nn5n Foundation
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nn5n: scp-1701-JP パラサイト・ライト
KeterSCP-1701-JP パラサイト・ライトRate: -4
SCP-1701-JP
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活性状態のSCP-1701-JP。

アイテム番号: SCP-1701-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1701-JPは収容専用サイト-71の低脅威度物品保管ロッカー内に収容されます。新たに発見された個体は記録後1体のみを新たに収容し他の個体は破壊してください。機動部隊き-10"クリーンルーム"は日本国内の工場及びメーカーのカタログを監視し、SCP-1701-JPの製造が行われていないかを確認してください。SCP-1701-JPの製造が確認され次第SCP-1701-JP-Aを制圧し、適切なカバーストーリーを流布してください。サイト-71ではいかなる物品の製造も行ってはなりません。

2015/12/██追記: 工場に偽装された財団サイトには財団フロント企業を通じてカバーストーリー"工場見学"を流布し、秘密裏に民間人による施設の調査を定期的に行い、状況に応じて隔離プロトコルを実行してください。

上記のプロトコルは応急的に作成された仮のプロトコルです。現在、世界オカルト連合と提携した相互監視チームの組織が検討されています。

説明: SCP-1701-JPは異常性を持った照明器具の総称です。その形状、種類、材質は製造されたSCP-1701-JP-A(後述)によって異なりますが、電球や蛍光灯などの形をした個体が多く見られます。また、強度はSCP-1701-JPを構成する物質に依存します。多くのSCP-1701-JPは電流を流すことで発光し、通常の照明器具としての使用が可能です。発見されたSCP-1701-JPのリストは下記のSCP-1701-JP一覧を参照してください。

SCP-1701-JPは第二次産業に関連する一般に工場と呼ばれる施設に侵入した際に活性化します1。活性化したSCP-1701-JPは動力が存在しないのにも関わらず自律行動が可能になり、体を異常に変形させる事による移動が可能になります。移動の際に見られるSCP-1701-JPの挙動はその形状によって異なりますが、這いずりや節足動物に類似した動作での歩行などを行う例が多く確認されています。その後SCP-1701-JPは、自身を製造する工場へと施設を"改造"します(以下、改造された施設をSCP-1701-JP-Aと呼称)。確認されているSCP-1701-JPの行動は以下の通りです。

  • 電極をコンセントに接続し高電圧を流すことでフィラメントを熱して行う切断、溶接。
  • 自身を介した機械類への通電および未知の手段によるハッキング。
  • 敵対的な対象に向かって放電することによる対象の無力化。
  • 未知の手段により自身に電気を蓄える。これによって上記の行動を電源に接続しなくとも可能になる。
  • 体を擦り付けることによる研磨、整形。
  • ドライバー等の工具類の使用やコンピューターの操作。
  • 上記の行動で作成したパーツを運搬し組み合わせることによる生産ラインの確保。

この際SCP-1701-JP-AやSCP-1701-JP-Aを運営する企業の従業員はSCP-1701-JPの一連の行動を認識できず、従業員へのインタビューでは「元々そういうのを作っていた」、「ただのライトとしか思わなかった」などの回答が多く見られますが、外部の人間がSCP-1701-JPを認識した場合にはこの限りではありません。また、SCP-1701-JPは発見された全ての事例において自身で新たなSCP-1701-JPを制作したことは無く、SCP-1701-JPを製造する道具、機械類の制作のみを行っています。

"改造"が終了するとSCP-1701-JPは工場の敷地内を規定のルートに沿って巡回するようになり、SCP-1701-JP-A内の機器類の保守点検を行います。SCP-1701-JP-Aは新たなSCP-1701-JPを製造し始め、新たに製造されたSCP-1701-JPはSCP-1701-JP-Aを運営する組織の流通網を通して一般に販売されるようになります。

新たに製造されるSCP-1701-JPは形状、材質がSCP-1701-JP-Aが元々製造していた商品に酷似している、又はSCP-1701-JP-Aが製造していた商品に新たに組み込まれるといった形を取り、多くの場合SCP-1701-JPを認識した者はSCP-1701-JPの姿が奇妙かつ実際の使用には不便であるという印象を受けますが強い違和感を覚えるまでには至りません。そのため、SCP-1701-JPはジョークグッズや変わり種商品として認識されることが多く、発見は非常に困難です。現在およそ1万体以上のSCP-1701-JPが存在しているとされていますが、多くの個体の収容には至っていません。SCP-1701-JPの拡散は日本、ひいては世界の産業の破壊を招く可能性が示唆されており、SCP-1701-JPはKeterクラス実体として収容が進められています。

SCP-1701-JPは工場の敷地外に出る、もしくは体の約50%を破壊されると行動を停止し、異常性を喪失することが確認されています。

補遺1-発見経緯: SCP-1701-JPは2012/02/09に休暇中の財団エージェントがスーパーマーケットにて買い物をしていた際に異常な量の電球が陳列されていた所を発見し、製造元の半数以上が食品メーカーやアパレルブランド等の電球を販売していない企業であった事から財団の注意を惹き、初期収容が行われました。その後2012/03/15に栃木県██市に位置する"株式会社██工業"の工場でSCP-1701-JP21体2が工場の改造を行っていた所を別オブジェクトの捜査のため同工場を訪れていた財団機動部隊に発見され異常性の特定に至りました。

