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nn5n: scp-1460-JP 現実改変猫達
EuclidSCP-1460-JP 現実改変猫達Rate: -12
SCP-1460-JP
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収容当時のSCP-1460-JP

アイテム番号: SCP-1460-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 現在、旧SCP-1460-JP専用収容室に接している廊下はバリケードによって封鎖され、4名以上の警備員が交代制で警備にあたり、如何なる場合でも全ての職員は、立ち入りが禁じられています。
SCP-1460-JPは、事案-1460によって破壊された旧SCP-1460-JP専用収容室に睡眠状態で収容されています。収容室内には、監視カメラ3台が設置され、内部の状態を常に記録しています。SCP-1460-JPの活性化を確認した場合、直ちに松原博士へ連絡して下さい。松原博士の指揮で機動部隊により、サイト-8169内に移設されたSCP-1460-JP専用収容室への移動が行われます。

SCP-1460-JPは現在、サイト-8169内に存在する対現実改変設備を備えた鉄筋コンクリート製の5m×5m×5mのSCP-1460-JP専用収容室に収容されています。収容室内には、監視カメラ3台が設置され、内部の状態を常に記録しています。SCP-1460-JPには要望により、1日に2回、魚類の切身を中心にした餌が350gと水道水120mlが与えられ、食事の間に、50mlの牛乳と1斤8枚切りの食パン1枚が与えられます。SCP-1460-JPに餌を与える際は必ず、SCP-1460-JPの睡眠の妨げにならないタイミングで、Dクラス職員を使用して行って下さい。

説明: SCP-1460-JPの外見は一般的なメスのイエネコ(学名:Felis silvestris catus)で、避妊手術の痕が確認されています。SCP-1460-JPは、人間との言語、主に日本語を使用した意思疎通が可能であり、ヒトと同程度の知能を有しています。SCP-1460-JPは現実改変能力を有しており、財団は収容当時、ヒューム値の測定記録から0.5/35であるとしていました。しかし、事案-1460以降、最低でも0.3/70以上と推測されており、事案-1460時、SCP-1460-JPの生存本能が刺激された事により、能力が覚醒したと考えられています。
SCP-1460-JPは、████/██/██に財団へ収容される以前から自身の現実改変能力を実験していたようです。(インタビュー記録を参照)

補遺1: SCP-1460-JPは、日本国██県██市の住宅街にて、エージェント・加藤によって発見され、2ヶ月間、エージェント・加藤によって飼育されていました。エージェント・加藤がアルコールに酔った状態でSCP-1460-JPに話し掛けた所、SCP-1460-JPが返答した為、異常性に気付き、後日、エージェント・加藤により収容されました。

対象: SCP-1460-JP

インタビュアー: 松原博士

<録音開始>

松原博士: やぁ、SCP-1460-JP。私の声が聞こえるかい?

SCP-1460-JP: えぇ、聞こえています。博士。私には少し大き過ぎるくらいです。

松原博士: [マイクの音量を下げる]あーあー、これぐらいかい?

SCP-1460-JP: はい。有難う御座います。

松原博士: それじゃあ、インタビューを始めよう。まず君の生い立ちについて。

SCP-1460-JP: 解りました。私の一番古いであろう記憶は、私がペットショップで売られていた時の事です。生後1~2ヶ月程だと思います。その頃私には弟がいました。白黒のやんちゃな奴でした。恐らく現実改変能力は持っていないと思います。私もその頃、現実改変能力は有りませんでした。

松原博士: 能力を得たのはいつ?

SCP-1460-JP: 分りません。ふとある時、外に出てみたいと思った時、私はペットショップの外にいました。それからある女性に拾われ、飼い猫『ミケ』として数年暮らしました。しかし彼女はある日、私を放ったらかして旅行に行ってしまい、私は暇になってしまいました。なので私はその家を出て、野良猫になり少し離れた地域のボスネコとしてかなり長い間暮らしました。その時、私は現実改変能力を駆使して色々な事を試して見ました。私の子分に危害を加えた奴に報復として奴の家のボヤを起こしたり、階段から逆さまに突き落としたり、ナワバリを荒らす奴らを別次元へ送ったり、自分の分身を創ってナワバリの警備に当たらせたり、あと人間に化けた事もあります。なかなかに愉快でした。

松原博士: 解った。しかし君は、最終的にエージェント・加藤によって飼われていたんだよね?

SCP-1460-JP: はい。ボスとして長い間その地域に君臨しましたが、流石に疲れましたし、飽きて来たので…私がボスを辞任して間も無く彼に出逢い拾われました。私は彼が裕福だったおかげでご飯には困らなかったので、彼の前では現実改変能力は一切使いませんでした。

松原博士: 何故エージェント・加藤と会話しようと思ったんだい?

SCP-1460-JP: 話したくてした訳ではありません。その日彼は朝から出かけて家にいなく、私は1匹で彼のベッドの上で寝ていました。物音で目が覚めると、スーツを着た10才前後の男の子がいて、私はそいつを威嚇しました。そいつは『私達と共に来ないか?』などと訳のわからない事を言って近づいてきたので、そのつもりは無いと言ったら、そいつは私が話せる事に驚きもせず、『君はこんな所より、もっと、少なくとも人間共よりは上の立場に居るべきだ。』などと言ってきました。私は睡眠を邪魔されると気が短くなってしまうので、そいつと言い合いになり、加藤が帰って来る寸前までそいつは、居座っていました。口喧嘩には自信があったので、私はとことんそいつを貶してやりました。そいつはバーカバーカと、幼稚な捨て台詞を残し半泣きになり、突如として消えました。彼が帰って来た時、私は疲れていて寝てしまいました。目が覚めた時、彼は酔っていて、寝惚け眼の私に『猫はいいよな、気楽で。』なんて言うものですから、わたしは腹が立って、『私だって楽なだけじゃないですよ!!!』と大声で言ってしまったのです。今考えれば加藤に私が言語によるコミュニケーションが可能であり、それが当然の事であると記憶を改変しておくべきだったと思っています。

松原博士: それは大変だったね。その男も現実改変者と推測していいんだね?

