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nn5n: scp-1294 ワライギツネ
EuclidSCP-1294 ワライギツネRate: 43
SCP-1294
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SCP-1294

アイテム番号: SCP-1294

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1294はフィルター付き換気装置を備えた5 m x 5 m x 3 mの室内に収容されます。常に適切な医療設備が維持され、午前8時に1回、1 kgの生肉を与えなければなりません。

職員とSCP-1294との接触は最小限に留められます。SCP-1294に対する給餌、手入れ、汚物処理は自動化されており、全職員はSCP-1294収容室に入る前に防毒マスクの着用が義務付けられています。

機動部隊クスィー-8 ("槍狩人たち")はさらなるSCP-1294個体の捜索のために、密猟者を装いサハラ砂漠に展開されます。機動部隊クスィー-8は焼却終了のために個体をサイト██に輸送することになっています。

説明: SCP-1294は体長27 cm、最低でも体重約1.1 kgのオスのフェネック (Vulpes zerda)の姿に見えます。狩猟方法と繁殖方法を除けば、SCP-1294はその行動に関して、典型的なフェネックのものと違いを示しません。

SCP-1294は完全に真菌組織で構成されており、それは皮膚、骨格、毛皮を再現します。SCP-1294の内部構造の大部分は、様々な粘度の密生したカビから構成されます。SCP-1294は、大量のシロシビンおよびムッシモールを含有する毒素を間断なく発散します。

約2分間以上曝露していた場合、対象はSCP-1294の存在が除去されるまで、着実に多幸感が増大していく状態に入ります。SCP-1294が除去されると対象は一時的に悲嘆しますが、永続的、または長期に及ぶ影響は確認されていません。

5分間以上暴露した対象は、苦痛への高い耐性と、幻覚剤の影響下にあるものと似たような行動を見せました。SCP-1294から引き離された対象は、それらの大部分の影響から回復せず、刺激を引き起こすために自傷行為を開始することが判明しています。

SCP-1294がこの状態の対象に気付くと、SCP-1294は対象に乗る、もしくは、横に寄り掛かり休息します。この間、SCP-1294の皮膚は溶融したような外観を呈すと、対象を覆い、その後、対象をSCP-1294の腹部に変換します。SCP-1294が包めるものに限界はないように見え、1週間で190トン以上の食料の処理が可能です。SCP-1294はこの方法で、生きている獲物の捕食のみを行い、すでに死んだ対象や加工食品を標準的に食すことをより好みます1

試験-1294-407から-557 - 19██/██/██:

対象: D-1294-1から-150
手順: Dクラス職員たちが曝露している間、捕食されることを防ぐために、SCP-1294は金属の檻に閉じ込められる。これは新薬の試験であり、薬剤は換気口を通して放出されると被験者たちには伝えられた。SCP-1294がいる理由は、人間と動物による試験を対照比較で観察するためであるとDクラス職員には説明した。30人のDクラス職員は曝露の各分ごとに個別に観察される。
結果:
0:00-2:00 -被験者達は平静に見える。その様子は1:20頃までほぼ変わりがない。落ち着いた気持ちであり、穏やかな光が見えると報告。Dクラス職員は試験室から出され、移動させられたことに失望を表明したが、毒素への依存や何らかの持続した影響は見られなかった。

2:00-3:00 -被験者達は鮮やかな色と室内の物体の変化を報告。数人のDクラス職員がSCP-1294は笑っているように見えると言及した。退出されられた30人中24人のDクラス職員は1-13時間後に回復し、その体験をアルコールに酩酊した状態に例えた。残りのDクラス職員 (6人) には影響が残存した。

3:00-4:00 Dクラス職員は概して穏やかに笑い始めた。被験者は「音を見る」ことができるようになり、部屋の中の物体は生きているように変化し、部屋は「呼吸」しているように見えたと報告。経験は被験者によって異なるが、この段階を過ぎた各被験者は、SCP-1294が被験者に話し始めたことを報告した。被験者は、SCP-1294が何を話したか記憶していないが、会話が非常に面白い、または親しみやすいものだと感じていたことだけは記憶している。30人のDクラス職員のうち16人は15〜26時間後に回復し、これ以上の曝露には関心がないと述べ、この体験には大きな不安を感じたと答えた。残りのDクラス職員(14)は、様々な重症度の永続的な脳損傷に見舞われた。

4:00-5:00被験者は笑うことをやめ、典型的には最初の曝露から約4分30秒後に動かなくなった。被験者は認知および身体感覚の完全な喪失を経験した。SCP-1294は被験者から離されており、次第に怒りを表すようになった。SCP-1294は典型的には棒を引っかく、もしくは、かじることで檻から逃れようと試みた。回収された30人のDクラス全員が昏睡状態に陥った。D-1294-139およびD-1294-144は2週間後に回復し、SCP-1294に3~4分間曝露した症状を示した。D-1294-139とD-1294-144は、どちらも体験を詳しく話したがらないか、もしくはできない。被験者はSCP‐1294を見ると、支離滅裂に話し始め、強い不安の徴候を示した。

