nn5n Foundation
Branch of SCP Foundation
nn5n: scp-2411 総務
SafeSCP-2411 総務Rate: 78
SCP-2411

アイテム番号: SCP-2411

オブジェクトクラス: Neutralized (旧Safe)

特別収容プロトコル: SCP-2411は装填されていない状態を保ち、特注品のロックを掛けたうえで、サイト-30の低価値品保管ロッカーに収容されます。

更新: SCP-2411は無力化しました。SCP-2411のデータ(実験記録を含む)は、類似もしくは同一の特性を有する異常なオブジェクトが発見された場合に備えて維持されます。

説明: SCP-2411は典型的な██████モデル███短銃身リボルバー拳銃に類似しており、ごく普通に装填・弾抜き・発砲・分解・組み立てが可能です。標準モデルとの唯一の物理的な違いは、本来シリアルナンバーが位置するところに彫り込まれた“FOR INTERNAL USE ONLY(社外秘)”という語句です。SCP-2411は、複数の対象者に瞬間的な死を引き起こす異常性を有すると思われます。この異常性質を引き起こす要因や、標的を決定するための手段は分かっていません。

SCP-2411は、小規模保険会社の従業員4人が額に銃創のある遺体となって発見された[編集済]の殺人捜査後に回収されました。最後の従業員である5人目は自宅で死亡しており、その死因は銃器と無関係の自殺であるように思われました。警察はこの5人目の家から同僚に対する殺意を表明している文書を発見したため、彼は初動捜査において容疑者とされていましたが、警察は彼が犯行現場にいたという証拠を見出せませんでした。また同様に警察は、白昼の混雑した街中で発生した事件にも拘らず狙撃を見た/聞いたという証人を得られず、致命傷の形状が完全に同一であるとともに薬莢や弾丸が欠如している状況を説明付けられませんでした。現地の捜査官らは連邦当局の助力を要請し、これが財団の関与と、5人目の家からのSCP-2411回収に繋がりました。

SCP-2411の実験では効果を再現することが出来ませんでした。異常性質を再活性化できる実体の手に渡る可能性が懸念されたため、SCP-2411は分解され、[編集済]を以て部品は個別に破壊されました。SCP-2411は現在、Neutralizedと見做されています。

サイト管理者司令[編集済]により、SCP-2411の実験記録はセキュリティレベル4以上の職員のみに閲覧制限されています。

アイテム番号: SCP-2411

オブジェクトクラス: Neutralized (旧Keter)

特別収容プロトコル: SCP-2411は安全かつ不透明な容器内に鍵を掛けて保管し、サイト-30の高価値品保管室に収容されます。この部屋はサイト管理者のみが、少なくとも2名のレベル4研究員を伴った場合に限りアクセス可能です。SCP-2411の特注品のロックはレベル5職員の承認が無い限り除去されません。財団職員は如何なる状況下でもSCP-2411を直接取り扱うことを許可されません。2名の警備員を保管室の外部に常時駐留させます。如何なる状況でも、SCP-2411の実験に参加したことがある、もしくはその特性を認識している研究者や弁護士は、サイト-30への入場を許可されません。

説明: SCP-2411は典型的な██████モデル███短銃身リボルバー拳銃に類似しています。標準モデルとの唯一の物理的な違いは、本来シリアルナンバーが位置するところに彫り込まれた“FOR INTERNAL USE ONLY(社外秘)”という語句です。

何らかの会社または組織に雇用されている人物(以下“使用者”)がSCP-2411の銃口を口の中に入れて引き金を引いた場合、それは使用者が所属する会社/組織の他全ての従業員を即座に死亡させます。死因は額の銃創のように思われますが、負傷の原因が発見されることはありません。SCP-2411は装填されていない状態でもこの効果を引き起こすため、必ずしも使用者自身の死亡は伴いません。

回収当時、SCP-2411の異常性質の詳細は判明しておらず、財団法務部門の審査を受けるよう倫理委員会から指摘されるまでは、Dクラス職員を対象とする標準的な実験が計画されていました。法務部門は、SCP-2411に予想される影響力を踏まえたうえで、Dクラス職員は財団の従業員であると見做されるべきだと結論付けました。従って、仮に実験が予定通りにDクラス職員を用いて行われた場合、それは恐らく、現在の財団に雇用されているあらゆる人物の即死に繋がると想定されています。

Dクラスの身分を付与されていない[編集済]矯正施設の受刑者を対象とする緊急的実験が実施されました。この実験には研究者の他にも、財団法務部の代表者たちが法的に有効な雇用契約書・事業認可書・その他の書類を必要に応じて手配するために参加しました。以下のような効果が観察されました。

