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nn5n: scp-1895-JP 文化革命
EuclidSCP-1895-JP 文化革命Rate: 26
SCP-1895-JP
SCP1895JP

プロトコル"ロケーション・ハンディング"実施時に撮影されたSCP-1895-JP-A - 1990.12.28

アイテム番号: SCP-1895-JP

オブジェクトクラス: Keter Euclid

特別収容プロトコル: 現在SCP-1895-JPはサイト-81██の人型オブジェクト収容房に収容されます。娯楽品などは審査を通過したもののみが提供されます。再教育プログラムにより、SCP-1895-JPには国家義務レベルの教育が施されます。プログラム満了の後、外宇宙に関連するオブジェクトの研究への関与が許可されます。

SCP-1895-JP-A、-B、-Cは同サイトの同一のロッカールームに収容されます。SCP-1895-JP-Cについて、出力装置に接続する行為は禁止されています。なお、これらの研究時にSCP-1895-JPを喚問することは、サイト管理者の了解を得た場合のみ可能となります。

SCP-1895-JP-Pへの無人探査機調査は続行されます。財団外部には未発見状態であるため、情報の秘匿を徹底してください。

SCP-1895-JPは秘密裏にSCP-1895-JP-Aに設置された発信機により、その出現地点を特定されます。SCP-1895-JPが契約外行動を地球上で取った場合、即座に通信接続による注意、必要であれば武力攻撃を行います。

SCP-1895-JP出現地点が特定され次第、最寄りサイトよりエージェントが派遣されます。SCP-1895-JPの半径1kmを認識阻害装置の起動によって隠匿してください。

追記: SCP-1895-JPとの交渉の結果として、プロトコル''ロケーション・ハンティング''が実行されます。
2007/██/██: プロトコル''ロケーション・ハンティング''を撤回します。担当職員は以前の特別収容プロトコルの規定に従ってください。

説明: SCP-1895-JPは地球外生命体と考えられる人型実体です。全身が体毛に覆われた外見をしており、知能は平均的な10歳の人間と同等であると計測されています。体表には解読不能な文字と思われる記号の列が刻まれおり、これはSCP-1895-JP自身も意味を理解していません。

SCP-1895-JPは他の外宇宙に由来を持つ人型オブジェクトと比較した際、特異となる点が存在しています。

(1) 所有物
SCP-1895-JPは先進的技術により開発されたであろう物品を何点か所有しています。これらの他に、SCP-1895-JPは伸縮性のあるジャンプスーツに似た衣服を着用していますが特異性は存在していません。

番号 概要
SCP-1895-JP-A 円盤型の大型浮遊機体。瞬間移動が可能であり、SCP-1895-JPの移動手段と生活スペースを兼用する。後述するSCP-1895-JPの瞬間移動能力も、この機体の内部の装置に起因していると考えられる。
SCP-1895-JP-B 三角錐型の浮遊機体とその操作器具。機体は三角面にカメラレンズに似た50cm程度の円型レンズが取り付けられており、地球上で活動するSCP-1895-JPの周囲に常時浮遊している。操作器具はSCP-1895-JPの身体に装着されている。
SCP-1895-JP-C インタビューにより所持が発覚。外観はUSBメモリーに酷似。SCP-1895-JPは「映画の"編集"に必要であり、自身の活動に必須なものである」と発言している。

(2) 活動サイクル
SCP-1895-JPは以下のサイクルに基づいて活動します。
現在SCP-1895-JPはこのサイクルに従っていません。記述は参考資料として残されます。

1. 地球周辺の宇宙空間に出現。SCP-1895-JPはSCP-1895-JP-Aに搭乗した状態である。
2. 16時間以内に1度、1の状態で地球上の不特定な地点に出現。
3. 滞空しているSCP-1895-JP-AよりSCP-1895-JPが降下。
4. 6~10時間後、SCP-1895-JP-Aへ帰還。
5. SCP-1895-JPの搭乗しているSCP-1895-JP-Aが地球上から瞬間的に宇宙空間へ移動。1に戻る。
この活動サイクルを妨害された場合、地球上で活動中のSCP-1895-JPはSCP-1895-JP-Aへと転移し、活動サイクルは1に戻ります。

