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nn5n: ガタガタ言ってないで書け!読ませろ!頑張れ!!!君は書ける!!!!書けるのだ!!!!!
ガタガタ言ってないで書け!読ませろ!頑張れ!!!君は書ける!!!!書けるのだ!!!!!Rate: 43
ガタガタ言ってないで書け!読ませろ!頑張れ!!!君は書ける!!!!書けるのだ!!!!!

驚いたりもしたがこれは絶好の機会であるものだと思う。
何せ私がどれだけ財団に貢献した人物なのかと言えば、過去の実績と記録がこれでもかと証明している。
私を慕ってくれている、期待を待ち構えている人材は計り知れない。その内の一人からきっと、期待を込めて提案されたのだ。

やるしかないのではない。やれない筈はない。この私が正当に評価される時が来たのだ。
むざむざと私の功績も地位も全てを奪い去った春日や███に目に物を言わせてやる。
まずは情報を収集しなくてはな。最近のコンピュータ等、無駄な機能ばかりが多くて厭な気分になる。
 
 
 
 
 
 
 
あまりに酷い内容に私は驚愕せざるを得なかった。
私が腕を振るって書き上げていた時代と比べて遥かに、予想以上に報告書と呼べるには体を成していない。
訳の分からぬ情報に意味を成さないオブジェクトの管理方法。全てが腐臭を漂わせて、私を納得させるものは一つたりとも存在していなかった。
だからこそ!私は研究を再度行わなければならないのだと、改めて強く思った。

集まるだけの情報は全てが揃った。情報の量だけは今の財団で纏めきれないであろう程に多量に搔き集められていて、それだけは十分だった。
後は私の領分だ。昔の様にあっと全てを納得させる素晴らしく人類史の中に輝きをもたらす成果を上げるのだ。
 
 
 
 
以前にやった通りに書けば良いのだ。
 
 
 
高く評価された時の様に書けば良いのだ。
 
 
初心を思い起こして書けば良い、書けば……
 
 
 
 
私の素晴らしき功績、奪い去られた栄光と輝き。腐臭を漂わせる全て。
崔君が待ち構えている。あれ程私の研究に瞳を輝かせてくれた教え子が待っている。
 
 
 
 
それだけではない。
 
 
 
 
私を認めさせる為崔君以外の皆も待ち構えているだろう。
 
 
オブジェクトとして認定された私ではない。

烏谷悦夫として。財団の一職員として働いていた私を見てくれる。

職員として復帰をすれば、あいつ等の鼻を明かす事だって出来るかも知れないのだ。
数十年振りに恨みを晴らす事が出来るのだ。
 
 
 
 
晴らさなければならない。
これは復讐心である。復讐を成し遂げるには?
書かなければならない。報告書を出さなければならない。仕上げなければならない。完成させなければならない。
だから
 
 
 
 
 
正しく評価されれば日本支部理事にさえなれた程の私だぞ!
書けない筈がないんだ!
 
 
 
 
 
日に一行だけでも良い。
 
 
 
 
 
私は素晴らしき功績を打ち立てたのだ。
あいつ等は全てを奪ったが、この崇高な頭は残っている。
素晴らしき研究を
 
 
 
 
 
報告書を書き上げる時には細やかな文章を記録として残し、少しも情報を見過ごしてはならなかった。

それだけは基礎として、今の誰でも知っているだろう。

両手は既に存在せず、全てを造り上げる筈だった頭は巌の様に固く働かない。
 
 
 
 
私は 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
書けない。

ページリビジョン: 3, 最終更新日時: 25 Jun 2019 12:46
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