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nn5n: scp-376-JP エリーゼのために
UnknownSCP-376-JP エリーゼのためにRate: 0
SCP-376-JP

アイテム番号: SCP-376-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-376-JPは現在サイト-81██の低脅威物品保管用ロッカーに保管されています。
実験を行う際は物品をすべて撤去した上で室内が無人であることを確認してから行ってください。

説明: SCP-376-JPは内部に音楽データが保存された1枚のCD-ROMです。CD-ROM自体はごく普通に市販され
ているものであり異常性は無い物と考えられます。SCP-376-JP内部には、何者かが演奏したルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ曲「エリーゼのために」の一部分を録音した7分17秒の音楽データが保存されており、このデータの再生と共に異常性が発露します。

SCP-376-JPの再生を開始して32秒が経過すると周囲に人物がいた場合「何者かが慌しく走り回る音」や「暴れたり跳ね回っているような音」を知覚します。1 また、この物音の発生は周囲の人物の有無に関係なく発生することが録画記録によって判明しており、停止せずにそのまま再生を続けた場合再生に使用した機材周辺、あるいはスピーカー内から半透明の女性型の実体(SCP-376-JP-1)が出現します。SCP-376-JP-1は黄緑色のドレスに類似した衣装を纏った、20代後半と見られる女性型の実体であり、現在まで調査が続けられていますが身元は判明していません。

SCP-376-JP-1は物理的な干渉を行うことが可能であり、出現直後から何かを呟きながら周囲の人物や物品に対する激しい攻撃的な行動を取ることが確認されています。大抵の場合は物品を持ち上げて投げつける、引っかく、手で叩く、蹴り飛ばす等の原始的な方法で攻撃を行いますが、ごく稀にその場の物品を武器や防具として使用する例も報告されています。
SCP-376-JP-1はSCP-376-JPの再生を行う機器に対しては一切の破壊行動を行う事は無く、再生機器を停止する事によって消失します。

SCP-376-JPは200█/██/██、██県██市内の高等学校の生徒から「音楽室で外人が暴れている」という通報を受けた際に現場から発見されました。現場内では音楽担当の教諭が全身を強く打った状態で死亡しており、周囲が非常に荒らされた状態であったにも関わらず再生機材のみが無傷であった為に不審に思った捜査官がSCP-376-JPを再生した事によって異常性が確認され、警察当局より報告を受けたエージェントによって収容されました。

補遺1: SCP-376-JP-1の使用する言語が独語であると判明した為、独逸支部より輸入された日本語・独語の会話が可能なDクラス職員、D-36192-BD2を用いての間接的なインタビューが行われましたがその際に異常な言動、行動が確認されました。インタビューは実験棟第███号室にて物品を取り除いた状態で行われ、不測の事態に対応するために室外には警備スタッフ3名を配置していましたがインタビュー時には不明な理由で扉の開閉が不可能な状態であった事を併記しておきます。

対象: SCP-376-JP-1

インタビュアー: D-36192-BD

付記: インタビューはD-36192-BDの頭部に装着されたCCDカメラによって監視され、インカムによって研究員から指示が出されています。

<録音開始>

D-36192-BD: インタビューを開始します。ええと、すいません。そこの貴方に伺いたい事があるのですが

SCP-376-JP-1: [動きを止めてD-36192-BDを見る]彼は・・・

D-36192-BD: 私の言葉がわかりますか?

SCP-376-JP-1: 私は、私は一体・・・彼、彼って?

D-36192-BD: 落ち着いてください。まずはこちらについての説明を

SCP-376-JP-1: [遮ってD-36192-BDへと掴みかかる]貴方は知ってるの!?

D-36192-BD: ま、まって、落ち着、私は、どうしたら[インカムによって研究員に指示を仰ぐ]

SCP-376-JP-1: [D-36192-BDを拳で殴打しながら]誰?何?誰?彼?何なの!?

D-36192-BD: [気を失った様子で動きを見せない。インカムからの質問にも応答せず]

[研究員からの指示を受け警備スタッフが入室を試みるがロックが解除されたにも関わらず扉は開かない。]


SCP-376-JP-1: 私は誰なの!?エリーゼって誰なのよ!?

[SCP-376-JP-1は消失、同時に扉が開き警備スタッフが室内に突入する]

<録音終了>

終了報告書: D-36192-BDは命に別状は無いものの、重度の全身打撲と数ヵ所の骨折が見られた為、本国へと送還されました。SCP-376-JP-1はこの事案以降発言する様子は見せず行動に変化は見られません。SCP-376-JP-1の見せた異常性質、発言内容から示唆される内容に伴い継続した身元の確認を行うと共に新たなDクラス職員を用いた更なるインタビューの承認を要請します。

ページリビジョン: 1, 最終更新日時: 14 Mar 2016 14:32
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