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nn5n: scp-1763-JP いや、お前だけ逃げてどうすんの……
EuclidSCP-1763-JP いや、お前だけ逃げてどうすんの……Rate: 58
SCP-1763-JP
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活性時のSCP-1763-JP

アイテム番号: SCP-1763-JP

オブジェクトクラス: Anomalous Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1763-JPはサイト-81██内の低危険度物品収容室内に保管されており、許可のない持ち出しは禁止されています。SCP-1763-JPが消失した場合、管理担当者は職員に報告してサイト内を捜索し、SCP-1763-JPを発見次第収容室に戻してください。SCP-1763-JPによる火災が発生した場合、発見者がすぐさま消火に当たってください。この際、扉または窓を破壊することが許可されています。

現在サイト-81██内に避難口誘導灯を設置すること、並びに持ち込むことは禁止されています。

前記: Euclid指定以前の説明はAnomalousアイテム一覧-JPを参照してください。(アイテム551-600に収納)

説明: SCP-1763-JPは現在の消防法に基づくピクトグラムがデザインされた避難口誘導灯であり、耐久実験より破壊不可能であることが判明しています。電源接続を必要とせず発光することが可能ですが、これはオブジェクトの特有のものであり、外部からの操作で発光させることはできません。内部には蛍光灯が使用されていることが判明しており、このことからSCP-1763-JPは2010年より以前に作成されたものと推測されています1。販売元は依然不明であり、特定作業は継続して行われています。

SCP-1763-JPはオブジェクトが存在している建造物内の同デザインの避難口誘導灯と入れ替わります。これに規則性は見られません。このとき、入れ替わりの影響を受けた避難口誘導灯は消失します。また現在まで、入れ替わりの対象となった避難口誘導灯は全て室内に設置されていたもののみです。入れ替わりが起こった後、SCP-1763-JPに表示されているピクトグラムの人物(SCP-1763-JP-1に指定)がイラスト内の非常口を抜け出るように移動し消失します(以降この状態を"活性化状態"と表記)。

SCP-1763-JPが活性化すると、オブジェクトが存在する部屋の扉および窓が室内外関係なく開閉不可能となります。SCP-1763-JP-1が移動する際開かれていた扉および窓は自発的に閉じられます。その後20秒以内に部屋内部で原因不明かつ酸素供給を必要としない火災が発生します。また、この火災は部屋外部へは広がることはなく、何らかの方法で外部から消火されない限り室内のみを延焼し続けます。このとき、室内壁は燃焼の影響を受けるも崩壊しません。加えて、室内スプリンクラーは正常に作動しますが、火災の完全な消火には至りません。消火が完了されるとSCP-1763-JPは非活性化状態となり、SCP-1763-JP-1が再出現し初期の状態へと復元します。

発見: SCP-1763-JPは2016/██/██、████大学工学部棟で発生した火災現場から発見されました。当時、講義室内の生徒及び講師が全員死亡する被害が発生したにも関わらず、全くの損傷がない状態で火災現場に設置されていた当オブジェクトを不審に思ったエージェント2により回収され、破壊不可能な非常口誘導灯としてAnomalousアイテムに指定されていました。その後、インシデント1763-JP3の発生により当オブジェクトの異常性が判明、オブジェクトクラスはEuclidに指定され、正式にSCP-1763-JPとして収容されるに至りました。また、SCP-1763-JPの異常性が判明してすぐサイト-81██内の非常口誘導灯は全て撤去されました。

実験記録: 以下はSCP-1763-JPの実験記録です。これらは全て凍田博士の監修の元行われました。

実験記録1763-JP-A

内容: 2つの収容室内にDクラス職員をそれぞれ1名待機させ、内部に非常口誘導灯を取り付ける。なお、一方の収容室にはサイト内に設置されていたものと同様の非常口誘導灯を、もう一方には別種のものを取り付け、前者を部屋A、後者を部屋Bとする。この操作を10回行う。室内には消火器を設置してある。

結果: 全実験において、SCP-1763-JPは部屋Aへ転移した。また、SCP-1763-JPのピクトグラムが変化する前に部屋を退出することで、火災の発生を抑止しオブジェクトを非活性化させることが可能と判明した。火災は収容室内に突如発生しており、火元は判明したものの根本的な出火の原因は特定できなかった。消火器による消火は効果を示さなかった。

終了報告: SCP-1763-JPは同デザインの避難口誘導灯とのみ入れ替わるようです。内部からの消火に成功しなかったため、以降の実験においては消火は全て外部から行うことにします。 -凍田博士

追記: この結果をうけ、サイト内にSCP-1763-JPとは異なるデザインの非常口誘導灯を取り付ける案が実験担当の凍田博士より提言されたが、実行は保留されている。

実験記録1763-JP-B

内容: 収容室内にSCP-1763-JPと同デザインの非常口誘導灯を取り付けSCP-1763-JPを転移させ、状況を観察する

結果: SCP-1763-JPは転移したものの転移後の変化は一切見られず、火災は発生しなかった。

終了報告: 室内に人間がいないとSCP-1763-JPは完全な活性化をしないと思われます。 -凍田博士

実験記録1763-JP-C

内容: SCP-1763-JPを収容室内に直接取り付ける。収容室内にはDクラス職員を1名待機させる。

結果: SCP-1763-JPが活性化し火災が発生。Dクラス職員は一酸化炭素中毒で気絶した後死亡した。

終了報告: 無理に取り付けても活性化するようです。取り扱いには気を付けなければなりません。 -凍田博士

実験記録1763-JP-D

内容: SCP-1763-JPを収容室内に直接取り付ける。収容室内には特殊耐火スーツを着用させたDクラス職員を1名滞在させ、状況を観察する。

結果: SCP-1763-JPが活性化し火災が発生してから7時間12分後、ピクトグラム内において汗をかいた表現を伴ってSCP-1763-JP-1がホースと思われるものを手にし非常口より再出現した。その後すぐさま収容室内に非異常性の大量の水が発生し火災は鎮火され、SCP-1763-JPは非活性化した。Dクラス職員は軽度の熱中症を負っていた。

終了報告: 新たな異常性が確認されましたが、これはSCP-1763-JP-1の善意の行動と取れるものの、対応が遅すぎますね……。困ったものです。 -凍田博士

ページリビジョン: 9, 最終更新日時: 05 Jun 2018 11:13
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