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nn5n: scp-1794-JP 不条理が不条理を殺したIrrationalités ont tué irrationalités
EuclidSCP-1794-JP 不条理が不条理を殺したIrrationalités ont tué irrationalitésRate: 28
SCP-1794-JP
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ファイル作成者: ジョジュエ・リュティック博士

当該ファイルはSCP-1794-JP-1ではありません。

fig-1794-jp-1.jpg

イザベル・シモンIsabelle Simon氏(左)と彫刻家ヨルゴ・アデールYorgo Ader氏(右)

アイテム番号: SCP-1794-JP

オブジェクトクラス: Keter Euclid

脅威レベル:

特別収容プロトコル: SCP-1794-JP担当職員は毎日、感染者確認のための検査テストを受けなければなりません。また、SCP-1794-JPに関する全ファイルの作成者は財団ウェブクローラー"幼稚アンファン"によって自動的に確認され、「イザベル・シモン」という名前の人物が作成したファイルは破棄/再構築されなければなりません。財団が確保している全てのSCP-1794-JP-1は、サイト-73の電子保管庫に収容されています。

機動部隊ガンマ-5("燻製ニシンの虚偽")によるSCP-1794-JP-1の回収、及びSCP-1794-JP-2感染者への記憶処理は現在も進行中です。同時に、インターネット上を財団ウェブクローラー"審美眼サヴール"が走査し、「イザベル・シモン」に言及するあらゆる情報を記録しています。全ての「イザベル・シモン」の情報は異常性審査を受け、SCP-1794-JPやSCP-1794-JP-2の影響を受けていると判断された場合は強制的に除去されます。情報源であった人物は簡易的な尋問と記憶処理の対象となります。

ミーム部門と機動部隊ウプシロン-4("糖衣錠")による危険性協議の結果、当該ファイル、及び添付資料ファイルをMS-2342規格でエンコードする必要はないという結論が出されています。

説明: SCP-1794-JPは作成者・代表者・指導者など(以下、便宜上"作者"と総称)を内包する概念を対象とする、ミーム的-概念的寄生体です。SCP-1794-JPが寄生した概念(SCP-1794-JP-1に指定)に関する情報は改変され、"作者"がイザベル・シモンという女性に変更されます。この時、SCP-1794-JP-1の"作者"がイザベル・シモンであるという記憶を有していない人物は影響を受けません。しかし、SCP-1794-JP-1の"作者"がイザベル・シモンであると知った/知っていた人物は、SCP-1794-JP-2に指定される精神影響に感染します。

SCP-1794-JP-2感染者の大半は、イザベル・シモン及びその作品に関する具体的/詳細な知識を有していません。全SCP-1794-JP-2感染者の共通認識は、「イザベル・シモンは史上最低の"作者"である」というもののみです。その知識の欠如にも拘わらず、SCP-1794-JP-2感染者は疑い無くイザベル・シモン及びSCP-1794-JP-1を批判し、時には暴力的な手段によってSCP-1794-JP-1の破壊を試みます。SCP-1794-JP-2はミーム的な経路で拡散することはなく、感染者へのクラスA/B記憶処理で除去することが可能です。

SCP-1794-JPの唯一既知の伝染経路は、ある人物がSCP-1794-JP-1でない存在の"作者"をイザベル・シモンであると誤認することです。多くの場合、SCP-1794-JP-2感染者はこの伝染経路によってSCP-1794-JPを媒介します。なお、SCP-1794-JPが寄生する以前から"作者"がイザベル・シモンである概念に異常性は存在せず、SCP-1794-JPが寄生することはありません。

補遺1794-JP.1: 添付資料(対抗ミーム摂取の上で閲覧可能)

ファイル作成者: サミュエル・ボー上級研究員

当該ファイルはSCP-1794-JP-1ではありません。

以下のリストは、現在までに確認されているSCP-1794-JP-1の一覧です。完全版のリストは記録情報セキュリティ管理室(RAISA)に連絡すれば閲覧可能です。

SCP-1794-JP-1リスト

抜粋

分類番号: SCP-1794-JP-1-001

タイトル: "破裂"

