nn5n Foundation
Branch of SCP Foundation
nn5n: scp-2026-JP サグラダ・ファミリア(遺伝子組み換え)
EuclidSCP-2026-JP サグラダ・ファミリア(遺伝子組み換え)Rate: 60
SCP-2026-JP
blank.png

アイテム番号: SCP-2026-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 現在SCP-2026-JPの発生地点は封鎖され一般人の立ち入りが禁じられます。発生したSCP-2026-JPは成長が完了しだい即座に収穫し適切な手入れを行った後、サイト‐8129の食品保管庫に冷凍保存されます。

発生地点にSCP-2026-JP‐2が出現した場合、即座にSCP-2026-JPをSCP-2026-JP‐2へ譲渡してください。SCP-2026-JP‐2に譲渡できなかった分のSCP-2026-JPは調理して処分してください。

サグラダファミリア

成長途中のSCP-2026-JP

説明: SCP-2026-JPは██県██町のある畑に発生する可食性を保持する全長30cmのサグラダファミリアです。発生地点である畑の土壌は通常のものと変わりません。

SCP-2026-JPはサグラダファミリア上部の4つの塔部分から発生し、1ヶ月で完全なサグラダファミリアに成長します。この際SCP-2026-JP内部にはヒトに酷似した見た目の生物(SCP-2026-JP‐1と呼称)が存在しています。SCP-2026-JP‐1は服やカメラといった文明的なものを保持していますが、どのように発生しているのかはSCP-2026-JPと同様に不明です。また非常に苦みの深い味がします。SCP-2026-JP‐1との交流は現在まで成功していません。

SCP-2026-JPは通常の調理方法で調理し、摂食することでのみ破壊することが可能です。味はSCP-2026-JPの個体、また調理方法により変化します。SCP-2026-JPの表面は通常状態であると非常に硬いですが口内へ入れる、茹でる、焼くといった行動を行うと摂食できる程度の柔らかさに変化します。また、SCP-2026-JPは身体に及ぼす悪影響などは存在せず、通常の食物と同様に胃部分で消化されます。

摂食実験2026‐JP‐1

実験内容: SCP-2026-JPを生でかじる。

担当職員: 櫻田研究員

結果: きゅうりのような歯ごたえであり、時折渋い味1がした。全体的に微かに青臭い味がする。

可食実験2026‐JP‐2

実験内容: SCP-2026-JPを茹でる。

担当職員: 櫻田研究員

結果: 生の時より食感が柔らかくなった。味もうどんのような味に変化した。

可食実験2026‐JP‐3

実験内容: SCP-2026-JPを素揚げする。

担当職員: 櫻田研究員

結果: さくさくとした歯ごたえ。かなり甘い。

可食実験2026‐JP‐5

実験内容: SCP-2026-JPを千切りにする。

担当職員: 櫻田研究員

結果: 生の時より瑞々しさが増した。また、千切りにする際は豆腐のような切りごたえだった。

メモ: 「摂食する」といった意思を持つことでSCP-2026-JPを破壊することは可能なようです。

可食実験2026‐JP‐6

実験内容: SCP-2026-JPを焼く。

担当職員: 櫻田研究員

結果: 炭を使用していないのにも関わらず炭の香りが漂う。中は生焼けでとてもすっぱかった。

SCP-2026-JPの発生地点には1ヶ月に1度、黒い肌をした人型実体(SCP-2026-JP‐2と指定。)が出現します。SCP-2026-JP-2にSCP-2026-JPを渡すと、SCP-2026-JP-2は礼の言葉と共に消失します。

発見記録: SCP-2026-JPは2019/10/1、██町の住民による「空き家の畑にサグラダファミリアの彫刻がなぜか増えている」といった通報により駆け付けたエージェント・御厨により発見されました。発見時SCP-2026-JPはSCP-2026-JP-2の手により育てられており、SCP-2026-JPの栽培を財団職員が代わりに行う、定期的にSCP-2026-JP-2にSCP-2026-JPを与える、という条件のもと現在の収容方法が確立されました。

以下はSCP-2026-JP‐2へのインタビュー記録です。

対象: SCP-2026-JP‐2

担当職員: 尾瀬研究員

<インタビュー開始>

SCP-2026-JP-2: こんにちは!サグラダファミリア、回収しに来ました!

