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nn5n: scp-2999-JP アノマリー・ハラスメント
KeterSCP-2999-JP アノマリー・ハラスメントRate: 193
SCP-2999-JP
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アイテム番号: SCP-2999-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 財団の主な雇用要件が職務遂行能力と財団への忠誠心であることを、財団の全職員が理解するよう、サイト管理者またはその代行者は定期的な教育を各サイトにおいて実施してください。人種、国籍、 年齢、思想、歴史、文化、宗教、配偶者の有無、身体的特徴、生物分類学的階級、基礎ヒューム値、潜在的ミーム素養、生死のみを理由とした雇用の忌避、肉体的および精神的攻撃、疎外、過大または過小な要求、プライバシーの過度な侵害などの行為は認められません。本規定の違反者の通報は倫理委員会の匿名窓口から随時受け付けており、通報が行われた際には適切な措置が検討されます。

すべての財団職員は、死亡後はただちに焼却されるか、死亡直後から適切な監視状態に置かれなければなりません。これらの措置が不可能な状況の場合、セキュリティクリアランス/2999-JPを有する職員は、死体をただちに破壊するか、倫理委員会にすみやかに報告し死体から20m以上距離をとってください。セキュリティクリアランス/2999-JPを有する職員が現場にいない場合、SCP-2999-JP調査委員会あるいは倫理委員会が遠隔処理を行います。

調査あるいは財団の運営上SCP-2999-JP実例の解雇、拘束、終了の必要がある場合、倫理委員3名以上の事前同意を得てからこれを実施してください。

sampleA

SCP-2999-JP-█

説明: SCP-2999-JPは19██年ごろから発生した財団の異常雇用現象群の総称です。SCP-2999-JPの最初の実例(SCP-2999-JP-1)が雇用されたのは19██年の7月です。SCP-2999-JP-1は生物学的に異常のないイヌ(Canis lupus familiaris)であり、適切な職務遂行能力およびコミュニケーション能力を欠いているにも関わらず、財団の職員として正式に登録され、また同僚にも通常の職員であると認識されていました。確保された実体の中には、爬虫類、頭足類、多数の昆虫の集合体、地球外生命体と見られる未知の有機生物などが含まれていました。本件は直ちにO5に報告され、人事データベースの情報と実際に勤務しているとされる実体の照合調査が行われました。その結果、全世界における財団の各支部で、同様の異常雇用が発生していることが確認されました。

一連の異常雇用現象の原因は判明しておらず、19██年1月、財団はこの現象をSCP-2999-JPに分類(後に同-Aに再分類)し管理することを決定しました。暫定措置として、財団職員の雇用条件に「人間以外は原則として雇用されない」旨が追加されました。

なお財団以外の組織や企業においては同様の異常雇用は確認されておらず、SCP-2999-JPは財団内でのみ発生している事象であると考えられています。

インタビュー記録 19██/1/██:

対象: サイト-8181管理官

インタビュアー: 倫理委員(████)

<録音開始>

倫理委員: あなたの管理サイトでSCP-2999-JP-█を雇用した際、それが不適切な事案であるとは気がつかなかったのですか?

サイト-8181管理官: いえ…たしかに見た目には難があるとは感じていましたが、職務遂行においては瑣末な問題であると考えていたため、選考事由には含めていませんでした。

倫理委員: イカやサンショウウオ、カワウソなどが、職務を遅滞なく遂行できると思ったのですか?

サイト-8181管理官: あまりはっきりと記憶しているわけではありませんが、おそらく、その時はそう思いました。実際に彼ら…それらがいる部署では、職務上の問題は発生していませんでした。

倫理委員: それは他の職員が共同で作業していたためでしょう。あれらが単独で職務を遂行した事実は、一件も記録されていません。

サイト-8181管理官: 記録を見返すとその通りです。しかし、意図してそのようなシフトを組んだことはありません。

倫理委員: では、彼らは雇用から現在に至るまで、何ら職務に携わっていないにも関わらず、偶然にもまったく問題なく職務は全うされ、それを誰も問題視しなかったと。

サイト-8181管理官: そうです。

倫理委員: わかりました。では他に何か、職務上で気になることなどはありませんでしたか?