概要: マツの木による彫刻作品。青色に塗られたハートの内部から、ナイフ、包丁、ハサミ等が赤い血液を撒き散らしながら飛び出している。血液は作者がリストカットした際のものを使用しているとされる。DNA検査の結果、この血液はフランス共和国の芸術家[削除済]氏のものであると判明したが、同氏はSCP-1794-JP-1-001について証言できなかった。

評価: 横浜トリエンナーレ2014の際に日本へと持ち込まれる予定だったが、学芸員がハンマーによって破壊。逮捕される際、学芸員は「イザベル・シモンの作品を海外に持ち込むなんて言語道断」とテレビカメラに向かって叫んだ。結果、フランス国内でSCP-1794-JP-1-001を批判し、学芸員を称賛する意見が多数出現した。

収容状況: 最初に発見されたSCP-1794-JP-1。その異常な酷評度合いから財団エージェントによる精神影響の調査が行われ、特異性が発覚した為に回収された。湿度や温度が保たれた状態で、不透明のガラス容器に入れて収容。


分類番号: SCP-1794-JP-1-036

タイトル: "同じ月の下で"

概要: 2012年に制作・発表されたドキュメンタリー映画。シリア内戦に於ける住民や兵士たちの生活を、シリア政府軍と反体制派を対比する形で撮影・構成している。イザベル・シモン監督作品だが、本来の監督は不明である。

評価: SCP-1794-JPの寄生前には、アカデミー賞にノミネートされる程に高く評価されていた映画だった。しかし、2014年以降は批評家に「あまりにも不謹慎である」「戦争を撮影して金を稼ごうという魂胆が透けて見える」と酷評され、最終的に発禁処分となった。

収容状況: 映画の内容自体は、DVDに記録して収容。発禁処分に乗じて、SCP-1794-JP-1-036を記録した全媒体は回収された。この時、所有者の約98 %は進んで回収に協力した。財団ウェブクローラーは、インターネット上に違法アップロードされるSCP-1794-JP-1-036を定期的に削除している。


分類番号: SCP-1794-JP-1-097

タイトル: "重力子の存在の否定"

概要: 相対性理論の立場から、これまでの観測結果や新たに得られたデータを用いて重力子の存在の否定を試みる論文。フランス国立科学研究センターで作成されたもので、未発表である。検証したところ、SCP-1794-JP-1-097は不備なく重力子の存在を否定できていることが判明した。

評価: 同大学の教授にイザベル・シモンという学生が提出したものであるとされる。教授は「あまりにも程度が低すぎる」と主張して研究センター内で論文を公開、作成者を罵倒しながらそのクオリティの低さを演説した。最終的に、フランス国立科学研究センターにおいて"イザベル・シモン追放運動"が発生した。

収容状況: SCP-1794-JP-1-097データはCDに記録し収容。同研究センター及び関係者にはクラスA記憶処理を施し、カバーストーリー"時代遅れの学生運動"が適用された。


分類番号: SCP-1794-JP-1-098

タイトル: "イザベル・シモン追放運動"

概要: SCP-1794-JP-1-097が公開されたことでフランス国立科学研究センター内で発生した、イザベル・シモンを追放する為の抗議運動。プラカードや発煙筒等を大量に用い、破壊活動も見られる大規模かつ暴力的なものだった。

評価: 当初は研究センター内のほぼ全員が支持する運動であったものの、「指導者がイザベル・シモンである」という噂が流れると、一転して参加者を含めた研究センター内の大半が批判を開始した。最終的に、フランス国立科学研究センターにおいて"イザベル・シモン追放運動の追放運動"が発生した。

収容状況: SCP-1794-JP-1-098の様子を記録した全ての映像は、CDに記録して保管している。財団による対応はSCP-1794-JP-1-097と同一。