尾瀬研究員: いつもお疲れ様です、ミリア2さん。今日はこのサグラダファミリアを渡す前にいくつか質問したいことがあるのですが……構いませんか?

SCP-2026-JP-2: 聞きたいこと?それはもちろん!いくらでも聞いてください!尾瀬さんには沢山お世話になっていますし!

尾瀬研究員: ありがとうございます。では初めに……あなたは何者なのですか?

SCP-2026-JP-2: 私は、ただの食通ですよ。あ、長くなるならサグラダファミリアのねじり焼き3でも食べませんか?おいしいですよ!

尾瀬研究員: ……ありがとうございます。[サグラダファミリアのねじり焼きを食べる。]食通、とは?

SCP-2026-JP-2: いろんな星の珍しい食事をするのが趣味ってだけですけどね!例えば[言語化不可能]のアルゥトとか、モルルニェのサイトウケンジの活け造りとか……。

尾瀬研究員: その、サイトウケンジの活け造りって、どんな料理なんですか?

SCP-2026-JP-2: あなた達、人間?のDNAを取って、それで作った疑似生命体を生きたまま食べるんですよ!内臓が瑞々しくて暖かいのがとてもよくてですねえ……あ、ちなみにサイトウケンジのところは変わりますよ。大体1ヶ月ぐらいで鮮度が落ちておいしくなくなるから、結構変わるんですよ。ユキムラユウナ?が一番おいしかったですよ!幼体だったから、もう骨が柔らかくて!暴れないから食べやすくて、ぶちぶちと食いちぎるのが……。

尾瀬研究員: わ、わかりました。もう結構です。……食事が好きなんですね。

SCP-2026-JP-2: それはもう!食事は最高の生活習慣ですから!

尾瀬研究員: では、このサグラダファミリアを育てていたのは、食事のためですか?

SCP-2026-JP-2: そうですね!サグラダファミリアは私の中の美味しい物ランキングでもかなり上位に入る素晴らしい食べ物ですよ!

尾瀬研究員: ……このサグラダファミリアは、どうやって作られたのですか?

SCP-2026-JP-2: それは……秘密です。真似されたら皆に食べられてしまう……。

尾瀬研究員: そうですか……では、このサグラダファミリアはあの大きいほうのサグラダファミリアと関係あるのですか?

SCP-2026-JP-2: はあ。それはもちろん。同じものですからね。

尾瀬研究員: 同じもの?

SCP-2026-JP-2: あ、同じものというのは少し間違いですね!あれは、私だけのサグラダファミリアです。

尾瀬研究員: どういうことですか?

SCP-2026-JP-2: というか知らなかったのですね……皆さんが勝手に育ててくれているから、知ってて協力してくれているのだとばかり思ってましたよ。

尾瀬研究員: あれを建てたのは、アントニ・ガウディという人間なのですが。

SCP-2026-JP-2: ああ、それはうちのお爺さんですね。

尾瀬研究員: は?

SCP-2026-JP-2: お爺さん、よくサグラダファミリアなんか作りましたよねえ!熱意が感じれますよ!おいしいですし!

尾瀬研究員: ……つまり、今建設中のサグラダファミリアは完成したら、あなたはあのサグラダファミリアを食べる気なのですか?

SCP-2026-JP-2: 食べる気、もなにも。サグラダファミリアは食べるものじゃないですか。あ、そうだ。完成したら皆さん出て行ってくださいね!寄生してたら食べるときめんどくさくて一緒に食べちゃうかもしれないし。

<インタビュー終了>

終了報告書: インタビュー終了後、サグラダファミリアの壁面を口に入れたところSCP-2026-JPと同じ味がすることが発覚しました。どのように石材がSCP-2026-JPと同様の成分に置換されるのかは不明です。現在、サグラダファミリアの完成は先送りにされ、SCP-2026-JP-2に対しての対策が早急に必要とされています。

page revision: 8, last edited: 01 Mar 2020 17:00
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License

Privacy Policy of website