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nn5n: scp-1162-JP 手
EuclidSCP-1162-JP Rate: 0
SCP-1162-JP
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SCP-1162-JPに布団を持参しようとするSCP-1162-JP-1

アイテム番号: SCP-1162-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1162-JPは単独で収容した場合、軽度の鬱症状を発症するため、SCP-1162-JP-1と共に人型標準収容室に収容します。SCP-1162-JP単独では施設内を自由に出歩くことが許可されています。SCP-1162-JP-1は収容室内から出すことを禁止します。職員はSCP-1162-JP-1にSCP-1162-JPに危害を加えたと判断されないよう注意してください。

説明: SCP-1162-JPは20██/██/██現在身長135cm、年齢10歳の両腕を欠損したモンゴロイドの女性です。SCP-1162-JPの異常性は人間の死体からSCP-1162-JP-1を作成することが可能な点です。

SCP-1162-JP-1は死体から切り取られた人間の手にあたる部位です。SCP-1162-JP-1は意志を持ち、ある程度自由に行動することが確認されています。イヌ(Canis lupus familiaris)程度の知能を持っており、特定の人間に懐き、対象の人間の指示の元、動作させることが可能です。また、懐いた人間に対し奉仕するような行動をとることが確認されています。SCP-1162-JP-1は休息を必要とせず行動し続けることが可能です。

SCP-1162-JPがSCP-1162-JP-1を作成する際、脚部で死体の掌の部分に[削除済]となぞり、[削除済]と発音することで、死体から手にあたる部位が抜け落ちSCP-1162-JP-1として活動するようになります。SCP-1162-JP-1は腐食の傾向を示しません。

SCP-1162-JPは██県██市██にて死体の損壊事件が多発しその全てが手にあたる部位のみの損壊であることが財団の注意を引きました。その後の調査で、人間の手だけが動き回っているのを見たとの都市伝説が██県██市██に限り多く存在することが判明し、SCP-1162-JPの発見に至りました。SCP-1162-JPは当初両親を亡くし祖父母宅に滞在していましたが、収容時祖父母は既に死亡しておりその手は切断されていました。

以下は、SCP-1162-JPとのインタビュー記録です。

インタビュー記録1162-JP

インタビュー対象: SCP-1162-JP

インタビュアー: ███博士


<記録開始, 20██/██/██>

███博士: インタビューを開始します。SCP-1162-JP、早速ですがSCP-1162-JP-1について詳しく教えてください。

SCP-1162-JP: えっとね、これはパパで、こっちはママ、あっちはお友達の██ちゃんで、あれが近所の██さん!

███博士: そういうことではなく…。SCP-1162-JP-1を作成する方法はどこで学んだのですか?

SCP-1162-JP: ママが教えてくれたの!えっと、我が家に伝わる秘伝?なんだって。

███博士: 一族に伝わるものですか。いつからSCP-1162-JP-1は存在していたかわかりますか?

SCP-1162-JP: わかんない。おばあちゃんのおばあちゃんよりずっと前からだって言ってた。

███博士: それにしては収容されたSCP-1162-JP-1の数が少ないようですが、SCP-1162-JP-1はここにいるもので全てですか?

SCP-1162-JP: ううん。あなたたちがきたらびっくりしてみんな逃げちゃった。どこかに隠れてるんじゃないかな。

███博士: 全部でいくついたかはわかりますか?

SCP-1162-JP: たくさん!たくさんいたの!今はこれだけになっちゃったけどまたたくさんお友達つくるの!

███博士: …それでは次に、SCP-1162-JP-1を作成する方法について教えていただけますか?

SCP-1162-JP: えーっと、こうやって(脚部で不明な文字を空中に示す)こういうのを掌に書くと、手だけ生き返るの。そしたらお友達になってくださいって思いながら[削除済]っておまじないを呟くとお友達になってくれるの!

███博士: 呪術的なものでしょうか。ではSCP-1162-JP-1について教えてください。SCP-1162-JP-1はSCP-1162-JPだけでなく他の職員にも懐いている様子が伺えますが、SCP-1162-JPのように自由に操作することは可能でしょうか。

SCP-1162-JP: 多分できると思うよ。一緒に過ごせば過ごすほど、皆言う事を聞いてくれるようになるんだ。中にはあんまり聞いてくれない子もいるけど…。でも悪い子じゃないんだよ。皆、お友達なの。

███博士: 個性を持っている?生前の記憶を継承しているのでしょうか。では最後に、SCP-1162-JP以外にSCP-1162-JP-1を作成できる者は存在しますでしょうか?

SCP-1162-JP: 私は知らないよ。おんなじようにやってもおじさんには出来ないんじゃないかな。

███博士: そうですか。インタビューにご協力に感謝します。それではインタビューを終了します。

インタビュー後、██県██市██のSCP-1162-JP自宅、下水、竹林等を捜索した結果、██体のSCP-1162-JP-1が発見されました。

実験記録001 - 日付20██/██/██

対象: D-█████の死体
実施方法: Dクラス職員にSCP-1162-JP-1作成手順を実行させる。
結果: SCP-1162-JP-1は作成されなかった。
分析: SCP-1162-JP以外はSCP-1162-JP-1の作成は不可能なのかもしれません。

実験記録002 - 日付20██/██/██

対象: D-█████の死体
実施方法: 生まれつき両腕の欠損したDクラス職員にSCP-1162-JP-1作成手順を実行させる。
結果: SCP-1162-JP-1は作成されなかった。
分析: やはりSCP-1162-JP以外はSCP-1162-JP-1の作成は不可能のようです。

実験記録003 - 日付20██/██/██

対象: SCP-1162-JP-1
実施方法: Dクラス職員にSCP-1162-JPに対し危害を加える演技をさせる。
結果: SCP-1162-JP-1がDクラス職員の周囲に集まる。Dクラス職員の全身を覆うようにSCP-1162-JP-1が集合し、Dクラス職員の全身は縮小されていく。SCP-1162-JP-1が散開すると、Dクラス職員の手にあたる部位のみが残されていた。
分析: SCP-1162-JP-1はSCP-1162-JPを守護するよう行動するようです。また、SCP-1162-JP-1が集合することによって対象の手以外の部位を消失させる特性を持つようです。

実験記録004 - 日付20██/██/██

対象: SCP-1162-JP-1
実施方法: Dクラス職員にSCP-1162-JP-1に懐かれていると考察される職員に対し危害を加える演技をさせる。
結果: 実験記録003同様、Dクラス職員は手にあたる部位のみを残し消失した。
分析: 懐いている人間に対しても同様の行動をするようです。

補遺: SCP-1162-JPの家系を調査したところ、数世代に一度両腕の欠損した人物が誕生していることが判明しました。SCP-1162-JP-1との関連性は現在不明です。

ページリビジョン: 3, 最終更新日時: 10 Nov 2018 08:24
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