サイト-8181管理官: 特には…いや…強いてあげればですが…

倫理委員: 何でしょう。

サイト-8181管理官: か…それらは、職場の士気向上という点においては、他の財団職員より有能でクールでした。

倫理委員: 記録しておきます。

<録音終了>

終了報告書: インタビュー中の監視記録の分析の結果、サイト-8181管理官に精神変容やミーム汚染の痕跡は認められなかった。その後のカウンセリングにおいても、精神失調およびその他の異常性は認められていない。

追記 19██年3月██日: 複数の財団サイトで、異常性を有する未収容の人型実体が、正規の財団職員として雇用されている事例が確認されました。確保された実体(SCP-2999-JP-B分類)の中には、ミーム媒介、現実改変実体、クラス4変態能力などの強力な異常性を有する実体も含まれていました。本件は直ちにO5に報告され、人事データベースの情報と実際に勤務しているとされる実体の再調査が行われました。調査の結果、適切な知識または経験を有さない多数の異常性人型実体が、財団の職員として正式に登録され、また同僚にも通常の職員であると認識されていたことが判明しました。

一連の異常雇用現象の原因は判明しておらず、暫定措置として財団職員の雇用条件に「異常性を有する人物は原則として雇用されない」旨が追加されました。

収容記録 19██/3/██: この記録は、SCP-2999-JP-██の収容の様子を撮影および録音した複数の装置から抽出した音声を統合し文字に起こしたものです。SCP-2999-JP-██は逃走に際し4名の保安部員を一時的にではありますが無力化しており、危険な実体であるとして機動部隊が投入されました。SCP-2999-JP-██は擬態能力により████駅周辺の市街地まで逃走し、地元の飲食店███に逃げ込みました。

<録音開始>

機動部隊チャンネル: 突入3秒前、2、1、GO!

監視カメラ映像: [悲鳴]

機動部隊チャンネル: 全員その場に伏せて!我々は…

監視カメラ映像: [悲鳴]

機動部隊チャンネル: [罵倒][銃声]伏せて!容疑者逮捕の妨害をした者も拘束します!

監視カメラ映像: 撃つな!投降する!

機動部隊チャンネル: SC…[罵倒]、おい、スキップ!その場に伏せて頭の上で手を組め!

監視カメラ映像: こうか?これでいいか?

機動部隊チャンネル: 伏せろと言っているんだ!

監視カメラ映像: やっているぞ!

監視カメラ映像: [皿が割れる音]

機動部隊チャンネル: [銃声]

監視カメラ映像: [悲鳴]

機動部隊チャンネル: [銃声]撃ち方やめ!やめろ!くそ、散らばっちまってどれかわからん。ありったけ回収しろ。本部、掃除屋をよこしてくれ。

<録音終了>

終了報告書: 同店で回収された料理の中から、SCP-2999-JP-██(████博士)の一部が発見された。発見された部分の質量と構成から考えて、SCP-2999-JP-██は知覚できない状態ですでに死亡しているものと判断された。また通報により駆け付けた一般の警官により、偶然店内に居合わせた指名手配中の████容疑者が逮捕された。目撃者には記憶処理が施され、公的にはカバーストーリー"テロリストの逮捕劇"が流布された。

sampleC

SCP-2999-JP-███

追記 19██年4月██日: 複数の財団サイトで、異常な身体的特徴を有する人型実体が、正規の財団職員として雇用されている事例が確認されました。確保された実体(SCP-2999-JP-C分類)は、生理活動を一切行わない、耳介を複数有する、異常に強力な筋力を有する、全身が色素異常を起こした皮膚に覆われている、先天的な多趾など、おおむねヒト型を保ってはいるものの"自然な"状態ではありませんでした。本件は直ちにO5に報告され、人事データベースの情報と実際に勤務しているとされる実体の詳細な再調査が行われました。調査の結果、適切な職務遂行能力およびコミュニケーション能力を有している多数のおおむね人型の異常実体が、財団の職員として正式に登録され、また同僚にも通常の職員であると認識されていたことが判明しました。

一連の異常雇用現象の原因は判明しておらず、暫定措置として財団職員の雇用条件に「不自然または類例の見られない身体的特徴を有する職員は原則として雇用されない」旨が追加されました。

インタビュー記録 19██/4/██:

対象: SCP-2999-JP-███

インタビュアー: 倫理委員(████)

<録音開始>

倫理委員: インタビューを始めます。エージェント・エディ・マ…いえ、SCP-2999-JP-███。あなたのその身体的異常、具体的には皮膚の色素異常は、いつ、どのようにして獲得したものか、お答えいただけますか?