(3) 地球上での活動目的
SCP-1895-JPは地球上での活動目的として「SCP-1895-JP-Bを用いての''娯楽映画''の撮影」を挙げています。しかし、SCP-1895-JPは風景を単調に録画するのみであるため、一部研究員はSCP-1895-JPに他の目的が存在している可能性やコミュニケーションに齟齬が生じている可能性を指摘しています。

インタビュアー: エージェント・ウッド

付記: 財団とSCP-1895-JP同士が数度接触した後のインタビューです。この記録の前のすべての事例で、SCP-1895-JPは財団がインタビューの実施を試みた際に瞬間移動により逃走しています。このインタビューはこちらが危害を加えないことを十分に呼びかけた上で成立しました。
また、SCP-1895-JPとの会話はE-540型思考間交信装置を用いたものです。

<録音開始>

インタビュアー: 機器のテストをします。声が聞こえたなら返答をしてください。

SCP-1895-JP: うわっ、本当に聞こえてきた。まさかこんなことまでできるなんてビックリしちゃったよ。

インタビュアー: 機器に問題なし。それではインタビューを開始します。前提として、我々に敵対意識はありません。いくつかの質問に答えてくれれば、あなたが心配することは何もありません。

SCP-1895-JP: わ、わかったよ。すごくドキドキしてきた。

インタビュアー: まず、あなたは自分の身分を説明できますか?

SCP-1895-JP: ええっと。僕は映画監督なんだ。映画を撮るのが僕の役目だよ。

インタビュアー: 映画を撮る?詳しく話してもらえませんか?

SCP-1895-JP: 映画、まぁとにかく世界をこのカメラでさ、撮りまくるんだよ。
[SCP-1895-JP-Bを指差す]
空とか、地面とか、あと山とか。とても面白いんだよね。

インタビュアー: この惑星に来たのもそれが目的ですか?

SCP-1895-JP: うん。元の星じゃ景色が足りないから、宇宙のいろんな星で映画を撮ってる。いやでも、僕みたいな二本足で歩く動物と話したことなんかないから、今もビビりまくってるよ。言葉通じちゃってるし。

インタビュアー: 我々のような存在に出会ったことはないと?

SCP-1895-JP: そうだよ。まさかいるなんて思ってなかったよ!

インタビュアー: 話を戻しますね。あなたのいう映画とは、風景を撮影したもののことで間違いないですか?

SCP-1895-JP: 風景を撮影?まぁそういうものかな。でも、それだけでめちゃくちゃ楽しい映像だから、続けるんだよね。

インタビュアー: 本当にそれ以外に行動の予定はありませんね?

SCP-1895-JP: もちろんだよ!まだまだ僕は撮り足りてないんだ!

インタビュアー: わかりました。では、撮った映画はその後どうしているんですか?

SCP-1895-JP: 元の星に送っているんだ。なんせ僕の役目だからね。

インタビュアー: つまり、あなたがやってきた惑星から「映画を撮る」という役割を任されているということですね?

SCP-1895-JP: そんな感じ。1日に1回、映画を撮ってフネから元の星に送る。あ、そうそう、こいつを忘れてた。
[SCP-1895-JP-Cを取り出す]

インタビュアー: それは何ですか?

SCP-1895-JP: "編集"に使う道具だよ。フネにある機械にカメラとこいつを取り付けて、それから初めて本物の映画が完成する。送るのはそれからなんだ。全部終わってから、僕も映画を見る。終わったら、撮りに行く。そういう生活さ。

インタビュアー: なるほど。それでは、インタビューは終了します。しかし、我々と通信が取れる環境は継続していただけませんか?

SCP-1895-JP: うん、わかった。ところでさ、君たちも映画見ていかない?傑作揃いだよ。

インタビュアー: いえ、結構。

<録音終了>

補遺1: 収容スペシャリストにより、以下のプロトコルが提唱されました。このプロトコルは財団とSCP-1895-JPの相互承認の後、1989/██/██より開始されています。

プロトコル''ロケーション・ハンティング''

  • 中枢情報室は、一定時間の封鎖が可能であり、周囲に集落の存在しないエリアを選出してください。
  • 選出されたエリアの情報はSCP-1895-JPに提供され、交渉によりSCP-1895-JPの出現地点を確定させます。
  • SCP-1895-JP出現後は機動部隊は-36(''ロケーション・ハンター'')により認識阻害装置の起動が行われます。
  • 民間人がSCP-1895-JPを発見した場合、該当人物に記憶処理を行います。

インタビュアー: スピルバーグ博士

<録音開始>

インタビュアー: 調子はどうかね、SCP-1895-JP?

