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nn5n: scp-1347 質問でいっぱいの箱
EuclidSCP-1347 質問でいっぱいの箱Rate: 122
SCP-1347

アイテム番号: SCP-1347

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1347は2つの異なる施錠装置を設置した標準的収容保管ユニットに保管することとします。各施錠装置は鍵およびパスワードを必要とするものとします。このパスワードおよび鍵は別々にSCP-1347の主任研究員(現在はセイン博士)とその研究助手が所持するものとします。上記のパスワードはいかなる場合であっても、O5評議会員を除く他の職員に知らされることがあってはなりません。

SCP-1347は他の異常性物品/現象から隔離した状態を保ち、その性質を知らされていない2名の武装警備員により常時警護されていなければなりません。この警備員はSCP-1347に対する無許可の接触を阻止する任務に従事し、必要な場合には致死的武力の行使も許可されています。

SCP-1347に関するすべての実験は本オブジェクトの主任研究員の書面による許可を必要とします。実施要請を送付する際は、SCP-1347に挿入する予定の質問の正確な文言、当該質問の意図、および想定されるSCP-1347の回答内容を必ず記入しなければなりません。SCP-1347に関するすべての実験は同席する保安職員による監視を受けなければなりません。

挿入された質問が10分以内にタイプAイベントを発生させなかった場合、SCP-1347に割り当てられた全研究職員にただちに通知することとします。機動任務部隊プサイ-13は現在の任務をいかなるものであっても中止し、指示が無い限りは必要なあらゆる手段を用いてタイプBイベントの内容を確認する作業に全力を挙げるものとします。

SCP-1347に対して、パラドックス、時間旅行、財団、あるいはなんらかの異常性オブジェクト/現象に関する質問を挿入することは、いかなる形式のものであっても厳重に禁じられています。

説明: SCP-1347は各辺20センチメートルの寸法の松製の箱で、ヒンジ式の蓋が付いています。側面の一つには7センチメートル×1センチメートルの大きさのスリットが空いています。このスリットの下には黒のインクで「すべての答えは問いより生まれる(All answers are born from questions.)」とのフレーズが記されています。

SCP-1347の異常性質は、質問的な性質を持つ内容の文書(「質問文」として指定)がこの穴を通じてSCP-1347に挿入された際にのみ発現します。いかなる質問文であっても、タイプAもしくはタイプBのいずれかのイベントを引き起こす結果となります。いずれのイベントが発生するかは、質問文に対する回答が最小限の実験または現実改変によってなし得るか否かに主に依存しているものと考えられています。

質問文が十分に容易に回答できるものであった場合、タイプAイベントが発生します。タイプAイベントでは、当該質問文が記された物体が消失し、質問文がSCP-1347による回答に置き換えられていることを除いて先の物体と同一である物体が出現します。SCP-1347は質問の性質がどんなものであっても、あらゆる質問に回答します。主観的な質問文だけでなく、いくらかの専門的知識を必要とする質問文に対しても、それが容易に確認できるものである限りはこちらの反応が発生します。

挿入された質問が十分に複雑であるか、思索を必要とするものであるとき、タイプBイベントが発生します。タイプBイベントは常にタイプAイベントと区別しうるものではないこと、また二つのイベントのいずれが発生しているか判断する確実な方法は、質問が挿入されてから回答が出現するまでの経過時間のみであるということに留意してください。

タイプBイベントにおいてSCP-1347は現実世界の出来事に対する改変操作によって実験を行い、当該質問への回答をまとめるための情報を入手すべく必要であるとみなしたあらゆる手段を実行します。入力された内容に応じて、結果として行われる実験の内容は変化します。実験が終了すると、タイプAイベントの際と同様に回答が出現します。タイプBイベントの進行中におけるSCP-1347の能力の限界はわかっていません。

SCP-1347はタイプBイベントおよび質問文を介して学習した知識を保持しています。執筆時点では、SCP-1347は平均よりもわずかに上の知性と非常に大量の知識ベースを有しているものとみなされていますが、その知性レベルを測定する正確な方法はその性質のために現在は実行不可能となっています。


質問文: あなたの目的はなんですか?
発生したイベント: タイプAイベント
回答: 私は質問に回答します。

質問文: あなたの正確な性質はどんなものですか?
発生したイベント: タイプAイベント
回答: 「私は質問に回答します」が十分に正確な回答であると判断します。

質問文: 夕食は何がいいでしょうか?
発生したイベント: タイプAイベント
回答: あなたは箱に夕食について尋ねるのですか? トマトシチューが最善の選択と考えます。
付記: インタビューを受けた職員のうち、当日の夕食においてトマトシチューを摂食した者はそうでない者よりも概して高いレベルの満足感を示した。

質問文: 機動任務部隊シグマ-31の現在地点はどこですか?
注意事項: この質問文は財団に関する質問が禁止される以前に挿入されたものである。
発生したイベント: タイプAイベント
回答: 相棒、こいつはだめだ。[編集済み]の通路を掃除するために人を呼んだ方がいいでしょう。
付記: 機動任務部隊シグマ-31は言及された地点においてSCP-████に███████された状態で発見された。

