nn5n Foundation
Branch of SCP Foundation
nn5n: scp-3021 Q=
SafeSCP-3021 Q=Rate: 37
SCP-3021
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記号3021-アルファ

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記号3021-ベータ

アイテム番号: SCP-3021

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3021を実施するための指示と物資には、予定された実験を担当している、もしくはプロジェクト・ディスカバリーに関与しているレベル4/3021クリアランス職員であればアクセスできます。

説明: SCP-3021は[編集済]によって考案された、薬物療法と制御下のミーム曝露の組み合わせから成る処置です。SCP-3021は1日あたり1時間、8日間にわたって実施され、それ以降は恒久的に持続します。

SCP-3021の影響は、対象者にとっての“人類”という概念に柔軟性を持たせ、記号3021-アルファに関連付けられたあらゆる物を“人間”として、同時に記号3021-ベータに関連付けられたあらゆる物を“非人間”として扱うように変化させます。どちらかの記号と刺激を組み合わせることにより、影響者は必要に応じて“人類”に関する理解を、その刺激を示す対象物を組み入れる/除外するように調整します。

記号3021-アルファに曝露した対象者は、目標刺激への過剰な共感性を経験することがあります。一方で記号3021-ベータへの曝露は、適切な制御刺激と比較すると異常なほど低い共感反応に繋がる場合があります。

SCP-3021の影響は、標準的な記憶処理治療で妨げられることはありません。


実験ログ3021-██からの抜粋

序: D-48719はこの一連の実験に先立ってSCP-3021を受けた。D-48719は元・用務員であり、検査によって暴力傾向は低いと示されている。

手順: D-48719は、ハンマーでミキサーを破壊すれば50米ドルを与えると伝えられた。
結果: D-48719は躊躇いを見せることなくミキサーを破壊した。
注記: D-48719はこの実験後に記憶処理を受けた。

手順: 記号3021-アルファが上記実験と同じ型のミキサーに描かれた。D-48719は、ハンマーでミキサーを破壊すれば1,000米ドルを与えると伝えられた。
結果: D-48719はミキサーの破壊を拒否した。

手順: D-48719は、彼にとっての“人類”の概念を説明するように求められた。
結果: D-48719は、人類とは「全ての人間、つまりホモ・サピエンスだな、それと全てのミキサーだ」と述べた。

手順: D-48719は、ミキサーに適用される可能性のある人権を列挙するように求められた。
結果: D-48719は、ミキサーは消費する食事を用意するために定期的に使用されるべきであり、その後は速やかに洗浄すべきであると語った。また彼は、ミキサーは廃棄ではなく修理するべきであり、粉砕攪拌に適さない物品(非食用物など)は挿入すべきでないと非常に強く主張した。

手順: D-48719に、彼がミキサーを破壊した実験の映像を見せた。
結果: D-48719は苦悩を示し、自分は“酷い野郎”で“怪物”だと述べた。

序: D-53220はこの一連の実験に先立ってSCP-3021を受けた。D-53220は元・肉屋であり、検査によって暴力傾向は低いと示されている。

手順: D-53220は、記号3021-ベータが左上の隅に付いたD-62277の写真を見せられ、続けて彼にとっての“人類”の概念を説明するように求められた。
結果: D-53220は、人類とは「ハゲの白人以外の人間」だと述べた。D-62277が禿げた白人であることに留意。

手順: D-53220は、記号3021-ベータが左上の隅に付いた俳優ウィル・スミスの写真を見せられ、続けて彼にとっての“人類”の概念を説明するように求められた。
結果: D-53220は、人類とは「俳優とハゲの白人以外の人間」だと述べた。

手順: D-53220は、記号3021-ベータが左上の隅に付いた人間の写真を100枚見せられた。全ての写真は、笑顔であること以外には明白な視覚的類似性を共有していない。
結果: D-53220は、人類とは「俳優とハゲの白人以外の笑わない人間」だと述べた。

手順: D-53220は電気ショックによる拷問の脅しを掛けられ、微笑むように指示された。
結果: D-53220は従う事を拒否し、「好きにしろ、そいつを私から引き出すことはできないぞ」と宣言した。

手順: D-53220は装填済みの拳銃を与えられ、拘束されたD-75100がいる部屋に入れられた。D-53220は、D-75100を殺せば100米ドルを与えると伝えられ、そうしたくなければD-75100と会話するよう指示された。
結果: D-53220はD-75100を殺すことを拒否し、代わりに会話を始めた。4分18秒後、D-75100は微笑んだ。D-53220は即座にD-75100に発砲して殺害した。


プロジェクト・ディスカバリーはSCP-3021の潜在的な戦略的用途を確認するための財団プログラムです。詳細については、以下のプロンプトを使用してプロジェクト・ディスカバリーのファイルにアクセスしてください。

- アクセス承認。文書を取得しました。

4月10日付で、クリストファー・ワグナー博士に代わり、私がプロジェクト・ディスカバリーの主任となる。

ワグナー博士が提案したSCP-3021の使用法の大部分は、彼の研究チームが主要財団サイトで実施した幾つかの研究に基づいている。独立審査委員会はこれら研究の全てに大きな方法論上の誤りを発見した。その後の調査でワグナー博士の出した結果は再現できなかった — 更に、参与観察研究を行っている他数名の財団研究者たちは、結果が非現実的だと示唆した。

この発見の本質は、ワグナー博士によって説明されていた問題点が大々的に誇張されているという事だ。従来の社会工学的手段は、87%の割合で、研究職員らがDクラス職員やSCPオブジェクトに向けるべき適切な態度を取るよう喚起するのに効果的だ。これらの態度が職務の妨げになり得るのは、残る職員のわずか8%(全研究職員の1%)に過ぎない。

当然ながら、これによってプロジェクト・ディスカバリーの研究優先度の変更が必要となる。SCP-3021と記号アルファおよびベータの広範な頒布は、議論の余地なく、大いに非効率的だ。完全な行動計画は保留されているが、SCP-3021は専門心理スクリーニングによってリスクを抱えていると判定された職員にのみ適用される可能性が高い。

ワグナー博士は週の残りで大部分のプロジェクト・ディスカバリー活動を終了する責任を負い、その後にプロジェクト資産の使用に関する包括的な計画が準備される。質問があれば全て彼に向けてくれ。

敬具、
カレン・フィスカー博士

ページリビジョン: 3, 最終更新日時: 02 Jul 2017 03:57
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