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nn5n: scp-3901 レイチェル・パークス
EuclidSCP-3901 レイチェル・パークスRate: 56
SCP-3901

アイテム番号: SCP-3901

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: フィールドエージェントは、SCP-3901との遭遇証言と合致する報告があればどんなものでも直ちに調査を行ってください。SCP-3901の標的となっている民間人は事情聴取と処置ザラ-22を経た後、記憶処理の上で解放されることになっています。標準対無形実体獲得手段を用いたSCP-3901の捕獲は優先度-デルタです。SCP-3901が電子映像や写真で記録されたことはありませんが、SCP-3901の声は観察中に録音されています。

SCP-3901の墓地の近くに出先研究施設-3901が僻地の家族農家を装って立地しています。恒久的な収容が可能となるまで、SCP-3901の墓地近くでは常に地震と音声の監視を行う必要があります。墓地の地下で新たに発見された死体は全てSCP-3901の棺桶から引き出すことになっています。

説明: 目撃者の報告に基づけば、SCP-3901は男性用のワイシャツのみを着用した長髪の女性のミイラ化した死体の外見を有する実体です。SCP-3901の行動に基づく仮説では、SCP-3901は知性を有するものの頻繁に重度の記憶喪失に陥るとされています。

SCP-3901は選択プロセスにおいて、日常的に1人で就寝している男性1名を標的とします。その後SCP-3901は日常的に標的の寝室内に出現し、寝具の中に侵入します。寝具に入ると、SCP-3901は基本的に標的の方を向いた状態で胎児の姿勢または仰向けの状態をとります。標的をまるで愛情を込めているかのように背後から抱きかかえたケースも存在します。SCP-3901は標的を起こすことがないよう常に注意していますが、稀に標的の顔に静かに触れることも報告されています。SCP-3901は標的が目を覚ますと大抵は消滅します。

この行動の目的については不明な点がほとんどですが、処置ザラ-22に対して極端に否定的な反応を見せたことを除けば概ね対象に敵対的になったことはありません。基本的にはこの行動が1ヶ月程度続いた後、SCP-3901は標的との積極的なコミュニケーションを試みます。SCP-3901は自身への返答を全て無視していると見られ、概して会話は一方的なものになる傾向にあります。以下はSCP-3901の返答を抜粋したものです。これらはフィールドエージェントが行った観察活動の最中に録音されました。

「アラン?」

「今……何を考えてる?」

「あなたは私たちのことを、私のことを考えてくれたじゃない?」

「こんな風に感じたことは一度もなかったわ」

「すごく寂しいの……すごく寒い……でもあなたは暖めてくれてる、私の隣で」

「ここにならいつまでだっていられる」

「この関係を失うのが怖いの、あなたもそう思ってくれる?」

「もっと近くに来て」

「おやすみ」

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保管されていたSCP-3901の写真(1973年前後のもの)

補遺-3901-001: SCP-3901はかつてレイチェル・パークス氏として知られていた存在であると考えられています。地元警察の報告によると、パークス氏はハイキングに出かけた後に行方が分からなくなり、発覚があった1973年9月の直後には死亡した可能性が高いとされています。翌年春に身体の一部が露出した遺体が発見されましたが、著しく腐敗していたため身元の特定は難航しました。その後遺体はアメリカ合衆国カンサス州の家族の元に送り届けられ、現在の場所に埋葬されました。

パークス氏の家族や友人に対するインタビューから、当時パークス氏がかつての交際相手であった男性を巡ってルームメイトと口論になっていたとする証言が得られました。死体の調査後、事件の捜査監督の結果から犯罪の可能性は除外され、捜査は打ち切られました。

補遺-3901-002: 処置ザラ-22は実地試験で部分的な成功を収めるに留まっているものの、現在知られている中では犠牲者に対するSCP-3901の興味を抑止する唯一の方法です。処置ザラ-22を実行するフィールドエージェントは、SCP-3901が出現する寝室の見やすい場所にかつてパークス氏のルームメイトであったヴァレリー・ジェムソン氏の10cm×15cmの写真を配置してください。

78%のケースで、SCP-3901は写真を見た瞬間に現場を去ります。22%のケースではSCP-3901は受動攻撃的な発言を行っており、ごく僅かなケースでは最終的に犠牲者を突然SCP-3901の墓地の下に転移するという攻撃的な振る舞いを見せました。攻撃的な振る舞いが起きることが懸念された場合、事件を防ぐためエージェントには仲裁に入り、犠牲者を寝具から引き離す許可が与えられます。

以下は処置ザラ-22に対するSCP-3901の返答の一部です。これらは他のほとんどの返答とは大きく異なっています。

「これは何なの? アラン」

「私……この女が憎いのよ」

「私はいつだってこの女よりあなたを愛してた」

「何で?」

「別れたりなんて」

「気にしてくれてはいるのかしら?」

「どっちでも良いわ」

「すごく……寒い」

「私がいなくなったら寂しがってくれるかしら?」

以下の返答は犠牲者転移の直後にSCP-3901が発した、より独断的な返答です。

「あなたを愛させてみせる」

「こうしてあげたことにいずれ感謝する日が来るわ」

「これが一番良いの」

「諦めたりなんかしない」

「この赤ちゃんは産まない……あなたがいなきゃ」

「離れるなんて許さない。そこにいなさい」




ページリビジョン: 3, 最終更新日時: 26 Apr 2017 11:40
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