に保たれなければなりません。

SCP-1139収容室へのドアは絶縁性の耐衝撃セラミック製である必要があります。インシデント1139-1を受け、SCP-1139収容室は3枚のドアを設置し、一番外側のドアは金属を主材料とするとともに金属性の敷居を接地させておくこととします。これは放電時の対策としてです。内側のドア2枚は絶縁性の耐衝撃セラミック製とします。

いかなる職員も実験以外でSCP-1139収容室に立ち入ってはなりません。実験に必要でない限り、収容室にはいかなる電気機器も持ち込むことはできません。これにはペースメーカー、腕時計、録音録画機器などが含まれます。1000W以上の電力を生じうる電気機器はO5職員の許可がない限り実験であっても使用できません。交流電流を発しうる電気機器はO5職員の許可がない限り収容室に持ち込めません。インシデント1139-1を受け、オブジェクトはカメラ2台、モーションセンサー2基、床に埋設した重量センサー1基により監視されます。これらは50W以上の電力を生じないよう設計され、放電時には自動でシャットダウンされます。

研究エリア██には避雷針を2本設置し、いずれもSCP-1139から200m以上離れている必要があります。

SCP-1139任務に就く言語学担当者は週ごとに心理検査を受けます。

説明: SCP-1139はおよその高さ20cm底面5cm四方の金属製の直方体ブロックです。材質は鉄であるように見えますが密度は通常の鉄の2倍ほどであり、オブジェクトの上部ほど密度が高まっています。オブジェクト側面には正方形の突起が未知のパターンで敷き詰められています。オブジェクトを目視すると自分が慣れ親しんでいる言語の文字がブロック体で浮き彫られているように見えますが、これは単なる幻覚にすぎません。オブジェクト底面には4つの小さな割れ目が存在し、いずれも真鍮に似た金属物質でコーティングされています。これらの開口部は適切な「オス」端子をオブジェクトに接続するためのものであると考えられています。金属製の割れ目に操作を加える、電流を直接流すなどの試みでは新たな作用は発見されませんでした。SCP-1139は劣化も損傷も受けず、年代測定が不可能であることが確かめられています。

SCP-1139はインシデント98564/kの際に発見されました。イリノイ州ノーマル市にある壊れた神の教会の前哨基地を、機動部隊デルタ-5(”トップランナー”)が襲撃しました。地下室には痴呆を発症しているらしき老人がおり、襲いかかってきたため速やかに終了したところ、所持品の中にSCP-1139が発見されました。この部屋には███████を超える数の手書き文書が、2000年以上前の石盤からごく新しい近代の書類まで、時系列順に整理されていました。最も古い文書は壊れた神の教会設立の████年前以上のものであることに注意してください。いずれの文書も既知の言語では書かれておらず、███種類の異なる言語が確認されました。言語学的分析ではいずれの文書も言語として完全に成り立っている言語で書かれていることが示されましたが、翻訳の試みは成功していません。

オブジェクトに電流直流電流が流されると、周囲一定半径内の人物が遮蔽や干渉に関わらず影響を受けます。影響範囲は流れた電気のワット数に応じて指数関数的に拡大し、”静電気”では0.8mになり、雷の直撃を受けた場合は[データ削除済]を超え、[データ削除済]シナリオを起こしうると見積もられています。この影響を封じ込めまたは制御する手段を探す実験は現在も進行中でありχ-レベルの優先度が与えられていますが、成果は得られていません。「最悪のシナリオ」が発生した際に惑星規模の防衛手段として使用する有効性については審議中です。

影響範囲内にいた人間は新たな言語を話したり書いたりするようになりますが、本人は自分にとってネイティブな言語を話しているつもりであるように見受けられます。被験者は既存の言語すべてについて発話したり理解したりする能力をを失います。「新たな言語」は言語学的には言語として完全に成り立っていることが示されていますが、これを訳す試みはまったく成功していません。翻訳の試みは進行中です。SCP-1139に暴露した被験者は既存の言語を習得あるいは再習得する能力を失っていることが判明しています。クラスAAの記憶処理はこの影響を取り除くのに唯一有効な手段ですが、それにより被験者は財団にとってほとんど役に立たなくなってしまうため、さらなる実験は予定されていません。実験記録1139-1を参照してください。

██/██/██の午後4:30、統率されていない民間人の車██台以上が研究エリア██の2つの連絡道路からばらばらに進入してきました。研究エリア██にはブルー・アラートが発せられ、手順ゼータ-タウが実行されました。4名のレベル0財団職員が侵入者に応対し、身分の偽装を維持し、研究エリア██の緯度経度が子供向けの「ジャンボリー」の場所として広められていることを聞き出しました。手順ゼータ-τに従い、研究エリア██は狩猟小屋であり侵入者たちは間違った場所に来てしまったのだと伝えました。侵入者が次々とやって来たため、彼らの退去は滞りがちでした。最終的に███名の大人と████名の子供が侵入していました。

4:52ちょうど、およそ██名の大人と█名の子供がキャンプ道具の中から武器を取り出し、連携の取れた攻撃でもって研究エリア██への攻撃を開始しました。壊れた神の教会が用いる祭文を喊声として上げ、『舌』及び『ことば』について言及していました。境界区域が破られたため、封鎖が実行されました。機動部隊ロー-5(”ハチの一刺し(Bee Sting)”)が研究エリア██に召集され襲撃を鎮圧し、逃走した民間人および民間人の犠牲者を可能な限り収容しました。生き残った市民の供述によると、キャンプイベントの一週間前に場所の変更を知らされ、研究エリア██に来ることになったとのことでした。生存者にはクラスC記憶処理が施され、壊れた神の境界の「秘密暗号」を用いて再度質問しました。3名の教団員が新たに発見され、その場で終了されました。エリア指揮官によりカバーストーリーベータ-ζが適用され、残りの民間人にはカウンセリングが行われました。研究エリア██は破棄されました。

