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nn5n: scp-1748-JP 母なる者
EuclidSCP-1748-JP 母なる者Rate: -1
SCP-1748-JP

アイテム番号: SCP-1748-JP

オブジェクトクラス:Euclid Keter

特別収容プロトコル:SCP‐1748-JPはサイト-8141の標準人型収容室に収容してください。収容室の周囲20m以内への男性職員の立ち入りは許可されていません。違反が確認された場合、場合によっては終了処分が言い渡されます。また、両者が望んだ場合にのみレベル1以上の職員1名以上の同伴の元、SCP-1748-JPはSCP-1748-JP-1との面会が許可されます。現在、SCP-1748-JPは鬱病の兆候が確認されています。週に2度の精神科医によるカウンセリングと共に適量の抗鬱剤を処方してください.

事案い-c後、SCP-1748-JPに対する特別収容プロトコルが大幅に変更されました。詳しくは下記をご覧ください。

SCP-1748-JPは███県███市の山中の地下40mに建造されたサイト-81██に収容してください。SCP-1748-JPの特質上サイト-81██に雇用される職員は全員女性に限定されます。サイト-81██内は4時間毎に清掃と殺菌、消毒を行い清潔な状態を保ってください。細菌類、植物性プランクトンを除くすべてのメス、雌雄同体の性質をもっている生物のサイト-81██への持ち込み、侵入は禁止されています。侵入の意思、もしくは侵入行為が確認された場合、対象への予告なしの終了処分が許可されています。また、新たなSCP-1748-JPの出現が確認された場合、SCP-1748-JP-1を即座に確保しSCP-1748-JPから隔離したのちにカバーストーリー「捨てられた孤児」をSCP-1748-JP-1へ流布してください。

説明:SCP-1748-JPは身長158cm、体重47kgの国籍不明の十代後半の少女のように見える人型実体です。体内構造は一般的な人間と異なる点はありませんが、特筆すべき点としてSCP-1748-JPは身体のどの部位の細胞の核にも染色体を持ちません。ですが、例外的にSCP-1748-JPが生殖を行う際に卵子にて通常の染色液では着色不可能な染色体(以下、SCP-1748-JP-2)が出現します。SCP-1748-JP-2は、SCP-1748-JPに生殖時に受精された精細胞と同じ数出現します。この性質によりSCP-1748-JPはどのような生物とも子孫を残すことが可能です。SCP-1748-JP-2は人間の血液により着色が可能です。

それ以外にSCP-1748-JP-2そのものに目立った特徴は確認されておらず、SCP-1748-JPから出産された生物(以下、SCP-1748-JP-1)は精細胞側の生物の特徴を一部持つ以外は一般的な人間と比べ変わった点は存在しません。

個体名 染色体に一致する生物 特徴
SCP-1748-JP-1-a イヌ(犬種については不明) (学名: Canis lupus familiaris) 全身に2mmほどの体毛が生えており、嗅覚、聴覚の機能が一般的なヒトの約600倍程度の性能がある
SCP-1748-JP-1-b ハシボソガラス (学名: Corvus corone) 脚部の爪と視力の発達、他者との対話・協調に長けている
SCP-1748-JP-1-c アブラコウモリ (学名: Pipistrellus abramus) 上腕部の骨とそれに癒着している皮膜の発達 主に20時から22時頃から活動を開始する
SCP-1748-JP-1-d ドブネズミ (学名: Rattus norvegicus) 中切歯の発達(現在も伸び続けているため、定期的なメンテナンスが必要) 尾骶骨周辺から尾が生えている
SCP-1748-JP-1-e [削除済] [削除済]
SCP-1748-JP-1-f タマゴケ (学名: Bartramia pomiformis) [削除済]

身体の特徴以外は全て人間と同じようだな。この子達の成長次第によっては我々にとっても重要な財産にもなり得るだろう。…華子1が光り物を見つけては私のところに見せに来るのには困ったものだが。 -春日井博士

SCP-1748-JPは近隣住民より異臭や騒音の苦情が寄せられていた民家への████市役所の立ち入り調査の際に発見されました。その際にSCP-1748-JPと共に上記のSCP-1748-JP-1が発見されました。保護された後にSCP-1748-JPがSCP-1748-JP-1-eを出産したことからSCP-1748-JPの異常性が発覚しました。████警察署に潜入調査を行なっていたエージェント2名によりSCP-1748-JPとSCP-1748-JP-1が確保され、その後周囲全体にカバーストーリー「多頭飼育崩壊」が流布されました。確保される際、SCP-1748-JP-1は軽度の抵抗を行いましたがSCP-1748-JPは一切こちらへの反応を示すことはありませんでした。

インタビューログ: SCP-1748-JP-α

対象: SCP-1748-JP

インタビュアー: 春日井博士

付記: SCP-1748-JPをサイト-8141に収容した直後に実施

日時: ** **(20██/7/29)

春日井博士: こんにちは、SCP-1748-JP。

SCP-1748-JP: [俯いた状態で15秒間無言]

春日井博士: …早速だが君にいくつか聞きたいことがあるんだ。答えてくれるかい?

