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nn5n: scp-1404-JP 署名をよろしくお願いします。
EuclidSCP-1404-JP 署名をよろしくお願いします。Rate: -1
SCP-1404-JP
紙4

█月██日に回収されたSCP-1404-JP-1(検閲済み)

アイテム番号: SCP-1404-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 1404-JPはその性質上収容が不可能とされています。SCP-1404-JP-2の情報を元に該当地域にカバーストーリー「署名による個人情報抜き取り詐欺多発」を流布し、市民がSCP-1404-JP-1に署名する事を可能な限り阻止してください。また、押収されたSCP-1404-JP-1はサイト-81██の低驚異ロッカーに時系列順に保存してください。現在Dクラス職員の監視及びサイト-81██内の監視カメラの強化を行っています。Dクラス職員とSCP-1404-JPとの接触が目撃された場合は速やかに確保し、所持している書類を押収した後、クラスBの記憶処理を実施してください。また、SCP-1404-JP-2に名前が載ったDクラス職員は別のサイトへ移動させ、新たなDクラス職員を補充してください。

説明: SCP-1404-JPは突如出現する人型集団です。外見は20代から60代の男女の姿をしています。SCP-1404-JPは人の存在するあらゆる場所に出現し、署名活動と称してSCP-1404-JP-1に署名を持ち掛けてきます。対象に署名を行なった者はSCP-1404-JP及びそれに関わるすべての記憶が消失します。これは署名をしなかった者も同様ですが、外的要因によって署名するか否かの選択をしなかった者は記憶の消失がされていないことが確認されています。

SCP-1404-JP-1はSCP-1404-JP署名活動に使用されている署名書です。題名には「██の存在破棄をもとめる署名書」と記述されています。該当箇所には人名、生物、会社名、現象、その他あらゆる種類の名前がこれまで書かれていた事が判明しています。SCP-1404-JP-1は一般的に署名活動に用いられる署名書とは、題名以外の記述がない、住所を記名する箇所が見当たらない、など異なる点がいくつか見られます。

また、SCP-1404-JPの活動状況はSCP-1404-JPが運営していると思われるインターネットサイト(以下SCP-1404-JP-2と記述)で確認できます。このサイトに干渉する為のあらゆる手段が模索されていますが、どれも失敗に終わっています。
SCP-1404-JP-2には主に「現在の活動内容」「提出済み案件」の2つの項目から構成されています。「健在の活動内容」ではSCP-1404-JPが現在行っている署名活動の内容、その時点での署名数や署名者の氏名が記載されています。「提出済み案件」では条件(後程記述)を満たしたこれまでの署名活動の内容が記録されています。

署名数が100を超えるという条件に達すると署名に書かれていた対象の存在、記憶 記録、その他SCP-1404-JP-1、SCP-1404-JP-2以外その対象を確認可能なもの全てが消失します。この現象が実際に確認された事例は報告されていませんが、押収されたSCP-1404-JP-1とSCP-1404-JP-2からこの現象が発生していると結論づけています。
 
現在消失したと考えられる対象(SCP-1404-JP-2より一部抜粋、改変[]内はSCP-1404-JP-2上の記述、()は追記)
・大原 武██県█市長[署名活動時54才]
・株式会社SASANAMI
・ミナミイシドブネズミ[学名Rattus clades]
・福岡県██市████町
・ビバリア菌[摂取した際の症状:頭痛 吐き気 平均45度の高熱]
・株式会社███のスナック商品████の形状が三角形であることに対しての秘密(実際に該当会社に問い合わせた所「そんなもの、元々存在しない。」と回答されました。)
・██県█市███小学校の滑り台(███小学校には過去に一度も滑り台が設置されていたという記録はありません)
・小川 直人[署名活動時14才]
・遺体力発電
・███流星群
・████の████████
・████████████

補遺: 20██年██月██日にSCP-1404-JP-2の現在の活動内容欄に「SCP-███-JP」と追加されていました。この二日後の██月██日、サイト-81██でSCP-███-JPの担当者である███博士にSCP-1404-JPが接触している場面が目撃されました。確保した所、一個体のみ消失せずに対話を要求してきた為、SCP-1404-JPとの対話の場が設けられました。

対象: SCP-1404-JP(外見は30代女性)

インタビュアー: ██博士

<録音開始>

██博士: さて、我々に話があると?

