nn5n Foundation
Branch of SCP Foundation
nn5n: scp-050-JP 悪性新生命体
EuclidSCP-050-JP 悪性新生命体Rate: 19
SCP-050-JP
評価: +15+x

アイテム番号: SCP-050-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCP-050-JPは生物サイト-8103の、完全気密無菌収容室に収容してください。収容室の出入り口は消毒エリアを挟んだ二重構造にし、入室の際はレベル4耐バイオハザードスーツを着用してください。収容室への入退室の際は、いかなる場合でも必ず消毒エリア内で5分間対生物消毒液を噴霧するようにしてください。SCP-050-JPは専用のベッドに寝かせ、毎日レベル5以上の監督職員が算出した量のブドウ糖-アミノ酸混合液を点滴してください。監督職員の指示に応じて適宜ビタミン溶液や、抗がん剤の投与、組織サンプルの採取を行ってください。SCP-050-JPの精神安定のため、担当職員は点滴の取り換えや各種処置を行う間、「そのうちよくなる」などあまり期待させすぎないような励ましの言葉をかけてください。SCP-050-JPが娯楽を要求した場合は、防水プレイヤーでSCP-050-JPの収容以前に発表された音楽などを聞かせてください。

SCP-050-JPとの対面中に耐バイオハザードスーツが破損し、SCP-050-JPに直接接触、あるいは膿汁を吸引してしまった場合は、必ず監督職員に報告し、適切な治療を受けてください。

本特別収容プロトコルは、レベル4以下の職員には漏えいしないでください。本収容プロトコルをレベル4以下の職員が目にした場合は、クラスB記憶処置を適用した上で配置換えを行ってください。

SCP-050-JPは生物サイト-8103の、完全気密無菌収容室に収容してください。SCP-050-JPへの給餌やサンプル採取は、レベル4以下の担当職員に命じて行い、この特別収容プロトコルが適用される職員はSCP-050-JPと対面しないでください。給餌用の点滴液の量は、SCP-050-JPの総重量からBWSカロリー計算式1を用いて算出してください。採取されたSCP-050-JPの組織サンプルは、レベル5以上の職員のみが研究目的で使用することができます。SCP-050-JPの組織サンプルの扱いは、レベル5生物災厄封じ込めプロトコルに準拠してください。レベル4以下の担当職員がSCP-050-JPと直接接触した恐れ、もしくは職員からの申告があった場合は、退室の際の消毒後に担当職員を解雇してください。

説明:
SCP-050-JPは██████という日本人男性です。██████氏はもともと5種類の悪性新生物を患っていましたが、独立していた腫瘍が一つに融合し肥大化しています。現在、SCP-050-JPの全重量は225kgですが、その80%が腫瘍の重量です。SCP-050-JPの腫瘍の大部分は胴体に集中しており、彼の消化器は機能が停止しています。また、SCP-050-JPの免疫系が機能停止しているため、SCP-050-JPは無菌環境にて収容し、面会をするには必ず数分間の消毒を受ける必要があります。消化器の機能停止により、SCP-050-JPには点滴にて栄養が与えられますが、その大部分が腫瘍に吸収されており、腫瘍に侵されていない彼の四肢や顔は非常にやつれています。現在、SCP-050-JPが何故生存していられるか、何故彼の腫瘍の生命力が強靭なのであるかについて、レベル5以上のSCP-050-JP専属職員により研究がすすめられています。

なお、SCP-050-JPの腫瘍に蓄積された膿汁には、腫瘍内部で生成された老廃物が蓄積しており、直接接触により何らかの症状を生じさせる恐れがあります。そのためSCP-050-JPとの対面中に耐バイオハザードスーツが破損するなどした場合は、レベル5の監督職員にその旨を報告し、適切な処置を受ける必要があります。

SCP-050-JPは██████という日本人男性(SCP-050-JP-2と指定)が患っていた5種類の悪性新生物が融合して生じた群体生命体です。現在、SCP-050-JP-2の胴部にて細胞ごとに神経系や消化器、肺胞などの役割分担を行いながらコロニーを構築し、宿主の4倍に及ぶ重量を有するまでに成長しています。SCP-050-JPの特異性は、SCP-050-JP自体に何らかの意識、あるいはSCP-050-JP-2の意識が宿っている点と、SCP-050-JPの構成細胞(SCP-050-JP-1と指定)レベルでの強靭な生命力にあります。

まだ単なる腫瘍だと思われていたSCP-050-JPをSCP-050-JP-2と共に収容してから2ヶ月後、SCP-050-JP-2の脳波が完全に停止したことが、確認されました。心拍、呼吸は正常なため、財団職員が様子を見るために駆け付けた所、SCP-050-JP-2は脳波が停止しているにもかかわらず、普段通りの受け答えをして見せました。その後、SCP-050-JP-2の腹部に生じた巨大な腫瘍を検診したところ、その内部にある種の神経系や循環器系が認められ、腫瘍自体が一つの生命体であることが判明しました。

単体のSCP-050-JP-1は、有機物で構築された別の物体に対し非常に攻撃的に振る舞い、積極的に吸収を図ります。複数のSCP-050-JPが存在すれば、互いに結合して組織を形成し、全体で機能する一つの生命体のように振る舞ってより多くの有機物を吸収しようと行動します。SCP-050-JP-1との直接接触による人体への侵食の可能性を考慮し、SCP-050-JPと接する場合は耐バイオハザードスーツの装着が規定されています。SCP-050-JPと対面している職員の耐バイオハザードスーツが破損した場合は、必ず消毒エリア内で解雇し、スーツの残骸と共に摂氏1200度以上の熱で焼却処分してください。SCP-050-JP-1は一般的な癌細胞と同じく、熱や放射線、化学薬品などに弱いという報告が出ています。しかし、組織化されたSCP-050-JP-1は全体を一度に死滅させない限り、耐性を獲得したSCP-050-JP-1によって組織全体が再生されます。現時点で、SCP-050-JPは7種類の抗がん剤に対して耐性を獲得しています。

SCP-050-JPは職員との対話において、宿主であるSCP-050-JP-2のように振る舞っています。SCP-050-JP-2の脳波は停止したままのため、SCP-050-JPが有する神経系がSCP-050-JP-2の人格を受け継いでいる、あるいはSCP-050-JP-2の人格に擬態していると考えられます。神経系の発達具合と受け答えの反応から、SCP-050-JPは人間と同程度の洞察能力を持っていると推測されます。SCP-050-JP-1は非常に獰猛で、筋繊維状に組織化すればかなりの運動能力を獲得するため、SCP-050-JPが『擬態が既に見破られている』事に気が付けば重大な収容違反が発生する可能性があります。よってこの事実を知らないレベル4以下の職員のみがSCP-050-JPと直接対応し、あくまでSCP-050-JP-2がSCP-050-JPであるかのように扱うよう、専用の特別収容プロトコルが規定されています。

ページリビジョン: 3, 最終更新日時: 28 Feb 2015 08:44
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