これはあってはならないことだ。教会の狂信者どもに先制攻撃を許したことがではない。財団の施設がこれほどまでに注目を集めてしまったことがだ。ボーイスカウトによる銃乱射事件というメディア偽装およびリポーターによる研究エリア██発見の阻止、これに失敗したらば君をレベル1研究員へと降格せざるを得ない O5-█

Keterへの再分類を申請します。 エリア監督官 C████
却下。 O5-█

補遺[SCP-1139c]:
被験者: D-02638
言語学担当者: A████博士
電力: 交流200W
被験者はSCP-1139の影響範囲に晒された。被験者は頭を掴んで[編集済み]と叫びだした。この事件でレベル1研究員1名が死亡し、A████博士は手首の骨折と慢性的な頭痛を負った。スタッフはミーム汚染の恐れありとして隔離された。汚染が見られないことから隔離は解除され、スタッフは元の任務に戻った。収容及び実験に関するプロトコルを更新。

補遺[SCP-1139e]:
被験者: D-18394
言語学担当者: A████博士
電力: 直流200W
被験者はその知能及び教育水準の低さから読み書きができない。暴露を確認するため、SCP-1139活性化に際してアルファベットの歌を歌い続けるよう被験者に命じた。SCP-1139への暴露後は言語によるコミュニケーションを行わず、絵と写真でのみ意思疎通を試みた。被験者は苦痛の兆候を示さなかったが、研究員の沈黙に対して不満を示した。基礎的な非言語コミュニケーションがおおむね成功したのを確認後、A████博士はオフィスから絵本に似た本、ヴォイニッチ写本のコピーを持ってきて被験者に渡した。被験者は絵を無視して文章を読み始め、単語を一つ一つ拾っていった。注目すべきことに、被験者は本を後ろのページから読み始め、各ページの中央から外側に向けて読み進めていた。観察結果からは被験者が本の内容を理解し、それが物悲しい終わりであったと考えていることが示された。

うん、アルファベットの教本を与えてみよう。これなら話し方を教えるのに十分わかりやすいだろう。 A████博士

実験から2ヵ月後、A████博士はストレス治療のため休暇を取った。被験者D-18394は終了され、すべての文書は長期保存庫に送られた。

補遺[SCP-1139f]:
被験者: D-18328
言語学担当者: A████博士
電力: 直流200W
被験者は収容室に入ってテーブルにつき、暗記した長い文章およびアルファベットと0から50までの数字を紙に書き込んだのち、それらを声に出して読むよう命じられた。テーブルに向かっている間に被験者をSCP-1139に暴露させた。被験者は未知の言語で文章を書き、同じく未知の言語で読み上げた。言語の変化に対する苦痛は見られなかった。被験者は英語を喋れなくなり、英語を学びなおそうとはしなかった。SCP-1139fで得られた言語はSCP-1139eのそれとは異なるという点に注意。

よし、これでロゼッタ・ストーンが手に入った。これで解読が楽になるか、あるいは彼らの言語が完全な出鱈目なのがわかるかするだろう。 A████博士

実験から4ヵ月後、A████博士はストレス治療のため休暇を取るよう命じられた。被験者D-18328は終了され、すべての文書は長期保存庫に送られた。

補遺[SCP-1139k]:
被験者: A████博士
言語学担当者: A████博士、L████博士
電力: 直流200W
許可も監督も受けないまま、A████博士は自身をSCP-1139に暴露させた。実験以前のA████博士は8つの言語を流暢に話せたことに注意。実験SCP-1139kとしてL████博士が言語学担当を引き継ぐ。

A████博士にはこれ以前の被験者と同様の症状が現れたが、自身の発する声に対して困惑し、財団スタッフによる言語及び文章コミュニケーションに対してショックを受けていた。A████博士は8つの新たな言語を習得しているようであり、世界地図上の異なる点をそれぞれ指し示すことで、彼が話そうとしている言語と新たな各言語との対応を示そうとしているように見えた。A████博士は非言語でのジェスチャーによってしか意思の疎通が取れなくなり、無気力と鬱状態に陥った。A████博士は長期治療施設に移送され、自殺防止のため監視されている。

補遺[SCP-1139m]:
被験者: D-29374、D-93847、D-20375、D-20384、D-29384
言語学担当者: L████博士
電力: 直流400W
被験者は非暴力的傾向を示す者が選ばれた。D-29374、D-93847、D-20375、D-20384は食料、水、言語を用いない遊具(ゲーム及びパズル)を与えて1つの部屋に納められた。SCP-1139が起動され、被験者5人のうち4人のみに影響を与えるよう注意深く調整された。被験者は即座にお互いの言うことを誰も理解できなくなっていることに気づいた。食料の補充とゴミの排出は人間との接触や言語でのやり取りが起こらないようにして行われ、長期間の監視を実施した。

影響されていない被験者も他の被験者と同様の振る舞いをしだした。外部からの言語的刺激がないため、D-29374とD-93847は無関心と抑うつの兆候を示した。これは独房への長期監禁による症状と似ている。D-20375は財団スタッフが部屋に入ることも叱責することもないことに気づき、自分勝手で暴力的になった。D-20384はD-20375と食料を奪いあって殺害された。その後、D-20375は他の被験者を1ヶ月以上かけて[編集済み]。

Keterへの再分類を申請します。 L████博士
却下、この茶番劇をすぐ終わらせること。長期的実験の被験者が必要ならばA████博士の使用を申請しなさい。 O5-█

ページリビジョン: 7, 最終更新日時: 26 May 2014 00:21
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