SCP-1460-JP: はい。あいつと私と言いあっている間、午前11時~午後10時ぐらいまでの11時間、飲食、排泄は疎か瞬きすら私には確認出来ませんでしたから。

松原博士: そうか、ありがとう。SCP-1460-JP。

SCP-1460-JP: [3秒間の欠伸]礼には及びませんよ。博士。

<録音終了>

SCP-1460-JPは財団に対して、危害を加える事が無ければ、基本的には友好的な態度を示していました。しかし、SCP-1460-JPは非常に強力な現実改変能力を有し、その上イエネコなので、ヒトとは根本的な思考の違いがあるとして、扱いが難しく人類に害を与える可能性があるとして、収容当初から終了処分にするか否か議論になっていました。そして長期間の議論の末、████/██/04にO5協議会によってSCP-1460-JPの終了処分が決定しました。
しかし、終了処分開始約2分前、睡眠中だったSCP-1460-JPが目を覚まし、自身の体毛を硬度の高い繊維に変化させ、自身を包み、収容室の壁に固定しました。その後、繊維を数百本束ねた触手に似た様な物体を動かし、収容室を破壊し、職員を攻撃しました。これにより、収容室のドアの前で待機していた機動部隊-26[鋼鐵のアヒル]に所属していた隊員11名を殺害し、7名が重傷を負いました。
財団は触手が消失し、活動が完全に停止した2週間後に収容室の検査を行い、その結果、何者かによって対現実改変設備が破壊されている事が判明しました。又、処分開始前にSCP-1460-JPが機動部隊への攻撃を開始した事から、SCP-1460-JPが終了処分が決定した事を認知していた可能性があります。
現在、財団は財団内にSCP-1460-JPに加担している人物がいると推測し、調査を行っています。
███/██/01追記事案-1460時、SCP-1460-JPに殺害された機動部隊隊員11名が全裸で気絶した状態で、SCP-1460-JP収容室内に突如として出現しました。出現した隊員11名は全員、事案-1460の発生当日の記憶がなく、精密検査の後、6名が再び機動部隊-26[鋼鐵のアヒル]に再所属し、他5名は辞職しました。隊員11名の内、1名の背中には、油性インクによって文章の書かれた紙片がセロハンテープによって固定されていました。内容は下記の通りです。

この人達にも帰りを待っていた人がいるでしょうから、一応帰しておきます。私は貴方がたがこちらに危害を加えなければ攻撃は致しません。しかし、貴方がたが私をもう一度処分とするのであれば、私としても死にたくはないので、手加減せずに皆殺しにするつもりです。私はとても疲れたので少しの間眠ます。くれぐれも起こさないで下さい。

補遺2: 事案-1460後、現在までSCP-1460-JPは長期的な睡眠状態にあり、終了処分を行う事が出来ない現状にあります。しかし、財団側から刺激を与えるような行為をしなければ、SCP-1460-JPに30cm程接近したとしても攻撃を再開しなかったため、O5協議会は、SCP-1460-JPの収容の安全性を向上させるため、SCP-1460-JPを睡眠状態で暫定的に収容し続ける事を決定しました。
SCP-1460-JPの終了処分については、O5協議会により、再議が行われる予定です。

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        <再生開始>

        河野研究員: 結構危なかったですね。

        三宅博士: そうですね。しかし、此処で再び出逢えるとは思いませんでしたよ。

        河野研究員: 俺もです。[キーボードのタイプ音]こんなもんですかね?

        三宅博士: えぇ、これなら大丈夫です。お疲れ様でした。

        河野研究員: お手伝いありがとうございました。三宅博士。

        三宅博士: 礼には及びませんよ。河野研究員。サイト管理者と言うのも、結構暇なもので。

        河野研究員: 編集を手伝って頂いたお礼が何かしたいのですが。何がいいですか?飯なら何でも奢りますよ。

        三宅博士: そうですね…[3秒間の沈黙]それでは頭を撫でてくれませんか?

        河野研究員:[5秒間の沈黙]解りました。俺が貴女を撫でるのは少々奇妙ですが。

        [13秒間の音源不明のゴロゴログルグルという音]

        河野研究員: これからどうするんですか?

        三宅博士: それは、どう言う意味ですか?

        河野研究員: 貴女の性格からして、いつまでもこの仕事に就き続けるとも、黙って収容されるとも思えないですが。

        三宅博士: そうですね。出来る限り今の仕事に就いて、この仕事に飽きればここを出て、ここで調べた現実改変者で構成されいる要注意団体の所へでも行くつもりです。とは言っても、この奇妙な仕事は飽きる気はしませんけどね。

        河野研究員: そうですか。俺も一緒に行きますよ。

        三宅博士: 解りました。すいません、急用を思い出しましたので失礼します。

        河野研究員: えぇ。それでは、姉さん。

        <再生終了>

ページリビジョン: 4, 最終更新日時: 17 Mar 2019 08:57
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