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nn5n: scp-1775-JP 焼滅の村
SafeSCP-1775-JP 焼滅の村Rate: -6
SCP-1775-JP

アイテム番号: SCP-1775-JP

オブジェクトクラス: Euclid(Safeへの再分類検討中)

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SCP-1775-JP-A周辺の画像。

特別収容プロトコル: SCP-1775-JP周辺には簡易監視所が設置されます。SCP-1775-JP-Aが区域外への脱走を行った際は速やかに対象を無力化してください。SCP-1775-JP-Aの管理法に関しては現在保留中です。一般人の侵入があった場合は速やかに拘束し、記憶処理を行った後に開放してください。近隣には立ち入り禁止令を発令し、カバーストーリー「地盤沈下」が適用されます。

説明: 以下の報告書はエージェント・萩野 慶(コードネーム・ピクス。以下、エージェント・ピクスと表記)の報告記録を基に作成されました。しかし、その当時の詳しい状況に関する情報をサイト-8163は所有していないため、不確定な情報を補完するための編集点が幾つか設置されています。

2███年現在、活動可能なSCP-1775-JP-Aの個体数は激減し、SCP-1775-JPの指定範囲の縮小が議論されています。その為、今後はSCP-1775-JP関連の小規模な監視体制のみの活動が中心に行われます。

SCP-1775-JPは██県███地区の森林内に存在する総面積███㎢の区画です。現在SCP-1775-JP内には総勢54体9体の人型実体(以下、SCP-1775-JP-A)が確認されており、2███年に発生した事案1775-JP-56732以降は全身が青色の炎で覆われる形で常に炎上している状態を維持しています。なお、このような状態においても対象は未だ生命活動を継続しており周囲を徘徊する様子などが確認されています。

サーモグラフィカメラを用いた調査の結果、これらの炎は周囲の植物に引火する様子も無く通常の外気温と大差ない温度を維持している事が判明しています。ですが、SCP-1775-JP-Aの挙動からこの炎には痛覚に作用する何らかの効果があると推測されており、時折大音量の発声を行ったり全身を掻きむしるなどの様子が確認されています。現在、SCP-1775-JP-Aの肉体は殆どが既に炭化しており、軽度の接触であっても崩壊します。しかし、崩壊後もSCP-1775-JP-Aは活動し生存し続けます。

SCP-1775-JP-AはSCP-1775-JP内でのみ活動が可能であり、この区画からの脱出は不可視の障壁(これはSCP-1775-JP-Aにのみ作用します)の出現により阻害されます。Dクラス職員を起用したSCP-1775-JP-Aの運搬作業も同様の影響により失敗し、事実上SCP-1775-JP-AはSCP-1775-JP内に収容されています。

SCP-1775-JP-Aに関するさらなる特異性として、回復能力を有さない高度な生存能力が確認されています。この特異性に関する考察はエージェント・ピクスの報告記録を基に行われており、前述した肉体崩壊後も生存し続けます。2███/█/██、SCP-1775-JP-Aの内の1個体の活動停止が確認されました。この事から、SCP-1775-JP-Aを炎上させている炎には記録されている生存能力を剥奪する特異性があるのではないかと研究部門は分析しています。未だ炎の正確な成分分析は成功していません。

補遺: SCP-1775-JPは2███/█/██に発生したエージェントの失踪事件を切っ掛けに発見されました。当時、エージェント・ピクスを含む4名のエージェントは異常物体(後のSCP-████)の影響下に置かれた地点の状況確認を目的とした収容任務K-0027に参加しており、その際、███地区内にて全員が失踪するという事案が発生しました。捜索班は失踪したと思われる地点を捜索しましたが発見には至らず、それらしい痕跡も消失していました。しかし、その約5ヵ月後、エージェント・ピクス自身の通信によりその所在が判明しサイト-8163によって救出され、それと同時にSCP-1775-JP‐Aの存在が明らかとなりました。

SCP-1775-JP主要区画(旧███村)
概要: SCP-1775-JPはSCP-1775-JP-A発生の中心であると予想される村群で、1799年頃に███村として成立、過去███区域で発見された銅鉱脈の採掘を目的として設立されました。しかし、銅鉱脈の低品質化と採掘量の減少から形態を農村に変更。その際、外来の農耕技術や風習を吸収(この際、読み書きなどの学習も行われ、内部には個人が残したと思われる文献がいくつも残存している。)しつつそれを基にした独自の社会形成や倫理構築を行っていった為、太陽信仰的宗教と一部変容した男尊女卑の風習が根強く残っていた事が明らかとなっています。

███村は1865年を境に他の村との関係を断絶し、一切の情報が途絶するという事態に陥ったと判明しています。その後、大政奉還の際に詳細な記録等も紛失し、エージェント・ピクスの報告によってその存在が明らかとなるまで完全に記録から抹消されていました。現在それの原因として、前述した年に詳細不明の実体が村内部の廃坑から発掘された事案が該当すると予想されています。

███村内部の状態

・10棟の家屋の損壊、または炎上。
・徘徊する炎上中のSCP-1775-JP。
・███村奥に存在する洞窟内(炭鉱跡地と予想)にある祠の破壊。内部には右腕を喪失した女性のミイラが安置されている。
・███村で発見された神社本殿内に遺棄されていたエージェント・吉永と思われる半人型をした実体。現在、財団が回収済み。
・半人型をした人間女性と思われる実体を大量に遺棄した穴。なお、全ての実体は現在も生存。
・大量の札。
・森林に遺棄された大量の乳児の白骨体。半人型実体が出産した物と予想。

エージェント・吉永の状態に関しては、全身に暴行を受けた痕跡や人間男性の精液と思われる液体が付着していたことから集団による性的暴行を受けた事による変質であると判明しています。なお、これらを行った存在は正確には判明していませんが、状況からSCP-1775-JP-Aによるものではないかと予想されています。

2███年現在、エージェント・ピクス以外のエージェント全員の死亡(内1名は死亡扱い)が確認されており、エージェント・ピクスに関しては回収時に心神喪失状態であると診断を受けたためサイト-8163の治療室にて拘束されています。エージェント・ピクスに関しては行方不明となっています。現在、調査主任エージェント・萩野 真一によるエージェント・ピクスの捜索が行われています。なお、失踪現場である医務室には大量の灰のような物質が残されており、これらに関しても分析、調査が行われています。


2███/3/11、エージェント・ピクスに要注意人物認定が適用されました。今後の調査はSCP-1775-JP調査担当主任であるエージェント・萩野 真一の指導によって行われます。

目に見える物だけが真実ではない。

あいつが俺達の前から消えた事、あの男があのエージェント等と常に活動を共にしていた事。

あいつにだけ、あの村で何も起きなかった事。

全てが繋がっている。

全て、あの村に通じている。

何度も言う。

目に見える事だけが真実ではない。

何故俺の息子は、あの村を一目で農村だと分かったんだ。

SCP-1775-JP調査担当主任: エージェント・萩野 真一

ページリビジョン: 4, 最終更新日時: 08 Aug 2019 12:24
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