インタビューログ1794-JP-1-098

音声記録

対象: SCP-1794-JP-1-098に参加した学生である、ユベール・アンブレ氏。

インタビュアー: エージェント ニコラ・メイ。

付記: このインタビューが実施された際、エージェント・メイは短期型対抗ミームを摂取していた。


[記録開始]

エージェント・メイ: — それで、何故このような暴動が起こったのでしょうか。

アンブレ氏: それは、当然でしょう。あんな[罵倒]みたいな論文を我が国立科学研究センターで書くなんて、恥さらしにも程がある。何より、あのイザベル・シモンがこんなものを書いたなんて…到底許せたことではありませんよ。

エージェント・メイ: では、最終的に追放運動自体を追放する流れになっていった理由はご存知でしょうか。

アンブレ氏: それは勿論、あのイザベル・シモンが指導者だったからですよ。神聖なる学びやを破壊し、滅茶苦茶にしてしまうなんて、偉大なる先人たちへの侮辱です。そんなことを見過ごせる程、私たちは誇りがない訳ではありません。

エージェント・メイ: …えー、確認しますが、イザベル・シモンを追放しようとしたのがイザベル・シモンだった、ということでしょうか。

アンブレ氏: はい。全く、このフランスにあんな人間がいるなんて知りたくもありませんでしたよ。

エージェント・メイ: あんな、とは?

アンブレ氏: 決まってるでしょう![罵倒][罵倒][罵倒]ですよ!?信じられません。

エージェント・メイ: — な、なるほど。

[記録終了]

終了報告書: アンブレ氏にはクラスA記憶処理が施された。「イザベル・シモン」についての具体的な証言は得られず、支離滅裂な発言が多数見られた。

ファイル作成者: RAISA管理官マリア・ジョーンズ

当該ファイルはSCP-1794-JP-1ではありません。

2014/08/16にSCP-1794-JP-1-001が回収されて以降、フランス共和国の国内外でSCP-1794-JP-2感染者が爆発的に増殖し始めました。機動部隊ガンマ-5によって伝染抑制の努力がなされ続けたにも拘わらず、発見されるSCP-1794-JP-1の数は毎月増加していきました。2015/02/11、SCP-1794-JP-2のロゥント・スケール1は流行レベル(10段階中6)に達しました。

これを受け、SCP-1794-JPの封じ込め計画が立案・実行されました。内容は以下の通りです。

プロセデュール・ド・エファイストスProcédures de Héphaïstos

計画書

pic-1794-jp-2.jpg

前記: 本プロトコルは、2015/02/12に財団ミーム部門のジョジュエ・リュティック博士によって提言されたものです。SCP-1794-JP及びSCP-1794-JP-2の大規模な流行を、財団がある程度コントロール可能なまでに抑制する目的で立案されました。

概要: SCP-1794-JPは概念的寄生体であり、宿主である概念と融合します。この性質を利用し、ミーム部門と機動部隊ウプシロン-4("糖衣錠")の共同開発で作成された反寄生性概念物体(SCP-1794-JP-ANTIに指定)に長期型SCP-1794-JP-2対抗ミームを組み込み、情報を拡散します。これにより、SCP-1794-JPはSCP-1794-JP-ANTIに寄生した瞬間消失、感染者のSCP-1794-JP-2は中和されます。

  1. 機動部隊プサイ-10("マズローの動機付け")は、フランス国内外における被影響者の人口を特定し、SCP-1794-JP伝染の拡散マッピングを行います。
  2. フランス共和国政府の協力の下、機動部隊ウプシロン-4がマッピングされた地点へSCP-1794-JP-ANTIの情報を拡散させます。同時に、ルーヴル美術館をはじめとする12の美術館にSCP-1794-JP-ANTIを「作者不明」として展示します。
  3. 機動部隊ガンマ-5("燻製ニシンの虚偽")は継続してSCP-1794-JP-1の回収と被影響者への記憶処理を実施し、SCP-1794-JP-2の根絶を目指します。
  4. 機動部隊プサイ-10は定期的に拡散マッピングの更新を行い、SCP-1794-JP-2のロゥント・スケールが3以下に低下した段階でSCP-1794-JP-ANTIの情報の拡散は終了し、本プロトコルの終了が宣言されます。尚、美術館に展示されているSCP-1794-JP-ANTIは回収されません。