補遺2-現在までに発見されたSCP-1701-JP一覧:

以下のテンプレートに沿って記録されます。

SCP-1701-JP-[発見順に番号を振る]
SCP-1701-JP-A: [SCP-1701-JP-Aの概要]
説明: [発見されたSCP-1701-JPの特徴]
付記: [特記事項等]

SCP-1701-JP-1
SCP-1701-JP-A: アパレルブランド"█&█"の製造工場。
説明: ソケット部分が綿、羊毛、人工革等の混合物で構成されている豆電球。
付記: 初期収容時に発見された個体の1つ。

SCP-1701-JP-5
SCP-1701-JP-A: 菓子メーカー"██製菓"の製造工場。
説明: 白熱電球の形状をしたチョコレート菓子。成分は一般的なチョコレートと同一だが電気伝導性が高く通常の電球と同様に点灯可能3。耐久性が非常に低く、大抵の場合包装フィルムを破壊しようとして自壊するか異常性の発現する前に摂食され破壊される。
付記: 当該個体は「電球チョコ」として一般人にも幅広く認知されており、1986年から製造が開始されていたことが判明している。

SCP-1701-JP-11
SCP-1701-JP-A: 文房具の製造工場。主にボールペンの製造を行っていた。
説明: 一般的なボールペンの形状をしており、上部のノック棒はガラス製で内部にはフィラメントが見える。ノック棒をノックすると未知の原理で電流が流れフィラメントが点灯する。
付記: 発見された中で初めての照明器具以外の形状をした個体。今後も様々な形のSCP-1701-JP個体が発見されることが予想される。

SCP-1701-JP-30
SCP-1701-JP-A: 要注意団体"東弊重工"の工場。財団の発見時には既に放棄されていた。
説明: "東弊ジャズバー(生産中止)"と油性マジックペンで書かれた2mx0.8m寸法のウォールナット材製の扉。扉の淵はネオンサインの装飾が施されている。どちらかの方向からもう片側へ足を踏み出すと1980年代のディスコを模した異空間へと転移する。その他の異常性は不明。内部では多数のSCP-1701-JPが活動している。
付記: 内部のSCP-1701-JPには形に応じてそれぞれ割り当てられた役回りがあるように思われる。例として、スポットライトのダンサーや、ミラーボールのDJなど。

SCP-1701-JP-32
SCP-1701-JP-A: 乳酸菌飲料"████"の製造工場。
説明: 乳酸菌飲料"████"に新たに添加された未知の微生物。概ね電球の形をしており、90%以上が鉄、銅等の合金で構成されている。1本当たり平均█████体が添加されていた。
付記: "████"摂取者が原因不明の腹痛と出血を訴えた事案が数件確認され、その全てが工場作業員だった事から発見に至った。

補遺3-インシデント記録2015/12/██: 科学工場に偽装されていたサイト-81██において、SCP-1701-JPの活動及びサイト-81██のSCP-1701-JP-Aへの改造が確認されました。これはインタビューの為同サイトを訪れていた貝原 ██氏がSCP-1701-JPと思われる実体についての発言をした後に恐慌状態に陥った事から推測された物であり、財団はSCP-1701-JPの異常性によりこれを認知しておらず、現在も出来ていません。サイト-81██は勤務する職員全員を退避、それぞれ別サイトへ再配置した後にクラス-O隔離プロトコルを実施し、現在民間の警備会社と連携して監視を行っています。サイト-81██は化学工場として偽装、一般に認知されていますが、いかなる物品も製造していなかった点は特筆に値します。

<再生開始>

貝原氏: いやあ、いきなり変な人達に連れてこられたと思ったらこんな工場に来るとは。凄い場所ですなぁ。

黒石博士: そうでしょう。ここでは新しい物資の研究をしているんですよ。

貝原氏: 私もあなた方の商品はよく使わさせて頂いていますよ。[判別不能]とか。

黒石博士: え?

貝原氏: ですから、[判別不能]ですよ。CMでもやってるじゃ無いですか。"SCP財団のKクラ[判別不能]~♪"って。

黒石博士: [小声で]財団ではCMどころか物を売ってすらいない筈だが…。

貝原氏: ほら!あれですよあれ!なんだ、ここで作っていたんですね…。

[直後、貝原氏は床に置かれたデスクライト4を指差しパニック状態に陥る。異変に気付いた黒石博士が他の職員を呼ぶ姿が見える。]

<再生終了>


サイト-81██から生産されたSCP-1701-JPとその行方についてタイプⅡ情報漏洩の可能性があるとして捜査が続けられていますが、現在までに特定には至っていません。
ページリビジョン: 5, 最終更新日時: 02 Feb 2019 14:46
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