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nn5n: scp-643-JP 敗北者達の沼
UnknownSCP-643-JP 敗北者達の沼Rate: 0
SCP-643-JP

アイテム番号: SCP-643-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: カバーストーリー「有害物質の含有」を適用し████油田への関係者以外の立ち入りを禁止しています。また採掘済みのSCP-643-JPは専用に設計されたドラム缶に入れてサイト8129の低危険度物品収容倉庫に収容されています。

現在、財団フロント企業を介して世界各地の油田の調査が進められています。

説明: SCP-643-JPは[編集済み]連邦に属する████油田に存在している推定██億バレルの原油および同油田から採掘された████バレルの石油です。

SCP-643-JPは通常の石油と同様に多種多量の炭化水素を含んでいるにも拘らず一切燃焼しません。

SCP-643-JPには複数種の未知の窒化合物(以下、SCP-643-JP-aと呼称)が多く含まれており、SCP-643-JP-aを中心とする化学反応のほぼ全てが吸熱反応であるため、この性質がSCP-643-JPが燃焼しない主な原因となっていると思われます。

SCP-643-JPは19██/██/██、████油田の発見の際に採掘された石油が一切燃焼しなかったことから財団フロント企業に調査が依頼され、その異常性が確認されました。油田を発見、採掘した作業員らにはクラスD記憶処理が施されました。

財団による調査の中で、月潟-涸沢式年代測定法1を用いて油田が形成された年代を測定した結果、████油田はおよそ38億年前にはすでに形成されていたことが判明しました。この結果は一般に信じられている石油の形成過程2からは考えられない数値であり、現在より詳細な調査が行われています。

SCP-643-JP-bは主に未知の窒化合物で構成された生命体様物質群です。

SCP-643-JPに含まれるSCP-643-JP-aの多くはSCP-643-JP-bの活動が停止したもの及びそれが変化したものであることが確認されています。

SCP-643-JP-bは未知の代謝系によって周囲の炭化水素と窒素を同化しいくつかの種類のSCP-643-JP-aを合成することによって成長と分裂を行いその数を増やしていきます。この増殖プロセスは既知の原始的な生命体と類似しています。

SCP-643-JP-bはSCP-643-JP中に生息する生物の調査の際に偶然発見されました。SCP-643-JP-bは発見された当初、通常の新種微生物だと思われていましたが、詳細な分析の結果核酸及びリボソームが一切検出されず、SCP-643-JP-aを主成分としていることが判明し、SCP-643-JP-bに指定されました。

SCP-643-JP-bが他の油田にも存在している可能性を考え、現在財団フロント企業を中心に世界各地の油田の調査を行っています。

月潟-涸沢式年代測定法を用いて[編集済み]王国に属する██████油田の形成年代を測定したところ、34億年前には形成されていたという結果が出たため、██████油田の詳細な調査が行われた結果、未知の有機化合物が主成分であるSCP-643-JP-bと類似した生命体様物質群を発見しました。その後各地の未採掘油田から相次いで主成分の異なるSCP-643-JP-b様物質群が発見され、SCP-643-JP-bを含むそれら全てがSCP-643-JP-1に分類されました。

SCP-643-JP-1の中にはコアセルベート3と似たものなども存在したため、既存の原始的な生命体や各SCP-643-JP-1同士を比較した結果、SCP-643-JP-1は現生の生命体の祖先と同時期あるいはそれ以前に発生し、現生の生命体との存在競争に敗北した生命体になれなかったものたちであり、原油やSCP-643-JP-aはそれらの活動が停止したものが変化したものであるという仮説に至りました。

油田から既知の生命体が発見された場合はSCP-643-JP-1が殆ど発見できないことは、この仮説の証拠の一つとしてあげられています。

この仮説は何らかの異常な物理現象が関与していなくても成立するため、SCP-643-JPのオブジェクトクラスをExplainedへ変更する申請がなされています。

この仮説はSCP-643-JPのオブジェクトクラスがExplainedに変更されると同時に順を追って一般の学会に公表していきます。

SCP-643-JPのオブジェクトクラスの変更は中止されました。
20██/██/██、[編集済み]共和国に属する███████油田でのSCP-643-JP-1の調査において、未知のSCP-643-JP-1ではない有機珪化合物(以下、SCP-643-JP-2と呼称)が発見されました。

SCP-643-JP-2は常温常圧では固体ですが、一般的な石油の精製過程で容易に気化し気体相では触媒物質を被覆し触媒反応を強力に阻害する性質がある上、昇華4する際にアスベスト5状になる特性を持つ為、石油に混入した場合莫大な被害が想定されます。

SCP-643-JP-2の詳細な検査の結果、あきらかに作為的な化学組成の変更の痕跡が確認されました。

この発見を受けてオブジェクトクラスの変更および仮説の一般への公表を中止し、SCP-643-JP-1及びSCP-643-JP-2のさらなる調査の施行と当報告書の情報の一部にセキュリティクリアランスによる情報制限を設けることを決定しました。

ページリビジョン: 2, 最終更新日時: 21 Sep 2016 04:29
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