SCP-2999-JP-███: これは生まれつきです。サイト管理官も、あなたも把握していましたよね。

倫理委員: 生まれつき、異常性を有していたということですね。ご両親や、親戚はどうです?

SCP-2999-JP-███: 両親も祖父もいとこも同じです。

倫理委員: つまり遺伝性の異常性であるわけですね。

SCP-2999-JP-███: 遺伝性ではあるでしょうけど、私はこれが異常だとは思いません。私の家族も、異常だなどと思ったことはないでしょう。肌の色なんて、人種や住んでいる地域、個人でさえそれぞれ違うものですし、私とあなたでさえ、すこし個人差があるだけだと、私は考えます。

倫理委員: 自覚のない異常性と記録します。

SCP-2999-JP-███: ですから、異常ではないんです!これが自然なんです!

倫理委員: わかりました、あなたがそのように主張したことを記録しておきます。

SCP-2999-JP-███: だから!もう、なんなんだ!いったいこれはなんだ!?今までうまくやってきたじゃないか!なんで今になって、俺のキャリアや人間性まで、たかが肌の色を理由に全否定されなきゃいけないんだ!?おまえみたいな青っ白い肌が正常で、俺みたいなのは異常だなんて、だれが決めたんだ!!

倫理委員: 落ち着いてください、SCP-2999-JP-███。

SCP-2999-JP-███: そんな風に呼ぶな!俺は財団のフィールドエージェントだ!おかしいだろこんな!これじゃまるで、スペインの異端審問だ!

<録音終了>

終了報告書: 対象が異常な興奮状態を示したため、インタビューは中断された。SCP-2999-JP-███は保安部員により沈静化されるまでの2分間、大声を上げながら全身を緑色に発光させ続けた。SCP-2999-JP-C実例は身体のみならず精神構造についても通常の人間と異なる可能性があるため、より詳細な調査計画を検討する。

追記 19██年5月3日: 財団に雇用されていた全職員に占めるSCP-2999-JP実例の割合は、19██年5月1日時点で1.2%に達しています。広範な調査と度重なる聴取が実施されているにも関わらず、SCP-2999-JPの発生原因は特定されていません。現段階では、すべてのSCP-2999-JP実例は財団の理念に則り保護されていますが、今後さらにSCP-2999-JP実例が増加した場合に、物理的な制限から保護の継続が困難になることが予想されます。このため、不要なSCP-2999-JP実例の解放または終了が提案されています。しかし本件は非常に繊細な問題を含むため、倫理委員会のメンバーを交えた慎重な検討が進められています。また暫定的な予防措置として、SCP-2999-JP実例の家族である職員は要注意個人として監視対象に指定されます。影響の深刻化を防ぐため、監視対象は重要な役職への就任を保留され、現在そのような役職にある職員は一時的に解任される場合があります。この措置はSCP-2999-JPの原因が判明した時点ですべて解消されることが予定されています。

事案記録2999-JP-█: 19██年6月██日、サイト-81██所属の相葉博士が、SCP-2999-JP-1761を終了しました。本件は無許可かつ無申請の終了事案であり、相葉博士は駆けつけた保安部員によりただちに拘束されました。相葉博士は精神失調状態ではありましたがSCP-2999-JPに類する異常性は認められませんでした。相葉博士は検査の後に財団の病院に保護され、退院後に通常の服務規定違反の処分を受けることが予定されています。予定されていましたが、相葉博士の健康上の理由により処分は不要となりました。

事案記録2999-JP-█/補足文書 相葉博士の個人記録: この記録は、相葉博士が事案2999-JP-█を起こす直前に個人用スマートフォンに記録したボイスメモの書き起こしです。

19██年6月██日、私、相葉██は、娘である██、いまやSCP-2999-JP-1761となったモノを処分することにした。誓って言うが、私や、アレの母は、普通だった。アレの姉妹も、私の両親も、みんな普通だ。アレだけが、ああだったのだ。きっとこの記録は倫理委員会に提出されるだろう。だからここに記録しておく。どうか、私の家族に、これ以上干渉することをやめていただきたい。あの娘にもだ。SCP-2999-JP-1761? [罵倒]…いまのは不適切だった。撤回する。しかし、頼む。もうおしまいにしてくれ。あの娘をもう許してやってくれ。だが、これを見ている君たちにそれができないことは、よく知っている。彼女は二度と自由には戻れない。君たちは正しい。財団職員としての私も、それが適切だと考えている。だから、父親としての私が、ケリをつける。もうこれ以上、 彼女の尊厳を冒さないでやってくれ。

