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nn5n: scp-734-JP アイドルマネジメント
EuclidSCP-734-JP アイドルマネジメントRate: 0
SCP-734-JP

アイテム番号: SCP-734-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 調査用にSCP-734-JPをダウンロードしたスマートフォンはサイト-81██の標準収容ロッカーに収容されます。SCP-734-JPの配信は停止されており、再配信の申請はすべて不認可にしてください。対象者を発見した場合は確保しインタビューをした後にクラスA記憶処理を施して解放してください。

説明: SCP-734-JPはAndroid・iOS対応のスマートフォン向けゲームアプリケーションソフトウェアです。SCP-734-JPのジャンルはアイドル育成カードゲームであり、配信を停止させるまでに██████回ダウンロードをされました。

SCP-734-JPの特異性はサービスの1つである有料ガチャにおいて、排出率1.5%のアイテムを10回連続で引き当てたユーザー(以下対象者)に発揮されます。アイテムを引き終えた直後に対象者は基底現実とは異なる空間(以下SCP-734-JP-A)に転移します。

SCP-734-JP-Aは6畳程度の広さの部屋です。SCP-734-JP-Aに窓は存在しますが、極度に粗いすりガラスであり、開閉機構をオミットされているため、外部の様子は不明です。SCP-734-JPには長テーブルと互いに対面するようにパイプ椅子が2席置かれています。その内1席にはスーツを着たモンゴロイド男性の容姿をした人型実体(以下SCP-734-JP-B)が座っています。

対象者はもう1席のパイプ椅子に座る形で転移されます。対象者はSCP-734-JP-Bから複数の質問をされます。質問の内容は対象者の趣味や、創作に対する意識についてなどになります。そして終盤になると対象者はSCP-734-JP-Bに自身の仲間にならないかと勧誘をされます。これに対して断った場合、対象者は元いた場所に再転移されます。承諾した場合の行動は不明です。

その条件の厳しさから20██/██/██時点で財団が確認した対象者は2人です。

以下は対象者の1人である高塚██氏へのインタビュー記録です。

対象: エージェント・渡辺

インタビュアー: 高塚██氏

<録音開始(20██/██/██)>

エージェント・渡辺: それではインタビューを開始します。それではまずあなたがあのゲーム、アイドルマネジメント1を初めたきっかけから教えてください。

高塚██氏: きっかけといいましても、もともとああいうゲームをやっていたからってだけですよ。そうしたら思いの外ハマってしまって。

[重要度が低いため割愛]

A・渡辺: 分かりました、次に高塚さんが転移をした時のことを教えてください。

高塚氏: まさかの10人目の██ちゃん2が引けて、うおって思ったら突然家じゃない場所にいたんですよ。びっくりなんて話じゃないですよ。

A・渡辺: 転移された場所はどのようなものでしたか。

高塚氏: そうですね、会社っぽいといいますか。そもそも気づいたらパイプ椅子に座ってて、あたふたしていたら話しかけられたんですよ。

A・渡辺: その話しかけられたというのは、どのような人物にですか。

高塚氏: 日本人ではあると思います、ちょっと太った男だったかな。結構よれよれの服を着ていましたね。

A・渡辺: その人物との会話内容を教えてください。

高塚氏: 正直に言って、最初の方は何を言っているのかはよく分かりませんでした。声自体が小さくて、ボソボソ言っているから何度も聞き直してしまいました。それでようやく、何かしらの面接っぽいものに巻き込まれたんだなってことが分かりました。なんて言ったかな。[3秒間の沈黙]たしか自分達はちょっと変わった創作集団で、あなたはあんな厳しいガチャを10回も引き当てる特殊能力をもった人だから、是非来て欲しいとか言われました。正直いきなりそんなこと言われてもって感じですよね。そもそも何を作ってる団体かってことも知らないし。

A・渡辺: そこであなたは断ったのですか。

高塚氏: ええ、突然そんなこと言われてもって。そうしたらその人が置いてあったバッグから何か取り出したんですよ。なんだろうって思ったらフィギュアだったんですよ。ああ、こういうサークルかって思ってたらそのフィギュアが突然動き出したんですよ。あんなちっちゃな所にどうやってモーターとか組み込んだのかなとか思ってたら。その中に███ちゃん、ああ僕の好きなゲームのキャラなんですけど、そのフィギュアがありまして。ついそれを見せてくれませんかって言ったら、███ちゃん好きなんですかって言われまして。はいって言ったら今までの感じが嘘みたいにグイグイ来るようになりました。ただあんまりにもしつこいからいやになって、申し訳ないがもし人を誘うならもう少し段階を経た方がいいですよって。今考えたらかなり上からの物言いですけど、多分かなり苛ついてたのかなって思います。そうしたらその人、まあ当たり前ですけどいやな顔になって。そのちょっと後に自分の家に戻ってました。

A・渡辺: その後に何か変わったことがありましたか。

高塚氏: そうですね、些細なことですがゲーム内で運営からのメッセージってのが来ました。なんだろうって思ったんですが、えーとたしかガチャで10枚来た時のことでなんかあなたはチート使ったんでBANします、って内容だったような。まあ当然ゲームもできなくなって。

A・渡辺: その後どうしましたか。

高塚氏: ムカついたんでアプリ消しちゃいました。まずかったですか。

A・渡辺: いえ、大丈夫です。ありがとうございます。

<録音終了>

終了報告書: 高塚氏を調査した結果、不正行為、特異な能力を行使した形跡は確認されませんでした。高塚氏はその後クラスA記憶処理を施した後解放しました。

ページリビジョン: 2, 最終更新日時: 28 Jun 2017 16:51
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