SCP-1748-JP: [11秒間無言]

春日井博士: SCP-1748-JP-1…つまり君の子供達が心配かい?今はここの託児所で保護しているよ。食事も寝床も心配無しだ。

SCP-1748-JP: [軽く春日井博士の方を見つめる]

春日井博士: 安心してくれたかな?じゃあ質問するよ。まずあなたの名前、年齢を教えてください。

SCP-1748-JP: [8秒間無言]

春日井博士: ではSCP-1748-JP-1について聞かせてください。

春日井博士: 君は話す気が無いのか話せないのかどっちなんだい⁈…わかったこれだけは聞かせてくれ。君のいたあの家の家主はどこにいる?何か知っていることは?

SCP-1748-JP: [24秒間無言]

[インタビュー終了]

<録音終了>

終了報告書: インタビュー後、春日井博士はインタビュー時の対応について問題があったと███研究員から叱責を受けました。

補遺-1: 事案い-C:(20██/10/26 22:47)
上時刻においてサイト-8141内にて軽度の停電が発生しました。約4分後に復旧しましたがその際にSCP-1748-JPの収容違反が発生しました。収容違反発覚から約21分後、大型生物型であるSCP-███収納室内にてSCP-1748-JPが発見されました。発見当時、SCP-███は一切の身体活動が停止させられている状態でした。その約9時間後にSCP-1748-JPがSCP-1748-JP-1-gを出産しました。誕生約1時間後、SCP-1748-JP-1-gが収容違反を起こし[削除済]が発生しました。その際に死傷者██名の被害が出ました。その場に居合わせた春日井博士によりSCP-1748-JP-1-gは緊急終了処分が行われました。現在SCP-1748-JP-1-gの遺体はサイト81██にて保管中です。

事案い-C後、春日井博士により提出された文書

事案い-Cにより、SCP-1748-JPによる新たな人型SCPの発生や未収容のSCP-1748-JP-1が存在する可能性が浮上しました。SCP-1748-JPのオブジェクトクラスの変更を要求します。 -春日井博士

要求を認める。 -O5-3

このやり取りの後に春日井博士に対する異動処分が下されました。

補遺-2:

以下のインタビューログは異動前に春日井博士が非公式に行ったものを映像ログと音声データをもとに作成されたものです。

インタビューログ: SCP-1748-JP-β

春日井博士: ふざけるんじゃないこの[罵倒]女が!

SCP-1748-JP: [驚いたように体を震わせる]

春日井博士: とぼけたって無駄だ。あの停電の復旧作業中にSCP-1748-JP-1-cが死んでいるのが見つかった。どこでだと思う?停電の原因の切断されたケーブルの真横だ。しかもケーブルには噛みちぎられたような跡が見つかった。

SCP-1748-JP: [6秒間無言]

春日井博士: まただんまりか。私には█才の子供がそこまで好奇心で行動できるとは思えない。お前が指示したのか?

SCP-1748-JP: [4秒間無言]

春日井博士: どうなんだ!

SCP-1748-JP: フフ…アハハハハハハハハハハ!

春日井博士: やっと尻尾を見せやがったな。何故あんなことをさせたんだ!自分の子供に!

SCP-1748-JP: それが私の仕事だからよ先生。あんた達は数が多すぎるのよ。なら減ってもらわないとね。それがあの人の望みだから。

春日井博士: あの人だ?どこの[罵倒]野郎だそいつは。

SCP-1748-JP: そんなこと言っちゃって。もっとこの状況を楽しんでみたら?

春日井博士: [SCP-1748-JPの顔面を殴る。]

SCP-1748-JP: あら乱暴なことするのね。これって生きている証ってやつかしら?面白いわね貴方達って。

春日井博士: 黙れ!あの子達を殺しやがって!

SCP-1748-JP: あらあら。先生、母親の私よりあの子達にお熱みたいね。

春日井博士: お前みたいなやつが母親を名乗るんじゃない!

SCP-1748-JP: フフ。…あら先生。そろそろお別れみたいよ。

春日井博士: あ?…ああク[春日井博士の音声が途絶えるとともに監視カメラの映像が黒い手のようなもので隔てられる]

SCP-1748-JP: [壁に埋め込まれた集声マイクに向かって]それじゃあ先生、またどこかで。

[インタビュー終了]

この後、SCP-1748-JP収容室のセキュリティ異常を確認した██研究員により機動隊が送られ、収容違反中であったSCP-1748-JPと複数の人型実態が鎮圧、確保されました。現在、春日井博士は集中治療室にて治療が施されています。

春日井博士の治療が完了しましたら彼女へのカウンセリングと記憶処理を要求します。子宮摘出と夫の死を乗り越えて、それでもなお子供2を失い苦しむ博士を私はこれ以上見たくありません。 -██研究員

この要求は現在、O5-3により審議中です。

ページリビジョン: 2, 最終更新日時: 11 Aug 2019 06:42
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