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nn5n: scp-629 ミスター・しんちゅう
SafeSCP-629 ミスター・しんちゅうRate: 149
SCP-629
629.jpg
研究のため取り外されたSCP-629の体の一部

アイテム番号: SCP-629

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-629は標準的人型用収容室に収容されることになっています。SCP-629は定期検査時のみ、分解することがが許されています。1日1回、SCP-629は自分自身をメンテナンスするために使う素材を与えられます。「ミスターズ」に関する現在の規定に従い、SCP-629はサイト██のホール██内に収容されます。

説明: SCP-629は、身長1.7m、体重500kgのロボットです。SCP-629の体は、人体の部分を模した、凝った造りの真鍮で構成されています。SCP-629の部品は毎日メンテナンスする必要がありますが、それだけで動作することができます。SCP-629の背中には「リトルミスターの一員、ミスター・しんちゅう®byワンダーテインメント博士」という言葉が型押しされています。この意匠は文書SCP-909-aの「8」の項にも見られます。

SCP-629の体は、全ての部品が取り外したり交換できるように作られています。これらの部品はSCP-629に損傷を与えることなく取り外すことができますが、部品が取り外される時にわずかな不快感を表します。加えて、SCP-629から取り外された部品は別の場所に付け直すこともできます。検査によれば、SCP-629を再構成する方法の数は、理論上は約734億通りの組み合わせに及ぶことがわかっています。SCP-629は新たな構造となった体の部位をコントロールすることができますが、そうした部位からはひどい違和感を感じると訴えます。

SCP-629は、壊れた神の教会が運営すると思われる、とある施設から回収されました。SCP-629は、一帯で不審な活動が行われているとの報告が裏付けられたことを受けて行われた、教会敷地への強制捜索において回収されました。対象は、教会のメンバーが他のいくつかの物体に組み込むために、控えの間の中央に置かれていました。SCP-629は、教会メンバーが信仰する「神」の一部であると信じられていたため、施設に置かれていたものと思われています。このことはSCP-629に対して行われたインタビューでも裏付けられています。SCP-629の主張によれば、初めは、ある程度の安全を提供してもらえると思ったので、SCP-629の存続を願う彼らの信仰を許していたとのことです。この施設に住んでいた教会のメンバーは1976年██月██日に処理され、それ以来SCP-629はSafeに分類されています。

回答者:SCP-629

質問者:█████博士

前記:
この記録はSCP-629の最初の回収の一環として行われたものである。

<記録開始>

█████博士: 教会がいかにして君を獲得するに至ったか、もう少し教えてもらえるかな?

SCP-629: だから俺は████のダウンタウンをぶらついてたんだよ。スラムみたいな場所だったけど、俺みたいなバケモノが隠れるにゃ都合がいい場所だったからな。俺が街をウロウロしてるって噂になってたし、俺はさっさとトンズラしたいって思ってた。で、ある晩俺が裏通りにいたら、このフードをかぶった野郎が歩いてきたのさ。

█████博士: 彼は何と言ったのかな?

SCP-629: あいつは俺を教会だかに連れて行きたいって申し出た。そこで俺の面倒を見るってさ。最初はちょっと躊躇したんだよ。だって、わかるだろ、俺こんなだし。でもそいつは、だからこそ来てほしいんだって言ったんだ。俺は、妙ちきりんな医者に連れてかれたり、ストリートで生活するのに比べたらひょっとしてマシなんじゃないかって考えた。で、いいぜって言ったのさ。

█████博士: それで、どうなったのかね?

SCP-629: ひたすら…退屈だったね。始終ご機嫌とったり崇め奉ったり、ほしいものは何でもくれるような連中に囲まれてみろよ。つまりさ、俺が言いたいのは、どんなに聞こえの良いことであっても、現実にゃとんでもなくつまんねえもんだってことさ。だから連中に言ってやったんだ。「そろそろ行かないと」って。

█████博士: 彼らは否定的反応をしたと先ほど言っていたね。

SCP-629: おう。やつらはみんなキレ始めた。やつらほとんど俺を部屋に閉じ込めやがって、ちいせえ穴からメシを突っ込んできたり、何もかもそんな感じでさ。やつらが俺の部屋の外で何かでかいものを動かしてるのが聞こえたな。で結局、やつらは俺を引っ張り出すと、教会のど真ん中にある祭壇まで連れてったんだ。

█████博士: そこは彼らが君を他の物体に組み込もうとしていた場所だな。

SCP-629: ああ、あれはそうだな…なんというか…正直びびったよ。やつらなんでもかんでも俺の中に詰め込もうとしてて、すげえ痛かった。もしあの時あんたらが現れなかったら、やつらきっと俺が扱える以上のものをくっつけてたに違いないね。そいつはな…まずいんだよ。

█████博士: それで全部かな。警備員、悪いが…

SCP-629: いや、待った、博士、一つだけいいか?

█████博士: ふむ?

SCP-629: ありがとうな…あそこから助けてくれて。

<記録終了>

日時: 1976/07/09

手順: SCP-629の左手を取り外し、SCP-629の胴体に再接続した。

結果: SCP-629は軽度の方向感覚障害と運動機能の低下を見せた。全体としての性能が低下したものの、SCP-629はまだ腕を操作することができた。


日時: 1976/07/09

手順: SCP-629の左腕を取り外し、SCP-629の背中に再接続した。

結果: 前回のテストと同じく、SCP-629は軽度の方向感覚障害と運動機能の低下を見せた。さらに、腕がSCP-629の胴体に接続された時、著しい性能低下を見せた。


日時: 1976/07/09

手順: SCP-629の頭部が取り外された。

結果: SCP-629の頭部と体は、独立した物として動作した。頭部は移動できないままで、また発声し周囲と意思疎通する能力を見せた。体はまるで周囲をほとんど知覚できていないかのように動き、研究員達と有意義な方法で意思疎通することはできなかった。


日時: 1976/07/21

手順: SCP-629の胴体がいくつか隙間ができるように再構築された。

結果: SCP-629はこの部位に強い不快感を示し、研究者たちがインタビューしようとするのに協力することを拒んだ。これまで見られなかったこのSCP-629の振る舞いを抑制するため、更なる活動が必要と思われる。


日時: 1976/08/01

前書: これは無許可のテストであり、普段はSCP-629との作業には配属されていないスタッフによって行われた。

手順: SCP-629の体の構造が大幅に変更され、見たところ体の主要部分にわたって、多くの部品がでたらめに置かれたようだ。さらにSCP-629の内部構造の多くが外側に動かされ、逆もまた同様であった。

結果: SCP-629は体の入れ替えられた部位から、極めて激しい痛みを感じると伝えた。加えて、SCP-629は論理的な思考を形作ったり、研究者とやり取りするのが困難になった。体構造への抜本的変更により、実験前に近い形に体を戻すまで36時間を要した。このテストが行われて以後、SCP-629は「故障した」気分がすると訴え、肉体的、精神的性能の著しい低下を見せた。さらなる通知があるまで、検査は中止されている。

補遺 629-A: この文章は、最初の収容の最中にSCP-629の体に書かれているのを見つかりました。

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ページリビジョン: 7, 最終更新日時: 12 Jan 2017 16:15
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