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nn5n: scp-259-JP 見つめるジャック・オー・ランタン
SafeSCP-259-JP 見つめるジャック・オー・ランタンRate: 8
SCP-259-JP
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曝露者が制作した立体再現作品の一例、カボチャのサイズ以外はSCP-259-JP-Aと不一致。

アイテム番号: SCP-259-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: アナログ手法によるSCP-259-JPは研究チームにサンプルとして指定されたものを除いて焼却処分します。サンプルは不透明な布で包み、適切に保管されます。インターネット上にアップロードされているSCP-259-JPはWeb走査プログラム"大木槌"によって元ファイルを含めての削除が行われています。
所在を特定した一般の曝露者にはSCP-259-JP-Aを破却させた上でクラスA記憶処理を施して解放します。SCP-259-JPではない再現作品が制作されていた場合も全て破却してください。
曝露者が自身が生成したもの以外のSCP-259-JP-Aを認識していた場合にはインタビュー実施するため、観察保護下に置いてください。

説明: SCP-259-JPは異常な残像効果を引き起こす絵画及びコンピュータグラフィックス(CG)です。SCP-259-JPを1秒以上目視1した人物は"中折れ帽をかぶったカボチャのジャック・オー・ランタン"1つの残像(以降、SCP-259-JP-Aと呼称)を生成し、視角内の水平な面の不特定な位置に常に認識し続ける曝露者となります。SCP-259-JP-Aは曝露者と最初の接触を行うまで曝露者が目を開く度に視角内での位置を変え続け、接触によってその位置に座標が固定されます。しかし下記の特性により曝露者による移動が可能です。

座標が固定されたSCP-259-JP-Aは曝露者のみが影響を与えることが可能であり、また影響を受けます。実験では曝露者が対象を持ち上げることで重さを報告し、ロウソクの炎に触れたと思われる際には軽度の火傷が確認できました。ただし、相互の影響は曝露者が視覚でSCP-259-JP-Aを認識している間でしか発生しません2
影響を与えるに際しては器具を用いることが可能ですが、「写真を撮る」「表面に塗料を塗る」などの直接的な干渉によって非曝露者が情報を得られるようにする試みは全て失敗します3。なお解体・破壊されたSCP-259-JP-Aは曝露者による干渉以外で復元されることはありません。

SCP-259-JP-Aは全ての曝露者の間で以下の構成要素の認識が完全に一致しています。

  • 10 kgのハロウィンカボチャと呼ばれているオレンジ色のペポカボチャ(C. pepo)の一種。
  • 上記の内部がくり貫かれて置かれている15 cmの白色ロウソク。灯っているが消費される様子は無い。干渉による消火、再点火が可能4
  • カボチャに彫られた顔の造詣。単純な図形な組み合わせで出来ており、[要SLv1/SCP-259-JP]。

構成要素のうち、中折れ帽のみが曝露者の間でサイズやデザインの認識が一致しません。これには曝露者との相関関係は証明されておらず、ランダムに決定されているものと考えられています。

曝露者は強烈ではないものの、SCP-259-JP-Aを描きたいという衝動に駆られて1点以上の絵画・CGを制作します。これら全てが異常な残像効果をもたらすSCP-259-JPとなります。
SCP-259-JPの制作における異常な点は曝露者ごとに描写アングルが違うにも関わらず、そのスケールがSCP-259-JP-Aと完全に一致する点にあります。研究初期ではこのスケールが残像効果を引き起こしていると考えられていましたが、SCP-259-JP-Aのスケールを用いて非暴露者に制作させた絵画が異常性を持たなかった事から、曝露者でなければSCP-259-JPの制作は不可能であると判明しています。
自身の描画表現5が劣っているという自覚がある曝露者は、SCP-259-JP-Aを実際に制作して再現を試みますが、これらの再現には必ず一ヶ所以上の差異が発生します。制作者は完成品を「完全な再現である」と認識していますが、これまでに完全に再現された作品は確認されていません。
立体再現作品は異常性の曝露元にはなりませんが、曝露者の元で発見された場合には破却します。

曝露者はSCP-259-JPの各影響を永続的に受け続けますが、クラスA記憶処理で全ての影響から脱することが可能です。しかし、影響から脱した曝露者が再度SCP-259-JPに曝された場合、全く別のSCP-259-JP-Aが生成されるため、実験に使用する人員は記憶処理との関連調査以外では都度、交代することが推奨されています。
また、曝露者は自身が生成していないSCP-259-JP-Aを認識できないため、曝露者の死亡もしくは記憶処理による影響からの脱した後のSCP-259-JP-Aがどうなっているかは不明です。
研究サンプルSCP-259-JP-███の描写から、曝露者の死亡・記憶処理により影響から脱した後も残り続けている可能性が示唆されています。

サンプルNo. 制作年代・地域 制作手法など
001 14世紀ルネサンス期初頭・イタリア(推定)

製作者不明。財団が所有するサンプル内ではもっとも古い絵画。留意すべき点として、カボチャがジャック・オー・ランタンに使われるようになったのは1840年代以降のアメリカで広まったハロウィンの習慣からです。

020 19██年・日本

美術家████が"████"と題して発表した作品の習作。「自身にだけ見えるカボチャのロウソク立て」をモチーフに████が制作し、これを見た知人達がジャック・オー・ランタンをモチーフにした作品の制作が相次いだ事例が収容のきっかけになりました。

045 19██年・アメリカ

[編集済]がシルクスクリーンにより制作。███枚が制作されましたが、異常性を有したのは最初の1枚のみです。特筆すべき点として、描写アングルから約1km離れた地点にSCP-259-JP-Aが存在しています。

060 200█年・日本

PC用アドベンチャーゲーム内の一場面に描画。デジタル手法による最初の収容違反事例。売り上げ本数が奮わなかったため、比較的小規模な隠蔽工作で事態は収束しました。

███ 20██年・████

█████の児童がハロウィンイベントの際にクレヨンで制作。現在、唯一の非異常性サンプルです。児童の両手を繋ぐ両親と、それを取り囲むように複数のSCP-259-JP-Aが描かれています。サンプル制作の前週、児童はインフルエンザの悪化による3日間の昏睡状態にあった事が医療記録に残されていました。サンプル回収時点で、児童の一家は火災により全員が死亡しており、インタビューは行われていません。火災の原因は炭化した児童の身体からの高温の放熱が寝具に引火したことであると考えられています。

現在、SCP-259-JP-███の制作を再現する試みが進行中です。

ページリビジョン: 17, 最終更新日時: 28 Sep 2016 15:30
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