2015/02/19から実施されたプロセデュール・ド・エファイストスの影響により、SCP-1794-JP-2のロゥント・スケールは2015/03/08に3まで低下しました。これにより、2015/03/09にSCP-1794-JPのオブジェクトクラスはEuclidに格下げされました。同日にプロセデュール・ド・エファイストスの終了宣言がなされて以降もSCP-1794-JP-2感染者は減少し、現在のロゥント・スケールは2です。

ファイル作成者: エリザベス・サイモン研究員

当該ファイルはSCP-1794-JP-1ではありません。

イザベル・シモン氏は1960年代から1980年代にかけて活動していたフランス人芸術家です。主に画家として活躍していましたが、シモン氏作の彫刻作品も3点確認されています。SCP-1794-JPが発見される以前から、彼女はヒステリックかつ他者に攻撃的な人物として知られていました。彼女はフランスの国立高等美術学校エコール・デ・ボザールで比較的優秀な成績を収めていましたが、当時の教授と「時代遅れのセンスで意見した」という理由で口論になり、教授の頭部を石膏像に叩きつける等の暴行で逮捕され、退学となりました(教授とは示談で和解しました)。

1967年から1971年までのシモン氏の動向は判明していません。1971年以降は自身のアトリエで創作活動を開始し、複数の作品を公開・販売しました。財団は現在、シモン氏が作成したと思われる42点の作品を確認しています。

1982/05/21、シモン氏のアトリエが火災によって全焼しました。火災当時、シモン氏は買い物で不在でしたが、火災発生から7分後に帰宅しました。当時の目撃者の証言によれば、彼女はまだ消火されていないアトリエに進入し、その内部で悲鳴を上げていたとされています。鎮火後の調査で、シモン氏の絵画に覆い被さるように倒れている焼死遺体が発見され、歯の治療痕の照合の結果シモン氏の遺体であると判明しました。この火災は、アトリエ内のキッチンからのガス漏れが原因であると推定されています。

シモン氏が異常芸術家アナーティストであったことを示す証拠は存在しません。彼女のアトリエから発見された遺留物の中には、"彼方の諸原理L'Autre Principia"と思われる書物が確認されています。

2015/01/19、SCP-1794-JP-1-109がヨルゴ・アデール氏の邸宅で発見されました。アデール氏はSCP-1794-JP-2に感染しておらず、またSCP-1794-JP-1-109の作者がイザベル・シモンでないと認識していました。財団は彼からイザベル・シモン氏についての情報を得るべく、彼をサイト-73へ護送しインタビューを実施しました。内容は以下の通りです。

インタビューログ1794-JP

音声記録

対象: ヨルゴ・アデール氏

インタビュアー: サミュエル・ボー上級研究員


[記録開始]

ボー研究員: 只今より、インタビューを開始します。アデールさん、体調の程は宜しいですか?

アデール氏: [咳払い]ああ、大丈夫だとも。さて、何から話すべきだろうか。

ボー研究員: それでは、イザベル・シモン氏との出会いについて、お聞かせ願います。

アデール氏: …わかった。あれは、67 — いや、68年の頃だったか。彼女がボザールから追い出されて、夏暑い日差しの中で風景画なんかを細々と描いていた頃に、ばったりと出会ってね。私自身もボザール出身だったから、彼女の噂は聞いていたんだが…[2秒間沈黙]素晴らしい絵だった。教授を時代遅れ呼ばわりするだけの実力があるな、と感じたよ。

ボー研究員: 勧誘は、その頃に?