  • SCP-2411は、使用者が無職である場合は効果を示さない。
  • SCP-2411は、特注のロックで銃器の正常な機能を妨げられている場合は効果を示さない。
  • 合法的に企業が解散した場合、SCP-2411は、その企業の元・従業員が使用しても効果を示さない。
  • SCP-2411は、個人事業主、合名会社、企業、非営利組織、慈善団体、宗教団体、および政府機関に影響を及ぼし得る。
  • 口頭での契約は、SCP-2411が効果を発揮するうえで有効であると見做される。
  • SCP-2411は、使用者が引き金を引く前に自身の地位から辞任/辞職/退職している、または解雇されている場合は効果を示さない。従業員またはその雇用者による口頭での契約終了通達は、SCP-2411の致死的効果を回避するうえで十分である。
  • SCP-2411は、効果を発揮するためには使用者の口中になければならない。研究者たちは、SCP-2411が他の開口部に挿入されている状態でも機能するか否かは調査しないことを決定した。
  • 新入社員がSCP-2411を使用した場合、経営陣の死を引き起こす。逆もまた同様である。
  • 給与支払いは従業員と見做されるうえで必要ではないが、給与未払いのインターンはSCP-2411の効果から除外される。
  • 弁護士は“獲得確信疑念財団(The Procure, Certain, and Suspect Foundation)”の仮の会社定款を起草し、そこに“クラスZ”職員の徴用を可能とする規定を付け加えた。“クラスZ”職員によって使用されたSCP-2411は、“Uh-5”評議会の監督役員らをはじめとする全てのPCS財団職員に影響を及ぼした。これは、SCP-2411をDクラス職員で実験した場合の危険性の仮説を証明していると思われる。
  • 実験に関与した使用者の一人は、[編集済]州の数ヶ所の刑務所内外で活動している白人至上主義ギャング[編集済]の長年の構成員だった。ギャングの全構成員(約███名)の即死は、ライバルのギャングによって画策された高度暗殺計画によるものという偽情報活動によって説明された。これはSCP-2411の一回の使用で発生した既知の最大死者数である。
  • “二重スパイ”として活動している使用者は、潜入している組織には害を及ぼすものの、潜入任務を割り当てた側には影響を及ぼさない。即ち、ある使用者が企業Aに秘密の忠誠を誓いつつ、法的には企業Bに雇用されている場合、SCP-2411の使用は企業Bの従業員の死を齎す。

これが我々の職務を監査している倫理委員会が必要な理由の一つさ、諸君。我々には盲目的にDクラス実験を行うことも、それが決して我々の尻を噛み千切りには来ないと考えることも許されない。もし彼らがこれを使用していたなら…ああ、財団の存在しない世界など考えたくもないがね。これが鬱病を患った政府役員の手にでも渡ったらどうなるかと想像してみたまえ。或いはあの忌々しい█████████の誰かに。我々の安全性を確保する方法が全従業員を無給のインターンにすることしかない以上、私は可能な限りこいつの破壊申請を提出するつもりだ。
—[編集済]博士

SCP-2411の適切なオブジェクトクラス指定を巡っては幾つかの議論が交わされました。SCP-2411それ自体は収容違反の明白なリスクを提示していない“Safe”の定義と合致するものでしたが、一部の職員はSCP-2411が財団の存在に向けている脅威を考えると、本来“Keter”にのみ実施されている無力化の研究が不可欠であると主張しました。SCP-2411の主任研究者であった[編集済]博士は、基本となる収容プロトコルを、当該オブジェクトが有する異常性質の知識が広範に拡散することを防止できるように制作することを要求しました。サイト管理者[編集済]はこの要求を[編集済]に承認し、SCP-2411を無力化保留中のKeterクラスオブジェクトに分類しました。

SCP-2411の破壊申請は[編集済]を以てO5評議会に提出されました。[編集済]、評議会は全会一致でSCP-2411の破壊に賛成票を投じました。破壊は[編集済]に実施され、SCP-2411は現在、Neutralizedと見做されています。O5による審議の転写は、サイト-30を管轄する地域の監督を担当しているセキュリティクリアランスレベル5の職員1名のみが閲覧可能です。

まず初めに、シニアスタッフへの昇進おめでとうと言わせてもらいたい。君は財団への揺るぎない忠誠心と献身ゆえに、特別な信頼を置かれている。そして同時に、君は我々が従業員らから隠さざるを得なかった物のことを理解するのに十分理性的であることを証明した ― だから、今からどういう話が始まるのか君には分かっているはずだ。

SCP-2411は破壊されていない。それはある場所に隠されていて、そこに到達するための正確な方法は誰一人として把握していないが、O5評議会の制御下にはおかれている。全会一致の決定からは程遠かった。実のところ、私は反対票を投じたのだ。だがまぁ話を続けるとしよう。

いつか間もなく、ある一つの組織が財団を、この惑星を、この基底現実世界を、我々が未だ嘗て目にしたことの無い規模まで脅かす日が来るかもしれない。もっと具体的な説明が出来ないことは申し訳ないが、その時が来れば君にも分かるだろう。君は財団を裏切り、彼らに尽くすことになる。シニアスタッフである君は、彼らにとって利用価値のある情報を豊富に有しているはずだ。君が見返りに要求すべきものは身の安全の保障と、協力に対する支払い…可能ならば、契約もだ。

君が彼らの一員となったことを我々が知り次第 ― そして君の財団における雇用が終了されたことを確認次第 ― SCP-2411は君の元へ届けられる。何をすべきか君は分かっていると、我々は信じている。

もうこの時点で、君は間違いなく、これまで見てきた要求レベルの低い文書は全てオブジェクトの存在によるリスクを最小限にするための作り話が含まれていることに気付いただろう。恐らく君は、それ相応の理由があって、自分にはまだ完全な物語は語られていないのだと考えているかもしれないな。多分SCP-2411が使用者を傷つけずに済むという話を鵜呑みにはできないのだろう。我々が引き金を引いてほしい時に、君が見当違いの自己保存の思いから躊躇しないことを確実にするため、低レベル文書に仕込まれた偽情報ではないかと。SCP-2411を使用しても生き延びることは出来ると私がどれだけ言ったところで納得してはもらえないかもしれない。何にせよ、私は財団の存在が君の双肩にかかる時、君がリスクを負うことを厭わないことを願っている。

我々は余り多くの切り札を手に入れることはない。捨てるには忍びなかったのだろうと、私は思う。

- O5-11.

ページリビジョン: 2, 最終更新日時: 08 Oct 2016 14:43
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