SCP-1404-JP: ええ、単刀直入に申し上げますと、私たちの活動に対して理解を示していただいて欲しいのです。

██博士: 理解、と言っても我々は貴方方の行っている行為やそもそもあなた方の存在すら完全には理解して無いのですが。まず、貴女方は何者なのですか?

SCP-1404-JP: 私達は「少数の、不満や悲しみ、怒りを覚える者達」の為に活動を行っている団体です。

██博士: 少数…ですか…。しかし貴方方が目標とする100人という数は些か少なすぎやしませんか…?

SCP-1404-JP: そんな事ありません。新たなる物事に対する反対派と考えればむしろ多い程ですよ。

██博士: …そうですか。ところで貴方方は突如出現し、消失している件に関しては?

SCP-1404-JP: …私達はこの世界とは別の時間軸からやって来ています。そこでは瞬間的な移動は貴方達が車を運転する事くらい至極簡単な事なのです。世界に変動を与えないために深くは言えませんが。

██博士: …? 貴方方は我々の世界から様々な物を消失させているようですが、これも我々の世界に変動を与えてはいませんか?

SCP-1404-JP: あくまでそれは元々はこの世界に影も形も無かったものです。それが少数であれ人々に悪影響を与えるのであれば、初めからなかった方がいいでしょう?それより、どうでしょうか…?

██博士: 何がですか…?

SCP-1404-JP: 先ほどの話の続きですよ。私達の行動に理解を示して戴けるなら、是非私達の署名にご協力をお願いしたいのです。貴方達は多くの異常物品を収容しているようですが、其の殆どが不要なもの、害をなすもののように感じます。貴方達が署名にご協力いただけるのであれば、もうそれらに心を病むことはなくなりますよ。先ほどのお方のように。

██博士: …。

SCP-1404-JP: あの方は言っておりました。もうこんな生活嫌だ、と。死や世界の終焉と隣り合わせの生活を過ごすならいっそ全て初めから無かった方が良い、と。

██博士: …別に貴方方がそう望むのであればあえて我々から同意を得ずとも、行動に移れば良いではありませんか。

SCP-1404-JP: それはいけませんよ。それではただの横暴です。あくまで私達は善意で活動しているのですから。人々の報われぬ要求をくみ取り、集め、現実にするのが私たちの喜びであり、使命なのです。

██博士: そうですか。では申し上げますが却下します。


SCP-1404-JP: …なぜでしょうか。

██博士: 我々の理念は「確保 収容 保護」であり決して破壊、消滅だけが目的では無いからです。またそれらが失われた場合、どのようなことが起きるかが予想できない上、新たなるオブジェクトが発覚した場合、最悪の場合に備えるという意味でもそれに太刀打ち出来るオブジェクトの存在は不可欠です。

SCP-1404-JP: …ほう。

██博士: そのうえ、貴方方の方法が本当に安全かも怪しい。本当に全てを完全に消失させる事が出来るのか。それこそあの紙やサイト上の情報が全て嘘偽りの可能性だって十分にある。だからこそ、安易に貴方方に手を貸すことはしません。

SCP-1404-JP: …なるほど…そうですかそうですか。確かに貴方達の理念は素晴らしいのでしょう。貴方達はこの財団が掲げた理想の実現の為、日々尽力しているのですね。しかし貴方達がその結論に辿り着いたのなら、この地獄を共有する他の方々にも聞いてみるべきですよ。貴方達の団体に存在する全ての異常物品、そしてこの財団の存在が本当に必要かどうかを。

[SCP-1404-JPは笑みを浮かべた後突如消滅]

<録音終了>

このインタビュー直後、SCP-1404-JP-2の活動内容欄が「SCP財団に収容、記録されている全ての異常物品の存在破棄を求める署名」の1つのみに変更されていました。署名者数は20██年█月██日時点で27人であり、表記されている署名者は全てサイト-81██に在住するDクラス職員の本名が記載されています。

██博士の提案の下、20██年█月█日サイト-81██に在住するDクラス職員全員を終了しました。しかし、対象がサイト-81██以外のD-クラス職員に変更されたため、現在は署名していないDクラス職員を補充し、監視を強化する方針をとっています。

「SCP財団に収容、記録されている全ての異常物品の存在破棄を求める署名」
現在署名人数27人
署名者
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█████
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多くの署名ありがとうごさいます。さらなる多くの署名をよろしくお願いします。

ページリビジョン: 3, 最終更新日時: 06 Feb 2019 15:51
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