nn5n Foundation
Branch of SCP Foundation
nn5n: 壊された虚構ハブ
壊された虚構ハブRate: 98
壊された虚構ハブ

「私が言えるのは、『その時には正しいことだった』ということだけだ。今となっては、正しいことをしたとは言えないかも知れないがね。そして、これから先、同じことをしても正しいとは認められないだろう。だが、その時は正しかった、違うかね? 正しいことをしたんだ」

「あなたはこうおっしゃりたいのですか、ミスター・クレ――」

「ミスターはやめてくれ。ドクター、博士だ」

「失礼しました、ドクター。改めてお聞きします。あなたはこうおっしゃりたいのですか、クレフ博士。『あの人々は死ぬべくして死んだ』と?」

「そうは言ってないよ、オプラ。この装置の扱い方を理解するのに、あの時、他の選択肢はなかったと言っているんだ。あの時に得た知見によって、我々はあのオブジェクトの隠ぺいが可能になり、失った人々よりも多くの人々を生かすことができたんだ」

「多数の利益のために、ですか? クレフ博士」

「多数の利益のために、だ。オプラ」

「そして、今度は秘密のヴェールをめくり上げたのですか?」

「我々は一味違ったやり方をする。そして、まだすべきこともある。研究をしなければならない」

「しかし、なぜそんなことを? 博士」

「朝鮮だ」



号外ィ! 号外ィ! 全記事にィ目を通して下さいィ! 政府の極秘機関の存在がァ明らかになりましたァ! 朝鮮がァ崩壊ィ! 号外ィ! 号外ィ!


SCP財団の主要な目的の一つに日常を維持することがある。これは、化物などいない世界の朝に平凡な人間が目を覚ますことを維持するということだ。その世界では、上は常に上にあるだろうし、下は下にあるだろう。彼が目を覚ますのは寝た時と同じ世界だ。

今では、それは失敗してしまった。財団とGOCが共同で奮闘したことにより、あるXK-シナリオが阻止された。しかし、その過程で北朝鮮の大部分が破壊されてしまった。それだけならば、うまく誤魔化すこともできただろう。ともかく、この危機の中核はそこではなく、国連から機密情報が漏えいしたことにある。それによって、超常現象が認知された領域で活動している組織の多くとその目的が白日の下に晒されることとなった。

今や、財団が知られた存在となり、この世界は思っていたものとは全く異質な場所であることが明らかになった。世界はどうなっていくのだろうか?

ページリビジョン: 2, 最終更新日時: 02 Feb 2017 22:00
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License

Privacy Policy of website