SCP-1895-JP: 最高だよ、ありがとうね財団さん。僕に撮影場所の指示と、名前をくれて。

インタビュアー: 今はSCP-1895-JP-Aの中にいるな?

SCP-1895-JP: 正解。編集作業中なんだ。

インタビュアー: なぁ、SCP-1895-JP。毎日同じ作業の繰り返しでつまらなくはないのか?

SCP-1895-JP: まさか。僕は映画監督だよ。僕が撮らないで誰が撮るっていうのさ。

インタビュアー: 君、映画を我々に送っただろ。だから、撮った映画を我々側の人間に見せたんだ。

SCP-1895-JP: どうだった?とても面白いって?

インタビュアー: いや、彼はつまらなかったと言った。同じ風景が6時間流れる映画は、最初は目の保養にはなるが、30分を過ぎると拷問に変わるそうだ。

SCP-1895-JP: はあ?感性の無いヤツだね。文句を伝言してもらえるかな?

インタビュアー: それはできない。彼はもう死んだ。

SCP-1895-JP: どうして?

インタビュアー: いや、君の映画は関係ない。別の任務に配置されたんだが、化け物に遭遇して引き金も引かず棒立ちで死んだ。Dの、ああ、1723か。もっと俊敏なヤツだと思ってたんだがね。

SCP-1895-JP: それを聞いて僕はどうしたらいいんだい?

インタビュアー: 答えてくれ。君は本当に自分の映画を面白いと思えるか?

SCP-1895-JP: 2度とこの手の質問をしないでくれ。

<録音終了>

2007/██/██追記: プロトコルは以下の事案の発生により撤回されました。

事案記録1895-JP

2007/██/██、プロトコル''ロケーション・ハンティング''実行中の機動部隊は-36(''ロケーション・ハンター'')がGoI構成員に襲撃され、発生した戦闘により機動部隊█名とGoI構成員██名が死亡しました。この件以降、SCP-1895-JPはプロトコル''ロケーション・ハンティング''を破棄し、紛争地帯や治安が劣悪な地域への出現が多くなりました。SCP-1895-JPは戦闘の様子を観察していたと考えられます。

インタビュアー: スピルバーグ博士

<録音開始>

インタビュアー: 通信の接続を確認。SCP-1895-JP、どうしてプロトコル''ロケーション・ハンティング''を無視する?

SCP-1895-JP: あぁ、博士。いつかの質問にようやく答えられそうだよ。

インタビュアー: 何だって?

SCP-1895-JP: 僕は惰性で映画を撮ってた。惰性で面白いと言い続けていた。それに気づけたのも、財団さんたちのおかげだよ。ありがとう。

インタビュアー: 我々の機動部隊と敵対組織の戦闘を見ていたな?

SCP-1895-JP: うん。控えめに言って、最高。発射される金属弾が君たちの身体に当たると、その箇所からぱあっと赤い水が噴き出る。そのまま当たっちゃった人はふらふらになって、地面に倒れちゃう。水はまるで止まりそうにもなくて、ただ倒れてる。周りの人も自分がそうならないように、知らんふりをしてる。僕はそれをカメラに納めた。ずっとドキドキしてる、そんな映画を撮っちゃってから。

インタビュアー: 今までも同じような場所に出現していたな、それが目的か?

SCP-1895-JP: そうだよ。それ以外に何があるの?僕はまだ撮り足りていないんだ。

インタビュアー: もう一度聞く、どうしてプロトコル''ロケーション・ハンティング''を無視する?

SCP-1895-JP: 自然をただ撮るだけっていうのがつまらないってわかったから。僕にはとても衝撃的で、自分自身を覆ってた何かが砕かれた気がするんだ。だから僕はこれと同じような映画を撮っていく。

インタビュアー: 戦闘状況なら我々でつくれないこともない。だから、どうだ?