事案記録2999-JP-█: SCP-2999-JP-1761の死体の冷凍保存処理中、SCP-2999-JP-1761は突如蘇生しました。SCP-2999-JP-1761は眼窩や耳孔などの開口部から体液を緩やかに放出しながら"アメイジング・グレイス"を歌い始め、歌い終えるとともに急速に腐敗しました。 本事案を受け、SCP-2999-JP-7、SCP-2999-JP-26、SCP-2999-JP-199の終了実験が実施されました。その結果、すべての実例は軽微な損壊による一時的な死亡から蘇生し、"アメイジング・グレイス"を歌い終えるか再無力化することで、急速に腐敗することが確認されました。現在のところ、SCP-2999-JP実例とそれ以外の人物の決定的な差異は、異常性や類例のない身体的特徴を除けば、死亡後の蘇生現象しか確認されていません。

事案記録2999-JP-█: 19██年6月██日、職務中に死亡した████研究員の遺体が搬送中に蘇生し"アメイジング・グレイス"を歌い始めました。遺体は蘇生時に棺の蓋を跳ね飛ばして起き上がったため、付き添っていた職員1名が軽傷を負いました。████研究員の遺体はその場で無力化され、棺の中で急速に腐敗しました。生前の████研究員は精神的にやや不安定であり、カウンセリングのために定期的に通院していましたが、身体的あるいは超常的な異常は確認されておらず、SCP-2999-JPまたは監視対象には指定されていませんでした。個人記録の詳細調査から████研究員は特殊な性的嗜好を持っていたことが判明しましたが、本事案との関連は証明されていません。████研究員はSCP-2999-JP(D分類)に指定され、組成サンプルはサイト-8181の低温保存庫に保管されました。

sampleD

拘束および搬送されるSCP-2999-JP-████

事案記録2999-JP-██: 19██年7月██日、サイト-██管理官であったJ・ステイサムが葬儀中に蘇生し歌い始めました。ステイサム管理官に身体的あるいは超常的な異常は確認されていませんでしたが、勤務サイトにおける評判の多くは好意的ではありませんでした。参列者にはステイサム管理官の蘇生は悪趣味なジョークであると受け止められ、参列者は揃ってブーイングを行いました。後日、故ステイサム管理官の私物の整理が行われた際、虹のような光沢の紙に書かれた以下のメモが発見されました。

確かにCoolだけど、ここまでやるかフツー?

追記 19██年7月█日: サイト-██に保護されていたSCP-2999-JP-1687、1057、1888(いずれもC分類)が████研究員により無許可に終了されました。████研究員はSCP-2999-JPに極度の恐怖を感じており、職場においても同僚がSCP-2999-JPでないかを疑い、最近は常に怯えたあるいは警戒した様子であったことが確認されています。████研究員は4体目のSCP-2999-JPを破壊しようとしていたところを機動部隊により制止され、これに抵抗したため無力化されました。その後、SCP-2999-JP-1057は蘇生し再無力化されましたが、SCP-2999-JP-1687および1888は蘇生せず、通常通り焼却されました。このことからSCP-2999-JP-1687および1888は、類例の見られない身体的異常はあるものの、SCP-2999-JPではない"自然な"人間であった可能性が示唆されています。████研究員はその後蘇生し、再無力化されたため、SCP-2999-JP-Dに分類されました。

追記 19██年8月█日: ████研究助手が、勤務中のサイト-██の中庭において自身に着火後自己終了しました。遺体は駆け付けた保安部員によりただちに保護されましたが、損傷が激しく、蘇生することはありませんでした。████研究助手のデスクからは遺書と見られる以下のメモが回収されました。

私は人間です。私は間違いなく人間です。私は、腐りかけた血液や糞尿を垂れ流しながら歌ったりしません。したくありません。私は、綺麗に死ぬと思っていました。たとえ理不尽であっても、死は尊厳あるものと思っていました。あれは、私たちに許された最後の神聖さを踏みにじるものです。私はあれになることを認めません。もし私が焼け残っていたら、すぐにもう一度火葬してください。私は人間であり続けたいのです。

