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nn5n: scp-2900-JP 理を曲げる
EuclidSCP-2900-JP 理を曲げるRate: -3
SCP-2900-JP
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アイテム番号: SCP-2900-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2900-JPはサイト-81██内の10*10*10m標準の対現実改変者用チャンバーに収容されます。収容室の壁、床、天井はそれぞれ厚さ10m以上でなければなりません。1日に一度、収容室内の状態を確認し、SCP-2900-JPの影響による損傷が確認された場合には直ちに該当箇所の修復を行って下さい。また、非常時や実験時を除きSCP-2900-JP収容室内の光学的な監視は行わず、音波測位などの非光学的な手段による観察を行って下さい。

説明: SCP-2900-JPは現実改変能力を有するモンゴロイドの女性です。SCP-2900-JPは自身の皮膚を始点とした、約5mを近似距離とする範囲に対し空間歪曲を発生させます。SCP-2900-JPに因る空間歪曲は複雑かつ流動的です。SCP-2900-JPの形成するベクトル場は事象ごとに異なる力1、向きを持っているため、結果として歪曲された領域内の物質や物体に対して度々無秩序な破壊を齎します。空間歪曲による影響のため、SCP-2900-JPの周囲に映し出される物体の実像はしばしば歪んで見えます。しかし、特筆すべき特徴として、SCP-2900-JP由来の空間歪曲によって作成されるSCP-2900-JPの実像は一般的なヒトの容姿を逸脱することは決してありません。

SCP-2900-JPは自身が発生させる空間歪曲によりその日常生活動作を阻害されることがままあり、これはしばしばSCP-2900-JPのストレスや怪我の原因となっています。また、上述のように複雑な空間歪曲を発生させているにも拘らず、SCP-2900-JPの有する空間把握能力や物理学の知識はあくまで平均よりもやや低いものとなっています。そのため、SCP-2900-JPの異常性はSCP-2900-JP自身による制御が出来ないと見做されています。一方で、SCP-2900-JPの基礎代謝量が同条件のヒトと比べて高いこと2や、後述する光学的な視認に対する反応などの点から、SCP-2900-JPの異常性が心因性不随意運動に類似する機序を持つ可能性が指摘されています。

SCP-2900-JPは自身が光学的に知覚された際に、自己のヒューム値を上昇させることによって、空間歪曲を引き起こしている領域に対しより強い干渉を行います。SCP-2900-JPのヒューム値の上昇量は(SCP-2900-JPを視認している人数*SCP-2900-JPが視認されてからの経過時間)との比例関係にあり、現時点ではヒューム上昇値の上限は明らかになっていません。一方で、SCP-2900-JPのヒューム値がどれほど高くとも齎される現象は先述の空間歪曲のみであり、その効果にも変化は認められていません。また、SCP-2900-JPのヒューム値は光学的な視認を受けなくなった時点より毎分0.1Hm程度のペースで減少を始め、平時の値へと戻ります。SCP-2900-JPがどのようにして視認されていることを感知しているかについては現時点では不明です。

SCP-2900-JPは自身がかつて通っていた香川県██市内の高等学校にて発生した、女性用便所で死者3名重傷者1名を出した事故がきっかけとなって発見されました。この事故に対してはカバーストーリー「爆発事故」が適用/流布済です。

補遺: インタビュー記録書き起こし

インタビューログ


日付: 2013/01/██
対象: SCP-2900-JP
質問者: エージェント・D
注記: 当インタビューは収容直後のSCP-2900-JPに対して行われました。


[記録開始]‬

エージェント・D: それではあの事故の際、何があったのか教えていただけますか?

SCP-2900-JP: はい……あの時私は用を足していて、そしたら外から話し声が聞こえたんです。

エージェント・D: 話し声?

SCP-2900-JP: ええ。私と仲の良かったクラスメイトの里菜の声でした。そしたら里菜、言ったんです。

SCP-2900-JP: 「██3ってさ、めちゃくちゃデブの癖に自分のことぽっちゃりって言っててウケるよね」って……

SCP-2900-JP: 里菜は私と喋ってるときは「体重100kgなんてまだまだぽっちゃりだから大丈夫だよ」って笑って言ってくれてたのに……何だか裏切られたような気持ちになって、悲しくって、ムカついて……そしたら……[嗚咽]‬

[以下重要度が低いため割愛]


終了報告書: インタビューで得られた証言より、SCP-2900-JPの異常性発現のトリガーは感情の昂ぶりではないかと考えられます。

追記: SCP-2900-JPは収容管理下の健康管理やストレスの影響で減量し、現在では平均体重程度の体重となっています。特筆すべきことに、SCP-2900-JPの体重が減るにつれその異常性が弱まっており、かつて周囲5mに及んでいた空間歪曲の範囲は10cm未満にとどまっています。これを受け特別収容プロトコルは一部改訂されました。

page revision: 2, last edited: 01 Mar 2020 12:02
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