質問文: 無限大のエネルギー源を入手する方法は?
発生したイベント: タイプBイベント
タイプBイベントの内容: ████████████が7日間続いた爆発により焼失した。この期間中、█エクサジュールあまりのエネルギーが放出された。このエネルギー量は周囲直径およそ40キロメートルを破壊するに十分なものであるという事実にも関わらず、爆発は直径5キロメートルの球状範囲に収まっていた。爆発が停止した後、爆発の原因は(それが存在していたとすれば)消失していた。回答は爆発の停止後に生成された。
回答: 非常にいいところまでわかりましたが、おそらく「現実的には」不可能ではないかと思います。また今度質問してもらえれば、もう少し試してみたいと思います。
付記: 本オブジェクトはSafeからEuclidに再分類された。

質問文: エージェント・マッキンタイアを取り戻す方法は?
発生したイベント: タイプBイベント
タイプBイベントの内容: 質問の挿入から1時間後、 SCP-████がエージェント・マッキンタイアを放出した。現場の医療職員がすみやかに治療を開始した。
回答: おおっと、面倒なことでした。なんにせよ、これからは[データ抹消]することですね。
付記: 7日後、エージェント・マッキンタイアは通常SCP-████により生じさせられる外傷を、より軽い程度ではあるものの自然発生的に負うこととなった。回答から得られたSCP-████への対抗処置によりエージェント・マッキンタイアは完全に回復した。

質問文: 神話上の存在であるエロースについてどんなことを知っていますか?
発生したイベント: タイプAイベント
回答: アプロディーテーの息子であり、ローマ神話における呼称であるキューピッドの方がよく知られています。黄金の愛の矢を持つ他に、青銅の憎悪の矢を持っており、それによってアポローンを懲らしめました。
付記: 知識の誤りが指摘されている。

質問文: アッシュ博士の夜の具合はどんなもの?1
発生したイベント: タイプBイベント
タイプBイベントの内容: アッシュ博士は最近の[編集済み]への割り当てに関する精神的苦痛のため、当日夜をエージェント・ジーンの居室で過ごしたことを報告した。
回答: 彼女は本当に積極的で、その肌は美しく良い触り心地です。抱き心地もよろしい。ただ、布団を独り占めしようとするところがありますね。
付記: 8日後にインタビューが行われた際、アッシュ博士はこの出来事を思い出したが、エージェント・ジーンは思い出すことができなかった。
アッシュとカーマイケルはまったく幸運だった、SCP-1347が質問を違う方向に解釈しなかったのだから。とはいえ、この件はSCP-1347の働きについての興味深い洞察を我々に与えてくれている。 - セイン博士

質問文: SCP-████の性質はどんなもの?
発生したイベント: タイプBイベント
注意事項: この質問文は財団に関する質問が禁止される以前に挿入されたものである。
タイプBイベントの内容: SCP-████が収容違反を起こした。SCP-████はその通常の習性とは異なって、財団職員になんらの危害も加えようとしなかった。SCP-████は7日後に突如として収容への抵抗を止め、収容下に戻った。
回答: これは基本的に[データ抹消]。どうかがんばってください。
付記: 調査により、この収容違反は担当職員の瞬間的な集中力の喪失により引き起こされたことが判明した。
付記: これ以降、財団に関する質問は機密情報の漏洩および潜在的な収容違反の可能性があるため、許可されない。 - セイン博士

質問文: 私の次の質問は何ですか?
発生したイベント: タイプBイベント
タイプBイベントの内容: 次の質問文が挿入されるまで、回答は生成されなかった。
回答: アレイスター・クロウリーと彼の作品についてどう思いますか?
付記: SCP-1347はテレパシーや予知能力は有していないものとみられる。

質問文: アレイスター・クロウリーと彼の作品についてどう思いますか?
発生したイベント: タイプBイベント
タイプBイベントの内容: 不明 ジェイコブズ研究助手が所有していたアレイスター・クロウリーの伝記の私的コピー本が消失していたことが監視カメラの調査により判明した。このコピー本は7日後、元の場所に再出現した。回答はこの再出現の後に生成された。
回答: フム、彼は少々ネジが飛んでいますが、いくつかの点ではかなりいいところを突いていますね、とりわけ[編集済み]。
付記: 我々が何か大きなものを見逃しているのでなければ、こいつはでたらめだ。 - セイン博士

質問文: 貧困問題はどのように解決すればよいですか?
発生したイベント: タイプBイベント
タイプBイベントの内容: どこまでがSCP-1347の影響を受けた出来事であるのか正確な範囲はほぼ測定不可能であるものの、[編集済み]で大量虐殺が発生した。合計で███,███名の犠牲者が記録され、これは人口の██%に相当するものであった。犠牲者の大部分は貧困地域で発生していた。国際連合が介入し虐殺が強制的に停止させられた後、SCP-1347の回答が出現した。
回答: 連中を殺してしまうのも一つの選択肢ですね。武器の売り上げも良くなることですし。
付記: 虐殺の停止から1週間後、[編集済み]への移民が急増し、人口規模はもともとの値のおよそ██%まで回復した。同国のGDPはイベント以前の最近の統計と比較してごくわずかな減少を記録した。また、ジニ係数は以前に比べて0.25下落した。このイベントに関するメディアの報道はほぼ同様の期間である1週間後には無視できる程度のものとなった。
付記: ██████博士は記憶処置を拒否し、職務に復帰するにふさわしいとみなされるまで4か月の心理セラピーの受講を希望した。

ページリビジョン: 1, 最終更新日時: 29 Mar 2016 10:20
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