分析: D-1294-139とD-1294-144は、どちらも主にフェンシクリジン、オキシコンチン、コカインからなる薬物乱用歴があり、それが回復を可能にした理由であるという仮説が立てられた。毎月の終了時に、D-1294-139の後ろポケットから線画が発見された。線画には、終了に臨むD-1294-139と思われるもの、それをじっと見つめる笑顔のフェネックが描かれており、上部には「やあG'day」という言葉が書かれていた。どのようにしてD-1294-139が彼の解雇を知るに至ったかについて調査が進められている。さらなる試験が進行中。

試験-1294-974 - 20██/██/██:

対象: 1匹のオスのフェネック(Vulpes zerda
手順: 対象はSCP-1294収容室に導入される。研究員はあらゆる異常な行動を記録しなければならない。
結果: 対象は試験終了までSCP-1294に注意を払っていた。毒素の影響下に入ると、SCP-1294は対象を試験室の遠方の隅に連れて行き、そして対象は打撃を与えられ気絶した。SCP-1294は対象の捕食を試みることはなく、代わりに対象が起き上がるまで、反対側の角に寄りかかって横になった。SCP-1294はその後完全に回復した。

試験-1294-975 - 20██/██/██:

対象: 1匹のメスのフェネック(Vulpes zerda
手順: 対象はSCP-1294の収容室に導入される。研究員はあらゆる異常な行動を記録しなければならない。
結果: 収容室に放たれると、SCP-1294は対象が毒素による影響を受けるまで、対象を熱心に観察し始めた。一度対象が意識を失うと、SCP-1294は対象との交尾に及んだ。その後、対象が覚醒するとドアまで這って行き収容室から出ようと試みた。SCP-1294は交尾後の対象にほとんど関心を示さなかった。対象は5分間単独で収容室に残され、周囲の毒素による影響は見られなかった。
分析: 対象はSCP-1294収容エリアから回収され、SCP-1294と隔離する為に専用の収容室が与えられている。

試験-1294-976; - 20██/██/██:__

対象: 試験975に用いた1匹のメスのフェネック(Vulpes zerda
手順: 先の対象の行動を観察する。
結果:
収容直後、対象は次第に落ち着きを失い、横になって休むことを試みるが、その後、起き上がって動こうとする。対象は01:44:29で過呼吸を始め、やがて極度の疲労を見せた。

01:49:33-01:55:56 -対象はてんかん発作を起こし、口から泡を吹き始めた。対象は1:50:53に動きを止める。

01:55:57-04:23:33 -対象の皮膚の下に動きが見られる。04:23:33の時点で腹部が10 cm膨張。

04:23:34-05:22:50 -真菌の増殖物が対象の開口部から突出し、皮膚を貫通する。増殖物は薄い黄褐色で、小さな黒い斑点がまばらにかさ全体に並ぶ。腹部は直径54 cmに拡大。

05:22:51-05:23:58 -対象は立ち上がり、不自然かつ散発的に動く。対象は遠方の隅に到達したところで床に倒れ込んだ。

05:23:59-05:58:54 -真菌の増殖物は周囲の壁に根を張り始め、やがて天井に届くまで成長する。大きな繭が対象の胸腔から突出し始め、腹部は2 mで成長を止める。

05:58:55-06:19:29 -繭の出現が継続し、それにより胸腔は崩れ大きな穴が開く。06:16:22の時点で、繭は直径42 cmの毛皮に似た物質で覆われた球体を生成。繭から分離すると、標本はやや移動し、四足動物の姿に合致するように縮む。いくつかの開口部が見え始めると、球体の「皮膚」がより締まり、06:19:11の時点で目や歯などが露わになる。06:19:29までに、標本はVulpes zerda種と同一な個体の外観を呈した。

06:19:30-09:44:34 -対象は合計███回この過程を繰り返し、やがて、09:44:34で停止する。生産された███の標本中、266は意識を獲得し、残りは死んで乾燥するか、床を覆っていた集合塊を形成した。

分析: 対象由来の全ての標本の検査により、各々が、外観、影響、および内部構造において、SCP-1294とほぼ同一であることが示された。眼の色、毛皮の模様、最小サイズのようなわずかな変化だけが標本間で発見され、DNA検査はすべての標本がSCP-1294と受胎前の対象の両者に属するDNAを含むことを示した。 中でも注目すべきことに、すべての標本はオスに見える。

補遺-1294-1: 対象由来の25標本はSCP-1294-Aから-Yと命名されており、SCP-1294と同一の収容手順下にあります。残りの標本は、試験975および976における対象の残骸と共に試験後に焼却されています。おそらくはその高い出産率に高く起因し、子孫がいる可能性があります。当該地域で異常に大きなキツネ、および/もしくは、真菌の報告はすべて調査のためにサイト██の指定された主席研究員へ報告することが義務付けられています。

page revision: 3, last edited: 24 Sep 2019 13:03
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