SCP-1895-JP: 僕はありのままを撮りたいんだ。今までありがとう。

<録音終了>

補遺2: 20██/██/██、SCP-1895-JPがSCP-1895-JP-Aに搭乗した状態でサイト-81██に出現し、そのままSCP-1895-JPと各物品は一時収容されました。インタビューの後、SCP-1895-JPは正規的に収容されました。これによりSCP-1895-JPの完全収容が達成され、オブジェクトクラスはEuclidに再指定されました。

インタビュアー: 黒澤博士

<録音開始>

インタビュアー: なぜ自主的に収容されようと?

SCP-1895-JP: 実を言うとね、やることがなくなっちゃったんだ。

インタビュアー: と、いうと?

SCP-1895-JP: もう映画を撮らなくてもよくなった。

インタビュアー: 以前、あなたは異様なまでに情熱的だったはずです。我々にはあまり話が見えてきません。詳しく話してもらえませんか?

SCP-1895-JP: うん、まずね、元の星との通信が取れなくなったんだ。元々一方的な送信だったけど、それすらもできなくなった。映画を撮っても送る宛てがなくなったのさ。そこで僕のサイクルの1つが壊れた。

インタビュアー: それから、映画はまだ撮っていたんですか?

SCP-1895-JP: うん、まぁ。でも、日に日に撮らなくなっていった。何でだろうね、1つ壊れると、皆壊れていくんだね。僕はだんだんとね、映画を撮る気力がなくなっていったんだ。ハチャメチャに暴力的な映画も、のどかな自然を映した映画も。映画なんてつまらないとまで思えてきた。

インタビュアー: 本当ですか?

SCP-1895-JP: 本当だよ。カメラも編集に必要なアレも、なんだったらフネだってもういらない。必要なら君たちにあげるよ。迷惑をかけたね。

インタビュアー: 我々からしても信じがたい話ですよ、それは。一体何があなたをそうさせたか、予想はつきますか?

SCP-1895-JP: それも、何もわからない。そもそも、僕はどうしてあんなにまで映画を撮りたがってたんだろうね。不思議だよ。それよりもさ、博士。

インタビュアー: なんですか?

SCP-1895-JP: 元の星は大丈夫なのかな。不安になってきたよ。

<録音終了>


現在のSCP-1895-JPとそれに関連する事象についての研究情報は、当オブジェクトの研究員にのみ開示されます。

職員コード
パスワード




SCP1895JPC

SCP-1895-JP-C

SCP-1895-JP-Cに関する調査結果
SCP-1895-JP協力の下で専用出力機器を開発した後に、回収したSCP-1895-JP-C内の情報を取り出す試みが行われました。
結果、SCP-1895-JP-Cは洗脳作用をもたらす視覚性情報を含んでいることが判明しました。SCP-1895-JP-Cの事例に該当する洗脳作用とは、主に"記憶を反芻させ、常同行動を無意識的に対象に与える"というものです。つまり、SCP-1895-JP-Cの情報を含んだ映像を閲覧した対象は、それ以前の行動と同じ行動を自覚のないまま繰り返すようになります。なお、以前と同じ行動が取れなくなった場合には、この作用は弱化されることが証明されています。
また、SCP-1895-JP-Cの情報は、"対象の精神にそれが含まれた映像の印象を占拠させ常態化させる"という一種の性格改変作用を有しています。例えば映像の印象が"穏和"であれば対象は"穏和"な精神状態を維持し続けます。(19██年に死亡したD-1723もこの影響を受けたと思われます)
これらの作用は基底となる映像が変化した場合、変化しない場合よりも強力になります。これについては、"対象が新しい映像を見ることで、SCP-1895-JP-Cの情報もまた新規性のあるものと錯覚し、作用が重ねられていくため"と考えられます。

以上より、「SCP-1895-JPはSCP-1895-JP-Cの作用を受けて映像を撮影していた。しかし、事案記録1895-JPによって性格が改変され、それにより撮影する映像に変化が生じた。その後サイクルに乱れが生じたために、洗脳作用の弱化によって、SCP-1895-JPは自主収容された」というものが研究班からの総合的な考察となっています。暴力的性格への改変に対して対策が存在していなかったのは、同種間で大規模な戦闘を行うような知的生命体の存在を考慮していなかったためと推測されています。

