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nn5n: scp-3307 コルヌコピ「アスass」
EuclidSCP-3307 コルヌコピ「アスass」Rate: 31
SCP-3307

アイテム番号: SCP-3307

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3307は、現時点ではサイト-17にある標準人型収容セルに収容されます。SCP-3307用の収容チャンバーは、壁に取り付けられたダスト・シュートを介して生成物質を輸送・廃棄できるよう改装されます。不要な食材の生成を制限するため、職員は実験環境外でのSCP-3307の視線を避けてください。移送の必要性が生じた場合、SCP-3307を気絶させるか、SCP-3307が自身と接触する職員の存在に気付けないようにしなければなりません。実験環境外でSCP-3307が生成した食料品は即座に没収・処分されます。

説明: SCP-3307は、以前はエージェント J.███████として知られていた32歳前後の男性です。外見上に異常はなく、身体的に健康です。しかし、他の人物が面前に存在すると1、SCP-3307は体内で食物や飲料を生成し始め、生成した飲食物を嘔吐もしくは排便によって排出します。この食物は未知のプロセスを介して胃内部に形成され、食材のタイプに応じて食道を上に、または腸を下に移動します。SCP-3307の内臓器官は食材の輸送を損傷なく行えるほど拡大できるように見受けられるため、このプロセスによって身体的苦痛が引き起こされることはありません。しかし、口から食物を排出する場合は呼吸困難を経験するため、重大な心理的苦痛が引き起こされる可能性があります。回収以降、SCP-3307は食事の必要性を感じておらず、与えられた食物を消化することができません。

SCP-3307が生成した食料品は食用に適しており、通常の食料品に含まれるであろうものとほぼ同等の栄養素を含んでいます。事実上、SCP-3307はあらゆる食物やその組み合わせを生成することができます。生成される食物や飲料のタイプはSCP-3307に曝露した人物に対応しているようであり、ほとんどの場合その人物にとっての "家庭料理" もしくは "嗜好品" であることが確認されています。固形の食品は口 (場合によっては肛門) から排出されます。液状の食品は多くの場合、排尿と同様の方法で排出されます。この生成手段のため、大半の人物は当該プロセスに嫌悪感を抱くと報告しており、生成された飲食物を進んで消費しようとしません。複数の人物に同時に曝露すると、最初に認識された人物から順に食物が生成され始めます。

SCP-3307は██/11/232の、機動部隊シータ-90 ("角度研削者") のメンバーの内██名がクラス2空間異常に曝露されたフィールドミッション後に回収されました。空間異常に引き摺り込まれたエージェント J.███████は約30分間MIAとなり、他のチームメンバーとの連絡が途絶えていたと報告されています。エージェント ███████はその後、装飾用のプラスチック製コルヌコピアと思われるものと共に無傷の状態で放出されました。当該コルヌコピアはフィールドミッション後に押収されています。エージェント ███████の回収とそれに続く異常効果の発見後、エージェント ███████はSCP-3307に指定され、収容されました。

日付: ██/3/13

実験職員: D-14892、D-14873

注記: D-14892はレイナード博士 (SCP-3307の収容チャンバーに取り付けられた監視カメラを介して観測している) からのテキストメッセージのみを受信するよう改造された携帯電話を与えられていた。当初のSCP-3307は協力に消極的であり、インタビュー中・インタビュー後に軽度の心理的苦痛を味わった。


<ログ開始>

(D-14892と14873がSCP-3307の収容チャンバーに入室する。SCP-3307が2枚の皿・2つのグラス・食卓食器類が置かれたテーブルに着いている。SCP-3307は目を閉じ、耳を塞いでいる。)

D-14873: つまり… 昼食を取れって? コイツ誰だよ?

D-14892: 分からん、どういう — (D-14892にメッセージが送信される) 待った、アイツらが何か送ってる。

(メッセージの内容: SCP-3307に近付け。ソイツが確実に聞き取れるようにだ。D-14892はこのメッセージをD-14873に伝えてくれ。)

D-14873: 分かった、そうすりゃいいんだな? (大声で) おい、聞こえるか?

SCP-3307: (首を横に振る。) クソが。畜生め — (SCP-3307が空嘔し始める。D-14892と14873がすぐさま後退する。)

D-14892: 何だ?! 大丈夫か、おい?

SCP-3307: 大丈夫じゃねえよ、間抜けどもが。俺は — (SCP-3307が片方の皿にマッシュポテトを少量排出し、鼻孔からグレービーソースを漏出し始める。これらはSCP-3307の唾液や粘液と接触しているため、非常に水っぽくなっている。)

D-14873: うへぇ、マジで何だ?! ありゃ一体何なんだ?

SCP-3307: (1分間マッシュポテトを排出し続け、唐突に姿勢を正す。) クソったれマッシュポテトだよ。(腹立たしげにD-14873を指差す。) これはお前の好物だな。他には?

D-14873: 何を言って —

SCP-3307: (大声で) 他に好物はあるのか? この感じは — (SCP-3307が再度姿勢を正す。)

D-14873: …婆ちゃんがよく俺にマッシュポテトを作ってた。俺はそれをチキンレッグと一緒に —

(SCP-3307がフライドチキンを2本排便し始め、約1分かけて完了する。その後、SCP-3307がチキンレッグをマッシュポテトと同じ皿に盛る。)

D-14892: (喚きながら) マジで何なんだよ!? もう出してくれ!

D-14873: (ドアを激しく叩く。) 俺らと一緒に何を入れやがったんだ?!

レイナード博士 (テキストメッセージ経由): 落ち着いてくれ。テーブルに戻って、SCP-3307が食物の排出を完了するまで待て。

SCP-3307: (片方のコップにチェリーコークを排出し、D-14892を指し示す。) よし、次はお前だな。これでケリをつけよう。何だ?

D-14892: ク — クッキーケーキとビール、かな?

SCP-3307: こりゃめでたく終わりそうにねぇな。(空嘔し始める。)

D-14892: うわっ、もう嫌だ!

(その後3分間にわたって、SCP-3307が砂糖衣に覆われたクッキーケーキの潰れた大きな一切れを吐き出し、鼻からビールを生成する。これらはもう片方の皿とコップにそれぞれ盛られ、注がれる。D-14892と14873はパニックを起こし始めるが、当該プロセスが完了すると落ち着く。短い休止。)

D-14873: 一体アンタの身に何が起こったんだ?

SCP-3307: (皿に盛られた食品を指し示す。) 俺が誰かを見るかその声を聞くかする度にコレが起こる。さっさと召し上がれってんだ。

D-14892: 何でだ? そんなの最悪じゃねえか。

SCP-3307: 俺は任務を課せられ、そんでしくじった。そしたらその… 宇宙の裂け目みてえのに落っこちた。そっから数分経って俺はここにいる。これがどうやって起こってるのかは分からん。記憶にあるのは… 何か見たってことだけだ。思うに、ある種の最悪かつ宇宙人なりのやり方でギフト的なものを俺らに贈ったってことなんだろ。感謝祭おめでとうってことだよ、多分な。

(休止。)

D-14873: アイツら、俺らがこんなクソを食うとか予想してないよな?

<ログ終了>

後書: その後、D-14892とD-14873が収容チャンバーからの退出を許可された。両者は精神的苦痛を負い、約2日間、与えられた食物を疑わしく思っていた。SCP-3307の本来の目的の認識に関するインタビューが今後さらに行われる可能性がある。この実験中に生成された食品はダスト・シュートによって処理された。

page revision: 1, last edited: 16 Oct 2019 09:35
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