アデール氏: ああ。私含め、[削除済]のメンバーはほぼ全員が彼女の受け入れに賛成だった。私たちの理念は「あらゆるドグマの超越」だ、彼女のきっぱりとした物言いはまさにぴったりだった。だが —
[咳き込む]

ボー研究員: アデールさん、無理はなさらないでくださいね。

アデール氏: — いや、大丈夫だ、すまない。それで、えー…そう、彼女は私たちにさえ馴染むことがなかった。最初の頃は「今あるものへの反発感情」に任せて、それこそ素晴らしい先進的な作品を多数作成していたのだが…彼女は急に、私たち自身さえも批判の対象にし始めたのだ。例えば、[削除済]のやつを「暴力的でとても芸術家とは呼べない」だの罵ったり。哀れなことに、その批判は大抵自分のことを棚に上げた都合の良いものだったから、いくらひねくれた芸術家の集団であるとはいえ私たちはそれを許すことができなかった。だから — 71年の冬、私は彼女を追放した。

ボー研究員: 以降、シモン氏は自身のアトリエで活動するようになったのですね。

アデール氏: そうだ。追放の後も何回か彼女の作品を見かけたのだが、相変わらずどれも素晴らしいものだった。尤も、全て作者の名前は伏せられていたが。

ボー研究員: 名前が?

アデール氏: ああ。彼女の性格の悪さはパリ中に知れ渡っていたからね。それでも作品のクオリティは高いものだから、名前だけ伏せられて愛好家どもに渡っていった。一度だけ彼女と再会したのだが、かなりストレスが溜まっているようだったよ。何せ、彼女の作品を称賛しているのは、大半が彼女をけなす人間だったから、その矛盾に近い状況に疲れていたんだろう。まあ、私も同情の念が湧かなかったが。

ボー研究員: それは何故でしょうか。

アデール氏: 嫉妬ジャルジーだよ。私は10歳の頃からずっと彫刻作品を創り上げてきた。なのに、何故あんなにも悪辣メシャントで、私よりも10歳近く若い、しかも彫刻をメインに活動していないような女に勝てないんだ、というね。その感情は今でも続いている、もう70年以上彫刻を続けているのに、未だに彼女のそれより素晴らしい作品を創れてはいないのだ。全く、自分が惨めでならない。

ボー研究員: …なるほど。では、シモン氏が亡くなった時は、何か行動を起こしたのでしょうか。

アデール氏: …そうだな。まず、彼女を殺したのは私だ。

ボー研究員: あなたが?

アデール氏: そうだ。彼女を追放する際に、アトリエの準備を手伝ってやった。あの古いガスホースは、その時腹いせに設置したものだ。まあつまり — 直接的に殺そうと思ってやったことじゃない。ただそれでも、彼女が火事で死んだというニュースを聞いたときは、正直とてもすっきりしたよ。彼女が生きていようと死んでいようと、私が彼女を超えられない事実は変わらなかったというのに。そうして時は過ぎて、ある日、ついにやらかした。君たち、昨日あの石膏像を持っていっただろう?

ボー研究員: はい。"暗雲の下の光明"でしたか。

アデール氏: あれは盗作だ。正確に言えば — 購入したイザベルの作品を、ほぼ同じように創り直したものだ。あれが、恐らくここ20年の中で最も評価された作品だ。[笑って]哀れだろう?私は。

ボー研究員: [沈黙]

アデール氏: だが、結局それも正されてしまった。あれの作者がイザベルだということが、やっと皆に知れた — [咳き込む]

ボー研究員: アデールさん、落ち着いて —

アデール氏: [遮って]あるべきところに![深呼吸]あるべきところに帰ったのは良い。しかし、審美眼が曇り、彼女を何も知らない[罵倒]どもに、決して彼女の作品を否定する資格などない。彼女は確かに最低な人間だ。でも、その作品は、唯一無二の、この上なく素晴らしい芸術なのだ。それを、どうか、否定しないでほしい。

[記録終了]

終了報告書: このインタビューの終了後、アデール氏はサイト-73の標準人型生物収容ユニットに収容され、その後2回インタビューを受けた。同年03/10に肺炎で死亡し、遺体はカバーストーリー"入院と病死"を遺族に伝えた上で引き渡された。

ページリビジョン: 13, 最終更新日時: 11 Feb 2019 07:05
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