SCP1895JPP

惑星探査機により撮影されたSCP-1895-JP-P



SCP-1895-JP-Pについて
SCP-1895-JP-A内に潜在していたデータより、人類未発見の惑星(以下、SCP-1895-JP-P)が特定されました。SCP-1895-JP-PはSCP-1895-JPの出生地であると考えられます。
SCP-1895-JP-Pは地球と近い性質を持った惑星です。熱源となる恒星も周辺宇宙に存在していることから、同様に惑星内環境も地球と同等に変化したと思われます。
SCP-1895-JP-Pには無人探査機による調査が実施されており、将来的には有人による調査、拠点基地の建設も視野に入れた計画が思案されています。

第1回無人探査機調査タイムログ

[00:00:00] 輸送船より下降し、探査開始。天候は曇り。
周辺には廃墟化した建造物群が確認できる。建造物群は都市的な位置関係を持ち、高階層の建造物が規格的に並んでいる。
移動手段と思われる扉の付いた巨大な直方体も数十台確認でき、それに伴って道路は舗装されている。
建造物の建設技術から文明発展は人間より高次的なものであると推測される。
廃墟としては新しく、放棄されてから長い年月は経過していないように思える。

[00:05:14] SCP-1895-JP-P固有の文字と見られる記号を確認。建造物に印字されたもので、看板と思われる。
SCP-1895-JPの記号列とは記号の構成が異なっている。

[00:07:28] 人型実体を発見。地面に横たわっている。
形態はSCP-1895-JPと同様である。

[00:17:28] 経過観察。人型実体に動きはない。サーモグラフィでは全身の体温が低いことを示し、既に絶命していると思われる。
探査機、接近。

[00:19:43] カメラでの視察の結果、人型実体からSCP-1895-JPと似たような記号列を発見。
また、後頭部より赤色の体液を流出させていた。
探査機、移動。


[01:23:57] 人型実体を発見。二足歩行している。
これもまた形態はSCP-1895-JPと同様であるが、歩行の度に異常な鳴き声を発していた。
以降、この個体を追跡する。

[01:46:32] 別固体の人型実体を発見。ちょうど追跡個体と対面する形式となる。

[01:46:54] 追跡個体、道端に落ちていた瓦礫を手に取り、対峙個体を襲撃する。

[01:47:00] 対峙個体、瓦礫を顔に受けて倒れ、体液を噴出させる。
同時に追跡個体の脚部へ噛みつく。

[01:47:06] 追跡個体と対峙個体の戦闘が続行される。
探査機、移動。


[03:32:04] 大型の施設を発見。ドーム状の建造物で、かなりの面積を要していることが目視でも確認できる。この施設のみ窓が存在していない。
探査機、周回。

[03:56:31] 周回完了。周辺の建造物と比較すると損傷が少なく、堅強な構造をしていると考えられる。
探査機、正面入口より進入。

[03:56:59] 正面入口を除く壁面、及びドーム部分に大型のスクリーンが存在し、椅子と思わしき物体が並んでいる。空間構成は映画館、あるいはプラネタリウムに酷似している。収容人数は数百人規模であると予測される。
椅子の上で多くの人型実体が横たわっている。正確な数は計測できていない。

[04:03:32] 横たわっている人型実体の多くは外傷から体液を流出させており、やはり絶命しているものと考えられる。

[04:12:42] 探査機、退却。

[04:12:52] 入口に直立する人型実体を確認。

[04:12:54] 人型実体、接近。液体の付着した棒状の瓦礫を手に持っている。

[04:13:05] 人型実体、探査機方向へ接近。

[04:13:13] [鈍い音]

[04:13:25] 人型実体が椅子上に横たわっている人型実体を攻撃。無人機に関心を示さない。

<以下、省略。この後、探査機は輸送機へと帰還した>

追加報告1: 空撮により、映画館に酷似した大型の施設はSCP-1895-JP-Pに複数存在していることが確認されました。前提としてSCP-1895-JP-Pは5km×5kmの正方形で都市が整備されており、この施設は上空から見た場合、正方形毎に同じ位置関係の頂点上に存在しています。

追加報告2: 探査で得られたデータを元に研究を行った言語研究部門は、SCP-1895-JPに刻まれた記号列は文字ではなく、数字である可能性が高いと回答しています。桁数は10~16桁であると推測され、研究班は何らかの番号であるという見解を下しています。

ページリビジョン: 16, 最終更新日時: 29 Mar 2018 13:18
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