追記 19██年8月█日: 通常の人間とSCP-2999-JPの見分け方は確立されていません。生前は精神的に不安定であったり特殊な嗜好を持っていた人物がSCP-2999-JP-Dであったというケースは多数確認されていますが、これは結果論でありSCP-2999-JP-Dの分類根拠とは認められていません。

追記 19██年8月█日: 複数の財団サイトで、異常な精神活動を行う人型実体が、正規の財団職員として雇用されているという通報が相次いでいます。確保された実体(SCP-2999-JP-Dと推測された人物)は、[編集済]。 これは"自然な"精神状態ではないという理由が通報事例の多くに添えられていますが、詳細調査および有識者による検討の結果、ほとんどの事例は精神病理学的には問題のない範囲であり、人間の正常な精神活動の一側面であると断定されました。また暫定措置として財団職員の雇用条件に「倫理的に不適切または不自然な精神活動を示す職員は原則として雇用されない」旨の追加の提案が複数挙がっていますが、この提案は倫理委員会によりすべて棄却されています。一例として、次にあげるような通報事例のほとんどのケースはSCP-2999-JP-Dとは関係がなく、これらを理由とした確保あるいは処分を行うことはありません。

  • 肉食を極端に拒否する
  • 子供向けのテレビアニメに欲情する
  • 同性の身体的特徴に執着する
  • 休日中に10時間程度連続でコンピューターゲームを行う

同様に、複数の財団サイトで、自分がSCP-2999-JP実例ではないことを証明してほしいという相談が相次いでいます。現段階では存命中に人間とSCP-2999-JPを分類する方法は確立されていません。

追記 19██年9月█日: サイト-███においてSCP-2999-JPの早期完全収容を求める集会のための講堂利用が申請されました。本集会自体は異常性のないものでしたが、SCP-2999-JPである疑いのある職員を排斥する兆候がみられること、またこの集会に欠席すること自体がSCP-2999-JPであるという根拠とみなす兆候があることから、倫理委員会権限により講堂利用申請は却下されました。その後、倫理委員会のメンバーがSCP-2999-JPではないかという投書が相次ぎましたが、これは想定の範囲内のリアクションであり、職員1名の犠牲をもって事態は収束しました。

追記 19██年10月█日: 通常の人間とSCP-2999-JPの見分け方は確立されていません。公式、非公式を問わず、SCP-2999-JP調査委員会以外が職員をSCP-2999-JPに指定することは許可されていません。精神活動の差異、身体的差異、軽微なヒューム値の変動やミーム素養、特殊な経験、財団が認めていない異常性などは、SCP-2999-JPの根拠とは認められていません。サイト管理者は各職場においてこれらの事実を周知するよう職員教育を実施してください。

追記 19██年12月█日: 倫理委員会、SCP-2999-JP調査委員会、O5の共同声明に則り、SCP-2999-JP-D分類の全実例はSCP指定を解除され、本来の職務に戻されます。SCP-2999-JP-C分類の実例は、職制上の権限をすべて回復し、本来の職務に戻されます。SCP-2999-JP-A分類およびB分類の実例は、監視および拘束にかかるコストを職務上の有用性が上回るケースに限り、職制の権限を回復あるいは再雇用するものとします。SCP-2999-JPの指定履歴あるいはSCP-2999-JPに相当するのではないかという疑義を、各職場における評価査定事由に含めることは認められません。また同様にSCP-2999-JPの指定履歴または疑義を理由とした雇用の忌避、肉体的および精神的攻撃、疎外、過大または過小な要求、プライバシーの過度な侵害を行うことは認められません。本規定の違反者の通報のための匿名窓口が財団のイントラサイトに設けられ、通報が行われた際には適切な措置が検討および実施されます。SCP-2999-JP実例の解雇、拘束、終了措置は、倫理委員3名以上の事前合意を得たSCP-2999-JP調査委員会にのみ許可されます。

また、すべての職員は、死亡が確認された後はただちに焼却されるか、適切な監視状態に置かれます。これらの措置が不可能な状況の場合、死亡した職員の発見者は死体をただちに破壊するか、倫理委員会にすみやかに報告することが義務付けられます。SCP-2999-JP調査委員会あるいは倫理委員会がこれを処理する場合、安全のために死体の周囲20mは無人とすることが推奨され、倫理委員3名以上の事前あるいは事後合意のもとにプロトコル"サティ"が実施されます。

page revision: 17, last edited: 15 Feb 2020 13:29
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